古賀志山の南登山道は落石で一部代替ルートに|宇都宮市森林公園からの北コースと12月の日没16時台

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

古賀志山(こがしやま)は、栃木県宇都宮市の西にある低山です。宇都宮市の観光公式サイト「宇都宮観光ナビ」では標高583mとされ、ふもとの宇都宮市森林公園から歩き出せます。JR宇都宮駅から路線バスで近づけるので、県外から日帰りで訪れる人も少なくありません。

まず、いまの状態から書きます。宇都宮観光ナビの古賀志山のページには、南登山道について「落石のため、一部代替ルートが整備されました」という2026年1月付の掲載があります(2026年10月11日確認)。一方で、全面通行止めや全線開通をうたう現行の告知は見当たりません。告知が出ていないことは、すべての登山道が通れる根拠にはなりません。出発前に観光ナビと市の最新情報を見て、現地の案内表示に従ってください。

宇都宮市のクマ情報は、2026年10月7日更新の掲載が10月6日の横山町地内の目撃で、その後の痕跡確認ではクマの痕跡・個体とも確認されていません。古賀志山への入山禁止の記載は、そのページには見当たりません(2026年10月11日確認)。森林公園は2024年4月1日から再整備期間中で、ハイキングでの来訪はできますが、工事車両への注意が呼びかけられています。

公式が出している数字は、地点と地点の間のおよその所要時間と、確認先が中心です。駐車場の閉まる時刻やトイレの位置など、公式に載っていない項目も多い山です。だからこそ、どこを見て何を決めるかを先に整理しておくと、当日の迷いが減ります。

  • 古賀志山は宇都宮市の観光案内で583m。確かめる先は観光ナビ・市の森林公園利用案内・市のクマ情報の3か所
  • 南登山道は落石で一部が代替ルートに切り替わっている(2026年1月の掲載)。全ルートの現況を一覧にした市の案内は見当たらない
  • 北コース入口から山頂までは、市観光ページの区間値を合計すると約70分(休憩・個人差を含まない合計値)
  • 森林公園の駐車場は観光案内に「約400台・無料」とあるが、市の利用案内には台数・料金・閉まる時刻の記載がない
  • ジャパンカップ開催中は森林公園の駐車場が使えないと市が案内している
  • 栃木県の登山計画書は県の電子申請で入山前に送れる
  • 宇都宮の最低気温の平年値は1月・2月が氷点下、12月の日没は16時25分〜16時34分(国立天文台)。ここから引き返し時刻を決める

古賀志山はどこにある山か|市の観光案内で583m、出かける前に見る3か所

古賀志山は、栃木県宇都宮市の市街地から西へ離れた位置にある山です。宇都宮観光ナビ(宇都宮市の観光公式サイト)の古賀志山のページでは、標高は583mと案内されています(2026年10月11日確認)。山のふもとには宇都宮市森林公園が広がり、登山の起点もこの公園の周辺に集まっています。

標高について一つ補足します。583mという数字は観光案内の表記で、国土地理院の「日本の主な山岳標高」の一覧では、古賀志山の個別の掲載を確かめられません。山頂の標高をもっと細かく知りたい人は、国土地理院の地図(地理院地図)で山頂付近を表示すると確かめられます。登山の計画に使う分には、583mの低山だと理解しておけば足ります。

ネットの地図アプリや登山記録サービスでは、山頂の標高が582m・582.8m・583mと少しずつ違う数字で載っていることがあります。計画の数字は、出典のはっきりした宇都宮市の観光案内の583mにそろえると混乱しません。

出かける前に開いておきたい公式のページは、次の3か所です。どれも宇都宮市または市の観光公式が出しているもので、内容が更新されると古賀志山の歩き方に直接響きます。

確認先 載っていること そこで決めること
宇都宮観光ナビ「古賀志山」 北コースの地点間の所要時間、南登山道の代替ルートの告知、駐車場・バスの案内 どの登山道を使うか、何時に歩き出すか
宇都宮市「森林公園の利用案内」 2024年4月からの再整備、休止中の施設、ジャパンカップ開催中の駐車場 車で行ってよい日か、公園内で何に気をつけるか
宇都宮市「クマ情報」 市内の目撃情報と、その後の痕跡確認の結果 出没が近い場所か、行き先や日を変えるか

