クライミングシューズブランド『LA SPORTIVA(スポルティバ)』紹介

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いきなりですが、クライミングを始めたばかりの時に有名なシューズブランドを履いてみたいって思ったことはありませんか?
ですが、最初の頃はブランドにもあまり馴染みがなく、有名なブランドもわからないですよね・・・
そこで、今回はクライミングシューズを取り扱う代表的なブランドの中から『LA SPORTIVA』を紹介していきます。
クライミングを続けている人も決まったブランドを履き続けて、違うシューズを履いてみようと思ったことがないかもしれません。
少しでも興味があれば最後まで読んでいってみてください。
もくじ
LA SPORTIVAとは?
まずは、LA SPORTIVA(スポルティバ)のブランドについて簡単にみていきましょう。
北イタリアにあるドロミテ山麓のヴァル・ディ・フィエンメで開業し、自然に囲まれた場所で山靴の開発・製造を長年続けています。
このすばらしい自然の環境にいると、自然を守っていく責任があることを強く感じていてこのような地理的背景もあり、常に自然環境を大切にすることを常に考えているブランドです。
そして創業時からの商品は常に進化・発展させ、山々を愛する人たちが使うものすべてを提供しようという方針を掲げ、総合的なアウトドアブランドとしてあり続けいます。
かなり簡単にブランドについて紹介しましたが、イメージできませいたでしょうか。
それでは、ここから代表的なシューズを5種類紹介していきます。
LA SPORTIVAの代表的なシューズ
LA SPORTIVA(スポルティバ)のクライミングシューズは種類も多く人気があります。
今回は、その中から5種類の代表的なクライミングシューズについて特徴などを紹介します。
SKWAMA(スクワマ)
スポルティバのクライミングシューズの中では特に人気なシューズのひとつで女性用も開発されています。
高度な技術を持つクライマーは、ホールドを足で掴むように登りますが、このソールに入った三角のスリットはつま先の自由度を大幅に高めホールドをキャッチしやすい構造になっています。
そして、柔軟性の高さからスメアリングにも適しています。
ハリボテや壁にベタっと足を置いても滑りにくく、様々なフットワークに対応しています。
踵部には「Sヒール」を搭載していて、インサイドのブリッジがヒールフック時に横方向への逃げを抑えて確実にホールドをとらえるハイパフォーマンスモデルです。
アッパー:スエードレザー + マイクロファイバー
ソール:ビブラムXS グリップ2 3.5mm
剛性:柔らかめ
足裏感覚:◎
SOLUTION(ソリューション)
こちらも人気シューズのひとつで、シリーズ化されています。
現代のクライミングに合わせて進化したクライミングシューズ
最近のクライミングでは、スメアリング性能が問われることが増えてきました。
そこでソリューションは、グリップ力を強化しています。
シューズ全体をソフトにすることで、スメアリングとエッジングのバランスを重視し、クライミングのあらゆる場面に対応するモデルとして進化しました。
トゥのかかりをよくするためにトゥラバーのデザインとゴム質にもこだわっています。
アッパー:スエードレザー + マイクロファイバー
ソール:ビブラムXSグリップ2 3.5mm
剛性:柔らかめ
足裏感覚:◎
MIURA(ミウラ)
外岩クライミングに行く人が良く履いている信頼度が高いシューズになります。
フィット感· グリップ性能・足裏感覚· 正確なエッジング性能を高次元で再現していて初級者から上級者まで履けるオールラウンドモデルです。
足型を選ばずに履けば履くだけ足に馴染んでいきます。
小さなホールドやヒールフックに最適です。
アッパー:スエードレザー
ソール:ビブラムXSエッジ 4mm
剛性:やや硬め
足裏感覚:○
TARANTULA (タランチュラ)
初心者(ビギナー)向けのエントリーシューズになります。
足入れのよさやフラットタイプでクセのない履き心地、そして高い耐久性で初心者にとっては履きやすいシューズです。
はじめてのクライミングシューズの購入を考えている人は候補に入ると思います。
特徴的なアッパーのベルクロデザインは、見た目だけでなくサポート面も向上させてくれます。
ソールに使用されている「FriXion RS」は耐久性が高く頻繁に使用していても長持ちしてくれます。
アッパー:スエードレザー
ソール:FriXion Black 4mm
剛性:硬め
足裏感覚:△
GRIPIT (グリピット)
最後は、スポルティバの子供向けシューズ!
