中級者や上級者の人を見ていると、チョークバックからブラシを取り出している人がいますよね。
今回はそのブラシについてみていきたいと思います。
ボルダリングをはじめてから揃えるアイテムは基本的には『クライミングシューズ』のみで大丈夫です。
その後に買うものは『チョーク』と『チョークバッグ』のセットではないでしょうか。
この2つを揃えた人が次に揃えるものといえば『ブラシ』
『クライミングブラシ』や『ボルダリングブラシ』と言われることがあります。
今回の記事では、ブラシはどんな時に何故使うのかを紹介していきます。
もくじ
ブラシは何に使うの?
ブラシは、ホールドに詰まっているチョークやクライミングシューズのソールによって埋められているところを取り除くために使います。
いきなり、ブラシを何に使うのかの答えを書きました。
では、なぜブラッシングをしてチョークやソールによる汚れを取り除くのでしょうか?
ホールドの表面には凹凸があります。
この凹凸が摩擦を生みだしてホールドを保持することができるのです。
ホールドの表面はデコボコしているものですが、多くの人がホールドを使っていると、チョークやクライミングシューズのソール、人の皮脂が溝に詰まってしまい凹凸がなくなってしまうのです。
何故ブラッシングをするのか想像がつきましたか?
そうなんです。
ホールドにチョークなどがつくことで凹凸がなくなってしまい摩擦が効かなくなってしまいます。
そうなってしまったホールドをブラシでブラッシングすることにより、摩擦を復活させることができます。
滑りやすいホールドがあるなと感じたら、ブラシで磨いてみると違いがわかると思うので一度試してみてくださいね。
ブラッシングすると良いホールドは、チョークで白くなっていたり、シューズのソールで黒くなっているホールドです!
触ってみたらわかるのですが、触る前に見分けるにはこのように判断するといいですよ。
ブラッシングをする時のポイント
ブラッシングは、基本的にホールドを磨くだけで難しいことではありません。
ただ、ブラッシングをする際に注意するべきポイントがあります。
簡単なことですので、すぐに覚えてくださいね。
それは、力強くこすりすぎないこと
力を入れ過ぎてホールドをこすってしまうと、チョークなどを落とすだけではなくホールドの凹凸部分にまで傷をつけてしまいます。
そんなに力を入れなくても、やさしく磨けばチョークやソールはある程度落ちてくれます。
力を入れて磨いていると疲れてしまうのでいいことなしですよ。
手首や腕を鍛えるのにはいいかもしれないですが・・・・
磨いてもすべるホールド
ブラッシングをしてチョークやソールの汚れを落としてもすべってしまうホールドがあります。
そのような時は、手汗である場合が多いです。
このようなホールドは逆にチョークをふりかけてみてください。
チョークが手汗を吸い込んでくれますよ。
いろいろなブラシ紹介
クライミング用のブラシを何点か紹介したいと思います。
クライミング用のブラシは、動物の毛を使っていてやわらかいものからかたいものまでさまざまあります。
ここでは、各ブランドから出ているボルダリングに使えるブラシを5点紹介します。
evolv(イボルブ)
MOON(ムーン)
SoiLL(ソイル)
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
MADROCK(マッドロック)
まとめ
今回は、ボルダリングで使うブラシについて紹介しました。
ブラシは何のために使うのか?、ブラッシングをする時のポイントはわかりましたか?
ブラッシングは難しくないので、クライミングシューズとチョークやチョークバッグを手に入れた後に揃えてみましょう。
ブラシを持っていると中上級者ぽくなりますよ!!