この3か所は役割がはっきり分かれています。観光ナビは「山の歩き方」、森林公園の利用案内は「ふもとの公園の使い方」、クマ情報は「その日の安全」です。どれか1つだけを見て出かけると、たとえば登山道の状況は分かっても、駐車場が使えない日だと気づかない、ということが起こります。

編集部の見立て:古賀志山は「近いから気軽に」と思われやすい山です。けれど、登山道・公園・クマの情報が別々のページに分かれていて、1ページで完結しません。出かける前の5分で3つのページを開く習慣が、この山ではいちばん効く備えだと考えています。

南登山道は落石で一部が代替ルートに|通れるかどうかの確かめ方

宇都宮観光ナビの古賀志山のページには、南登山道について「落石のため、一部代替ルートが整備されました」という掲載があります。掲載は2026年1月付です(2026年10月11日確認)。代替ルートという言葉どおり、南登山道のうち落石があった区間は、元の道ではなく迂回する道を歩くことになります。

ここで注意したいのは、告知の範囲です。この掲載が言っているのは「南登山道の一部に代替ルートができた」ということで、南登山道全体が通行止めになったわけではありません。同時に、ほかの登山道がすべて問題なく通れると市が案内しているわけでもありません。登山道ごとの現況を一覧で示した市の案内は、2026年10月11日時点では見当たりません。

「通行止めの告知が出ていない=全部の道が通れる」とは読まないでください。落石や倒木は、告知が出る前から起きています。現地に「迂回」「通行注意」などの表示があれば、ネットの情報より現地の表示を優先してください。代替ルートの入口が分かりにくいときは、無理に元の道へ入らず、来た道を戻る判断がいちばん安全です。

出発前に通れるかどうかを確かめる手順は、次のとおりです。家を出る前と、登山口に着いたときの2回に分けて考えると漏れが減ります。

  1. 前日か当日の朝に、宇都宮観光ナビの古賀志山のページを開き、南登山道の告知の文面と掲載日が変わっていないかを見る
  2. 同じタイミングで宇都宮市のホームページのお知らせを見て、森林公園や登山道に関する新しい掲載がないかを確かめる
  3. 登山口に着いたら、案内板や張り紙で通行止め・迂回・工事の表示がないかを読む。表示があれば、その指示に従ってルートを決め直す

南登山道を使う予定だった人は、代替ルートの区間で時間が延びる可能性を見込んでおきます。代替ルートの距離や所要時間は、市観光ページに数字が載っていません。元の道より長いか短いかを断定できない以上、計画には余裕を持たせるのが筋です。南登山道を使わず、所要時間の目安が公表されている北コースを往復する計画にすると、時間の見通しが立てやすくなります。

落石は、雨のあとや凍結と融解をくり返す冬から春先に起きやすいとされます。南登山道の代替ルートの告知が1月付で出ていることも、季節の変わり目に道の状態が変わりやすいことを思い出させます。冬から春に歩く人は、とくに出発直前の確認を欠かさないでください。

編集部の見立て:告知は「何が起きたか」を伝えるもので、「どこまで安全か」を保証するものではありません。代替ルートの告知があるという事実は、むしろ「この山の道は動く」というサインとして受け止めたほうがよいと考えています。迷ったら公表値のある北コースを選ぶのが、判断として無理がありません。

北コース入口から山頂まで区間値の合計は約70分|市観光ページの地点と所要時間

宇都宮観光ナビの古賀志山のページは、北コースの地点として、北コース入口・水場・富士見峠・東陵見晴台・古賀志山山頂・古賀志林道分岐を挙げています。それぞれの地点の間には、およその所要時間が書かれています(2026年10月11日確認)。ページには南登山道コースの記載もあります。