3歳から7歳くらいまでのキッズクライマーを想定したキッズ用シューズです。
つま先部分が幅広にデザインされ、足が大きくなるのに合わせてサイズを調節できるので、成長する子供の足にとって最適です。
ソールはNO-EDGEテクノロジーを採用していて非常に柔らかいです。
足裏感覚に優れ、クライミング技術の成長をサポートしてくれます。
アッパー:スエードレザー
ソール:Frixon RS
スポルティバのシューズは「足型」で系統が分かれる
モデル名を先に覚えても、選ぶときにはあまり役に立ちません。スポルティバのシューズを見るときは、どのラスト(木型)で作られているかを先に見てください。
同じブランドでも、幅の広いモデルと狭いモデルが混在しています。ここが合っていないと、サイズを上げ下げしても解決しません。
幅が合わないときに起きること
- 幅が狭すぎる … 小指の付け根が当たって痛い。サイズを上げるとかかとが浮く
- 幅が広すぎる … 足が中で横に動く。つま先に力が伝わらない
- 甲が低すぎる … 足の甲が押されて、時間が経つとしびれる
どれも「サイズが合っていない」と誤解されがちですが、原因は形です。サイズを変えても直りません。別のラストのモデルを試してください。
どのモデルから入るか
上で紹介した代表モデルを、選ぶ順番の観点から整理し直します。
1足目なら、フラットに近いもの
タランチュラのような入門向けのモデルは、つま先の反りが少なく、長い時間履いていられるように作られています。まだ足が慣れていない段階では、痛くて脱いでしまうシューズはどんなに高性能でも意味がありません。
1足目で大事なのは性能ではなく、1回のセッションを通して履いていられることです。
2足目で、傾斜に合わせて選ぶ
強傾斜の課題を打つ時間が増えてきたら、つま先が下向きに曲がった(ダウントゥ)モデルが効いてきます。ソリューションやスクワマがこの系統です。
逆に、スラブや垂壁で細かい足に立つ場面が多いなら、ミウラのようにエッジが立っているモデルのほうが向きます。ジムの課題傾向に合わせて選ぶのがいちばん外れません。
「上位モデル=上手くなる」ではない
コンペで使われているモデルは、そのぶん足への負担も大きく作られています。まだ足の力ができていない段階で上位モデルを履くと、痛みで登る時間が減ります。
結果として、入門モデルを長く履いた人のほうが上達が早い、ということは普通に起こります。
サイズ選びで気をつけること
普段の靴のサイズは当てになりません
クライミングシューズは素足かごく薄い靴下で履き、足の指を軽く曲げた状態で収めます。スニーカーのサイズから1〜2cm下げることも珍しくありませんが、下げ幅はモデルによって違います。
「スポルティバは○cm下げる」といった一律の目安は、あてになりません。ラストが違えば同じブランドでも変わります。
素材による伸びの差
革(レザー)を使ったモデルは履いているうちに伸びます。合成皮革はほとんど伸びません。革のモデルはややきつめ、合成皮革は最初からちょうどよく、というのが基本の考え方です。
どちらの素材かは商品ページに書いてあります。通販で買う場合はここを必ず見てください。
午後に試すほうがよい理由
足は1日の中でむくみます。朝に合わせたシューズが、夕方には入らないということが起きます。試し履きは午後、できれば少し歩いたあとにしてください。
よくある質問
Q. 痛いのが正解だと聞きましたが本当ですか
違います。指が軽く曲がって圧迫感がある状態と、特定の1点が痛い状態は別です。後者は形が合っていません。爪が変形するほどのサイズは、性能面でも意味がありません。
Q. 名古屋で試し履きできますか
ボルダリングジムの物販、アウトドア専門店、メーカーの試し履き会という選択肢があります。カラフルロックでも店内で物販を行っていますので、相談していただければお答えします。
Q. 通販で買っても大丈夫ですか
2足目以降なら問題ありません。同じモデルの同じサイズを買い直す場合はいちばん合理的です。1足目は、できれば実物を履いてから決めてください。
モデルの世代交代とどう付き合うか
クライミングシューズは定期的にモデルチェンジがあります。同じ名前でも、世代が変わると形やソールの仕様が変わっていることがあります。
「前と同じものを」が通じないことがある
履き慣れたモデルを買い直したら、感触が違った——というのはよくある話です。ラストの見直しやソールの変更が入っていると、同じ名前でも別物になります。
対策は単純で、買い直すときも商品ページの仕様を読むことです。ソールの銘柄と厚み、素材が前と同じかを見れば、たいていの変化は事前に分かります。
旧モデルが安く出ることがある
新モデルが出ると、旧モデルが値下がりします。履き慣れた旧モデルが合っている人にとっては買い時です。サイズが残っているうちに複数買っておく人もいます。
ただし在庫処分のタイミングでは、サイズやカラーが限られます。「安いから」で普段と違うサイズを買うと、結局履かなくなります。
シューズを長く使うために
脱いだら中の湿気を抜く
