
アディダスの名前が入っていることからも聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、アディダスファイブテンのブランドについて、ラバーと最後に代表的なシューズを駆け足で紹介していきます。
クライミングのシューズには、多くのブランドがあり何がいいのかわからないですよね。
シューズのデザインが気に入っても自分の足には合わないなんてこともあります。
たくさんのシューズを履いてみて自分にあったものを見つけてみてください。
そのためにも、シューズにはどのようなモデルがあるのかを簡単に紹介していきますね。
もくじ
アディダスファイブテンとは?
クライミングシューズやアプローチシューズを中心に製造しているアウトドアブランドです。
『FIVE TEN』というブランドが、1985年にヨセミテなどでルート開拓をしていたチャールズコール氏によって設立しました。
その同年に世界最強と言われているオリジナルラバー『ステルス』が開発されました。
ステルスはグリップ力とフリクション性を誇り世界中から愛され続けていて、今でもクライミング業界で活躍しています。
この『FIVE TEN』というブランドは、2019年4月に世界で活躍するアウトドアブランドadidasと統合し『adidasFiveTen』として新たなブランドとなりました。
ステルスラバーとは
Fivetenが自社で生み出したオリジナルラバーです。
世界市場に存在するどのクライミング用ラバーより摩擦があり、岩壁に吸い付くラバーです。
ステルスラバーの種類
ステルスラバーの中にも複数の種類が存在します。
よく目にするラバーは「C4」ですが、他のものも簡単に紹介していきます。
C4(シーフォー)
バランスのとれたフリクションと剛性がありフットワークを的確にコントロールできる定番のラバーです。
体重を乗せることでフリクション性能が増します。
Hf(ハイフリクション)
傾斜がきつい時に低荷重でも極小な結晶などに対してフリクションを発揮する高性能ラバーです。
ステルスラバーの中では一番硬いですが、しっかり踏むと粘りもあり信用できるラバーです。
Mi6(エムアイシックス)
水流などで磨かれた岩で、特にフリクションを発揮します。
かなり柔らかいラバーなので、極小ホールドを踏むと足裏感覚がありすぎて不向きです。
adidasFiveTenの代表的なシューズ
adidasFiveTenの簡単な説明を見てきましたので、ここからはアディダスファイブテンの代表的なシューズを紹介します。
Five Tenの時代から「ハイアングル」が人気ですね!
ハイアングルが足に合うのであれば、一度試してみる価値があるシューズです。
ハイアングル
正確なフットワークでジムから外岩までオールマイティに使えるシューズ。
ヒールラバーの範囲を広げて、ヒールフック性能を高めています。
快適な感触のマイクロファイバーアッパーが、どんなルートでもしっかり足を支えながらフィットします。
ソール:C4
アレオン
クライミング界のレジェンド『フレッド・ニコル』氏の意見を取り入れてデザインされています。
ボルダリングやスポーツクライミングのルートに適した中硬度のモデル。
エッジングの正確さとコントロールを高めつつ、つま先をやや下向きにしたフォルムを採用しています。
足を包み込むアッパーが、難しいホールドに必要な研ぎ澄まされた足裏感覚を促します。
ソール:C4
アシム
履き心地重視の上級者にも機能を求めるビギナーにも様々なスポーツクライミングのルートにも対応する万能シューズです。
足にフィットする左右非対称の面ファスナー式クロージャー仕様になっているこのモデルは、快適さを高めた裏地のないレザーアッパーを使用しています。
少し下向きのダウントゥとなっており、ミッドソール少し硬めで、テクニカルな動きを使いやすい作りになっています。
ソール:C4
クロー
ボルダリングやスポーツクライミング向きのクライミングシューズです。
ダウントゥと少し硬めのミッドソールを備えつけ、テクニックを要する課題で活躍してくれます。
ソール:Hf
まとめ
アディダスファイブテンのシューズについて駆け足で紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
このブランドで、一度履いてみたいシューズはやはり「ハイアングル」です。
自分の足に合うようであれば一度履いてみてください。
なれるまでは少し痛いかもしれませんが良いシューズなのは間違いありません。