見晴台の名前は、市観光ページでは「東陵見晴台」と書かれています。登山記録サービスや個人の記録では「東稜」と書かれることもありますが、地図や案内板と照らし合わせるときは、公式の表記の「東陵見晴台」で覚えておくと探しやすくなります。

古賀志山の数字。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。北コース入口→水場=約10分/水場→富士見峠=約30分/峠→東陵見晴台=約15分/見晴台→山頂=約15分/山頂→林道分岐=約40分。図の下部に「宇都宮市などの公表値(2026年10月11日確認)」と注記。
古賀志山の数字。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。北コース入口→水場=約10分/水場→富士見峠=約30分/峠→東陵見晴台=約15分/見晴台→山頂=約15分/山頂→林道分岐=約40分。図の下部に「宇都宮市などの公表値(2026年10月11日確認)」と注記。
区間 市観光ページの所要時間 入口からの累計(合計値)
北コース入口→水場 約10分 約10分
水場→富士見峠 約30分 約40分
富士見峠→東陵見晴台 約15分 約55分
東陵見晴台→古賀志山山頂 約15分 約70分
古賀志山山頂→古賀志林道分岐 約40分 約110分

累計の列は、市観光ページの区間値を足し合わせた数字です。市が「入口から山頂まで約70分」と総計を出しているわけではありません。また、区間の値には休憩が含まれず、歩く人の体力や混み具合でも変わります。約70分は「休まずに歩いた場合の目安の合計」として扱い、計画では休憩と余裕を上乗せします。

時間割の組み方:北コース入口から山頂まで、区間値の合計は約70分です。ここに、区間ごとの小休止と山頂での休憩を足します。休憩の長さは人によって違うので、自分のふだんの休憩時間を書き足してください。下りの所要時間は市観光ページに載っていないため、同じ道を戻るなら登りと同じくらいの時間を見込んでおくと、日没に追われにくくなります。

富士見峠の手前、水場から富士見峠までの約30分は、北コースの区間でいちばん長い登りです。ここでペースが落ちるなら、その先の見晴台と山頂でも同じ割合で時間が延びると考えておきます。逆に、ここを予定どおりに歩けていれば、残りの30分も大きくずれにくいはずです。富士見峠を時間の「関所」にして、到着した時刻を確かめる癖をつけてください。

編集部の見立て:公式の数字が区間ごとに分かれているのは、むしろありがたいことです。総計だけだと遅れに気づくのが山頂になりますが、区間値があれば富士見峠の時点で「今日は予定より遅い」と分かります。この山では区間値を腕時計と照らすだけで、判断の質がかなり上がると考えています。

北コースは樹林と岩混じりの登りが続く道で、秋から冬は落ち葉が積もって足元が見えにくくなります。登りより下りで足を取られやすいので、靴底のグリップと足首まわりの支えがある靴が向きます。たとえばガルモントの「Dragontail TECH GTX(002472)」は、ゴアテックスを使った防水のトレッキングシューズで、岩混じりの低山を落ち葉の季節に歩く人や、運動靴から登山靴へ移りたい人に合います。靴選びの考え方そのものは、トレッキングシューズのワイズ・寿命・カットの見方にまとめています。

岩場のあるルートと一般の登山道を分けて考える|初めての人は北コースの往復から

古賀志山には、一般の登山道のほかに、岩場や鎖場のあるルートがあることが知られています。ただし、宇都宮市の森林公園の利用案内と、宇都宮観光ナビの古賀志山のページには、岩場や鎖場についての注意書きが見当たりません(2026年10月11日確認)。公式の注意が無いことは、安全だという意味ではありません。

岩場や鎖場のあるルートは、一般の登山道とは性格がまったく違います。落石・滑落のおそれがあり、手を使って体を持ち上げる場面も出てきます。地図や登山記録サービスで道が描かれていても、そこが一般の登山者向けに整備された道とは限りません。迷ったら一般の登山道を選んでください。