クライミングシューズは素足で履くことが多く、脱いだ直後は中が湿っています。そのままバッグに入れて放置するのが、いちばん傷めます。
帰ったらバッグから出して、風の通るところに置いてください。これだけで匂いも接着剤の劣化もかなり変わります。
直射日光と高温を避ける
ソールのゴムと接着剤は熱に弱い部分です。夏の車内に置きっぱなしにする、直射日光に当てて乾かす、といった扱いは避けてください。ソールが剥がれる原因の多くはここです。
つま先を見る習慣をつける
張り替えは穴が開く前に出すのが鉄則です。ラバーが薄くなって下地が透けてきたら出しどきで、穴が開いてしまうとつま先を包むランドまで削れ、修理範囲が広がって料金も上がります。
脱ぐたびにつま先を見る習慣をつけておけば、見落としません。
減り方で登り方が分かる
つま先の減り方には癖が出ます。足を置いてから体重をかけるという順番が守れている人のシューズは、比較的きれいに減ります。
逆に、足が滑ってからかけ直す動きを繰り返していると、ラバーは削れる一方です。シューズの減り方は、そのまま登り方の記録でもあります。左右で減り方が極端に違う場合は、体の使い方が偏っているサインです。
名古屋でスポルティバを試すには
ジムの物販
いちばん手軽な方法です。ジムに置いてあるものはスタッフが選んでいるので、極端な外れが少なくなります。その場で履いて、実際に壁で数手動いてみられるのが最大の利点です。
カラフルロックでも店内で物販を行っています。数は多くありませんが、サイズの相談も含めて声をかけてください。
アウトドア専門店
名古屋駅周辺や栄には、クライミング用品を扱う専門店があります。複数ブランドを横に並べて比べたいときはこちらが向きます。
ただし取扱ブランドとサイズの在庫は店舗によって差があるので、目当てのモデルがあるなら事前に問い合わせてから行くほうが確実です。
メーカーの試し履き会
不定期ですが、メーカーが試し履き会を開くことがあります。同じブランドの複数モデルを一度に履けるので、ラストの違いを体で確かめるにはいちばんの機会です。
開催情報はメーカーやジムの告知で流れます。初めてマイシューズを買う人は、こうした機会に合わせるのも手です。
まず体験してからで十分
これから始める方は、シューズを買ってから来る必要はありません。カラフルロックの初回体験ではレンタルシューズを用意しています。
何度か通って、続けられそうだと分かってから選んでも遅くありません。足の形の好みも、何回か登ってみないと自分では分からない部分があります。
Q. 靴下は履きますか
素足で履く人が多数派ですが、決まりではありません。薄い靴下を履く人もいます。かかとの擦れが気になる場合や、匂いが気になる場合は履いて構いません。
ただしサイズ選びは靴下の有無を決めてからにしてください。あとから靴下を追加すると、それだけできつくなります。試し履きのときも、実際に履く状態で合わせてください。
Q. かかとが浮きます。サイズが大きいのでしょうか
サイズだけの問題とは限りません。かかとの形(ヒールカップ)が足に合っていない場合、サイズを下げても浮きます。むしろ小さくすると、つま先が痛いのにかかとは浮いたまま、という最悪の状態になります。
ヒールカップの深さと形はモデルごとに違うので、別のモデルを試すのが解決策です。ヒールフックを多用する課題では、ここが合っているかどうかで大きく変わります。
Q. 何足も持つ必要はありますか
ありません。1足で困っていないなら、1足で十分です。複数持つ人は、傾斜や岩質で使い分けているか、張り替えに出している間の予備として持っています。
2足目を考えるのは、いまのシューズで「登れない理由」がはっきり道具側にあると分かってからで構いません。足が滑る、小さいホールドに乗れない、という感覚が続くようであれば検討する価値があります。
逆に「上手い人が履いているから」という理由で増やしても、登れる課題は増えません。
Q. 女性向け・男性向けの違いはありますか
モデルによってはウィメンズ(女性向け)のラストが用意されていることがあります。一般に幅がやや狭く、甲が低めに作られています。
ただし性別で選ぶものではありません。足が細めの男性にウィメンズが合うことも、幅の広い女性にメンズが合うこともあります。表記ではなく、自分の足の形で選んでください。
まとめ
かけあしでしたが、スポルティバのクライミングシューズについて紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
気に入ったシューズやきになったシューズは見つかりましたか?
他のブランドのクライミングシューズもいろいろと試して自分にあったクライミングシューズを探してみてください。
いろいろなブランドのシューズを何足も履いてみると、しっくりくるシューズが見るかると思います。
人気なブランドだからって無理してはくよりも、自分にあったシューズを履いたほうがパフォーマンスも上がると思いますよ。
シューズ探しもクライミングの楽しみのひとつとして楽しんでみてください。