自分がどちらを歩くべきかは、次のチェックで判断できます。1つでも「いいえ」があれば、その日は岩場を避けて一般の登山道を歩くのが無難です。

  • 手を使って登り下りする岩場を、ほかの山で何度か通過したことがあるか
  • 足元が見えない位置に足を下ろすとき、手順で落ち着いて対処できるか
  • 同行者に、岩場での声かけや足の置き場の指示ができる経験者がいるか
  • 落ち葉や濡れた岩で靴底が滑るとき、どう体重を残すかを分かっているか
  • 途中で怖くなったとき、引き返す道と時刻をあらかじめ決めてあるか

初めて古賀志山を歩く人には、市観光ページに所要時間が載っている北コースを、山頂まで登って同じ道を戻る計画を勧めます。区間値があるので遅れに気づきやすく、戻る道もすでに歩いた道です。山頂から古賀志林道分岐へ抜ける約40分の区間は、帰りのバスや車の位置とつながるかを地図で確かめてから足すかどうかを決めます。

山の難しさを数字で比べたい人は、各県が出している山のグレーディング表が参考になります。体力度と技術的な難易度を分けて示す考え方なので、「低い山だから簡単」と思い込むのを防げます。見方は山のグレーディング表の読み方と都道府県別の一覧で整理しています。

岩場に入らない日でも、古賀志山の登山道は岩混じりの区間があり、木の根や岩に手をつく場面があります。秋から冬の朝は岩が冷たく、素手だと指先がすぐにかじかみます。手のひらに滑りにくい加工があり、指先が動かしやすい薄手の手袋を1組持っておくと、岩や木をつかむ動作が落ち着きます。冬の手袋をインナー・メイン・オーバーの3層で考える方法は、冬の登山用手袋の気温別の組み合わせ目安にまとめています。

編集部の見立て:古賀志山のような市街地に近い山では、「岩場に行くかどうか」をその場の雰囲気で決めてしまう人が出やすいと考えています。行くかどうかは家でチェックを済ませて決め、現地では決めたとおりに歩く。この順番を守るだけで、無理な判断はかなり減ります。

ファイントラックの「エバーブレストレイルグローブ(FAU0111)」は、ユニセックスの薄手のトレイル用手袋です。岩や木の根に手をつく低山を、晩秋から冬の朝に歩く人で、厚手の手袋だと指先の感覚がつかみにくいと感じる人に向きます。

山頂からの下りと落ち葉の道|古賀志林道分岐まで約40分をどう組み込むか

市観光ページでは、古賀志山山頂から古賀志林道分岐までが約40分とされています(2026年10月11日確認)。北コースを登った人が山頂から別の方向へ下りるとき、この区間が候補になります。ただし、古賀志林道分岐からふもとの駐車場やバス停までの所要時間は、市観光ページに載っていません。

この「載っていない部分」が、計画の落とし穴になります。山頂まで約70分、山頂から林道分岐まで約40分を足すと、合計で約110分です。けれども、そこから先の歩きの時間が分からないので、ゴールの時刻を逆算できません。終わりの見えない区間を含む周回は、日の短い季節には選ばないほうが計画が崩れにくくなります。

下りは登りより短時間で歩けると考えがちですが、落ち葉の積もった斜面では逆のことが起こります。葉の下に石や木の根が隠れていて、踏んだ瞬間に足が流れます。急いで下りるほど転倒しやすくなるので、下りにも登りと同じくらいの時間を見込んでください。

下りで足が流れるのを抑えるには、歩幅を小さくして、足の裏全体で着地するのが基本です。そのうえで、体を支える点を増やす道具としてトレッキングポールがあります。2本のポールで前後左右に支えをつくると、下りで膝にかかる負担が分散し、落ち葉で片足が滑っても体勢を立て直しやすくなります。

ポールは、手を使って登り下りする岩場では邪魔になります。岩場に近づいたらザックにしまい、両手を空けてください。ポールが役に立つのは、落ち葉の積もった斜面や、長い下りが続く区間です。使う区間としまう区間を決めておくと、出し入れで手間取りません。

周回を選ばず、北コースを山頂まで登って同じ道を戻る計画なら、下りの道はすでに歩いた道です。分岐で迷う心配が少なく、どこが滑りやすかったかも頭に入っています。日の短い季節や、初めて古賀志山を歩く日は、往復の計画にして時間の見通しを優先するのが現実的です。

編集部の見立て:周回コースは景色が変わって楽しい反面、後半の所要時間が公式に無いと、時間の帳尻が合わなくなります。古賀志山の公式の区間値は北コースの往復で計画を閉じるのに足りる情報なので、まずはその範囲で組み立てるのが堅実だと考えています。

LEKIの「Makalu Cork Lite」は、コルク素材のグリップを持つトレッキングポールで、長さは90〜125cmの範囲で調整できます。落ち葉の下りで膝の負担を減らしたい人や、下りで体勢を崩しやすいと感じている人に向きます。

森林公園の駐車場とバス|約400台・無料は観光案内の表記、閉まる時刻は問い合わせ

古賀志山に車で向かう人の多くは、ふもとの宇都宮市森林公園の駐車場を使います。宇都宮観光ナビの古賀志山のページには、森林公園の駐車場を利用する形で「約400台(大型バス可)・無料」と書かれています(2026年10月11日確認)。ただし、これは観光サイトの表記です。

宇都宮市の森林公園の利用案内には、駐車場の台数・料金・閉まる時刻の記載が見当たりません(2026年10月11日確認)。夜間に閉まるかどうかも分かりません。下山が遅くなりそうな日は、出発前に宇都宮市森林公園の管理者へ問い合わせてください。車が出せなくなる事態は、日の短い季節ほど現実味を帯びます。

宇都宮市は森林公園の利用案内で、ジャパンカップの開催中は「駐車場のご利用はできません」と案内しています。開催日はその年の大会の発表で変わります。車で行く人は、出かける日が大会の日程に重なっていないかを、大会の公式発表と市の利用案内で確かめてください。駐車場が使えない日に、周辺の道路の路肩へ停めるのはやめてください。

バスで行く場合、宇都宮観光ナビは、JR宇都宮駅から関東自動車の鹿沼営業所行きのバスに乗って約35分、「森林公園」で降りて徒歩約45分という行き方を案内しています(2026年10月11日確認)。バスの時刻は季節や曜日で変わるため、関東自動車の公式サイトの「路線図・停留所」から、乗る日のダイヤを確かめてください。

手段 公式・観光案内の記載 出発前に確かめること
車 森林公園駐車場を利用。約400台・無料(観光ナビの表記)。ジャパンカップ開催中は利用不可(市の案内) 閉まる時刻の有無を森林公園の管理者へ。大会の日程と重なっていないか
バス JR宇都宮駅から関東自動車の鹿沼営業所行きで約35分、「森林公園」下車、徒歩約45分(観光ナビの表記) 乗る日の行きと帰りの時刻。帰りの最終に間に合う下山時刻

バスを使う人は、帰りの時刻から下山の時刻を逆算するのが先です。バス停から歩き出しまで徒歩約45分かかるので、山の中の時間に、行きと帰りで合わせて約90分の歩きが加わります。バスの日は、山の行程より前後の歩きのほうが長いこともあると覚えておくと、時刻の見積もりを誤りにくくなります。

編集部の見立て:駐車場の「約400台・無料」は心強い数字ですが、閉まる時刻が分からないという一点で、遅い下山の日には不安が残ります。車で行くなら、早めに歩き出して日のあるうちに戻る計画にしておけば、閉門の有無に左右されません。分からないことは、行動時間を短くして吸収するのが確実だと考えています。

トイレについても書いておきます。森林公園のトイレの場所や使える時間は、市の利用案内に記載が見当たりません(2026年10月11日確認)。山の中にトイレがあるという公式の案内も見つからないため、登山前に駅や途中の施設で済ませておくと安心です。

晩秋〜冬の古賀志山で滑らない靴と冷えない上着・手元の灯りの選び方

ここまでの話をまとめると、晩秋から冬の古賀志山で道具に求めることは3つです。1つめは、岩混じりの急な登りと、落ち葉に覆われた下りで滑りにくい靴。2つめは、宇都宮の冬の朝の冷え込みに合わせて、休憩中に体を冷やさない中間着と上着。3つめは、16時台に日が沈む季節に、予定がずれても足元を照らせる灯りです。選ぶ基準は「その山で本当に必要か」で、高い山向けの重装備をそろえる必要はありません。

スポンサーリンク


道具 公表されている特徴 向く人
KEEN PYRENEES(ピレニーズ) 耐水・耐滑・クッション・通気をうたうトレッキングシューズ 落ち葉の下りで足を取られたくない人、足当たりの柔らかさを重視する人
ドイター フューチュラプロ 36 容量36Lの登山用バックパック 冬に上着や予備の手袋を足して荷物が増える人
モンベル プラズマ1000 ダウンジャケット(1101493) 1000フィルパワーのダウンを使った防寒着 山頂の休憩で体を冷やしたくない人、荷物を軽くしたい人
ザ・ノース・フェイス Light Heat Jacket ダウンジャケット 登山とふだん着の両方で使い回したい人
モンベル ストームクルーザー ジャケット(#1128733) 山用の雨具(ジャケット) 風よけと雨具を1着で兼ねたい人

表の5つは、靴・荷物・上着・雨具という役割の違う道具です。全部をそろえる必要はなく、自分の手持ちで足りない役割を1つずつ埋めていく考え方が向いています。冬の低山で最初に見直すべきは、上着の厚さより足元のグリップです。転ばなければ、上着で調整できる時間が残るからです。

KEENの「PYRENEES(ピレニーズ)」は、耐水・耐滑・クッション・通気をうたうトレッキングシューズです。落ち葉の積もった下りで靴底の食いつきを重視する人や、硬い登山靴より足当たりの柔らかさを求める人に向きます。

ドイターの「フューチュラプロ 36」は、容量36Lの登山用バックパックです。日帰りの低山でも、冬はダウンや予備の手袋、灯りを足すので荷物がかさみます。夏の小さなザックでは入りきらなくなった人に向きます。

編集部の見立て:日帰りの低山に36Lは大きく見えますが、冬はダウンを丸ごと入れる空きが要ります。上着を脱いだときにザックの外にくくりつけると、枝に引っかけたり落としたりしがちです。中にしまえる容量があるかどうかで、休憩のしやすさが変わると考えています。

モンベルの「プラズマ1000 ダウンジャケット(1101493)」は、1000フィルパワーのダウンを使った防寒着です。山頂で休むときだけ着る使い方で、荷物の重さと体積を抑えたい人に向きます。

ザ・ノース・フェイスの「Light Heat Jacket」は、ダウンジャケットです。登山専用の1着を増やすより、ふだんの外出と冬の低山の両方で使い回したい人に向きます。

モンベルの「ストームクルーザー ジャケット(#1128733)」は、山用の雨具のジャケットです。古賀志山のような低山では、冬の冷たい風を防ぐ上着としても使えるので、雨具と風よけを1着で兼ねたい人に向きます。

冬の低山では、上着を「歩くときに着るもの」と「止まったときに着るもの」に分けて考えると選びやすくなります。登っている間は汗をかくので薄着で歩き、山頂や休憩で止まった瞬間にダウンを重ねる。この切り替えを素早くできるかどうかが、汗冷えを防ぐ鍵になります。

森林公園の再整備中に歩くとき|休止施設と工事車両、ジャパンカップの日

宇都宮市によると、森林公園は2024年4月1日から再整備期間中です。少年自然の家・自然休養村管理センター・サイクリングターミナルは利用できません。一方で、ハイキングなどでの来訪はでき、工事車両に注意するよう市が呼びかけています(2026年10月11日確認)。再整備がいつ終わるかは、市の利用案内に示されていません。

再整備中の公園を通って登山口へ向かうときは、ふだんの公園とは違う動きが必要です。工事車両が出入りする道では、歩く位置に気をつけ、車両の誘導員がいれば指示に従います。休止中の施設をあてにした計画も立てられません。以前に使えた建物や設備が、いまも使えるとは限らないと考えて、自分で水やトイレの段取りを済ませておきます。

工事の範囲や車両の出入りは、日によって変わることがあります。地図アプリの経路が工事区域を通る場合でも、現地の通行止めや誘導の表示を優先してください。早朝や夕方の暗い時間帯は、工事車両から歩行者が見えにくくなります。明るい色の上着や、ヘッドライトの点灯で存在を知らせると安全です。

ジャパンカップの開催中は、森林公園の駐車場が使えないと市が案内しています。開催日は市の利用案内には書かれていないため、大会の公式発表で確かめてください。大会の日は周辺の道路も混み合うことが考えられるので、古賀志山を歩く日を別の日にずらすのが現実的な選択です。

市の案内の内容 登山者への影響 当日の動き方
2024年4月1日から再整備期間中(終了時期の記載なし) 公園内で工事車両が通る 歩く位置に注意し、誘導に従う
少年自然の家・自然休養村管理センター・サイクリングターミナルは利用不可 これらの建物の設備はあてにできない 水・トイレは出発前に済ませる
ジャパンカップ開催中は駐車場を利用できない 車で来た人が停められない 大会の日程を確かめ、別の日にする

再整備は公園をよくするための工事です。終わったあとは、駐車場や施設の使い方が変わる可能性があります。新しい施設の案内が出たら、市の利用案内に反映されるはずなので、季節が変わるたびに一度は開いて内容を確かめておくと安心です。

編集部の見立て:登山口の手前で工事が続いていると、山に入る前から気が散ります。登山の前半で集中を切らさないためにも、公園内の段取り(水・トイレ・停める場所)は家を出る前に決めきっておくのがよいと考えています。現地で迷う時間は、そのまま日没前の余裕を削ります。

クマ・スズメバチ・ヤマビルの確認先|宇都宮市の公表を主語に

宇都宮市は、クマの目撃情報を市のお知らせで公表しています。2026年10月7日に更新された掲載は、10月6日の横山町地内での目撃です。その後の痕跡確認では、クマの痕跡・個体とも確認されていません(2026年10月11日確認)。この掲載は横山町についてのもので、古賀志山についての記載ではありません。古賀志山への入山禁止の記載も、そのページには見当たりません。

スポンサーリンク


とはいえ、市内で目撃情報が出ている以上、山に入る人は最新の掲載を確かめてから出かけるのが筋です。見るべきは「どこで」「いつ」の2点で、古賀志山の周辺に近い場所の新しい掲載があれば、行き先か日を変えます。古い掲載だけを見て判断しないよう、更新日を必ず確かめてください。

クマへの備えは、出かける前・歩いている間・下山後で分けて考えると漏れが減ります。前夜に出没情報を確かめる、歩くときは音を出して存在を知らせる、食べ物のにおいを残さない、といった行動の流れは、前夜から下山後までの熊対策の行動と熊鈴・熊スプレーで順に整理しています。

スズメバチやヤマビル、イノシシについては、古賀志山での注意を示した市の公式の記載は見当たりません(2026年10月11日確認)。公式の注意が無いからといって、いないと決めつけることもできません。秋は一般にハチの活動が目立つ時期とされるので、黒っぽい服を避ける、においの強い整髪料を控えるといった、どの山でも通じる対策を取っておきます。

ハチが近くを飛び回るときは、手で払ったり大声を出したりせず、静かにその場を離れてください。巣に近づいたサインのことがあります。登山道の脇の土の中や木のうろに巣が作られることもあるので、道を外れて休憩場所を探すのは避けます。

クマ・ハチ・ヤマビルの情報は、市の公表を主語にして受け止めるのが基本です。ネットの登山記録やSNSには、目撃の書き込みが流れてくることもありますが、日時や場所が正確とは限りません。気になる書き込みを見たときは、宇都宮市のクマ情報のページで同じ情報が出ているかを確かめ、出ていなければ市へ問い合わせる、という順番にします。

編集部の見立て:クマの情報は、怖がりすぎても軽く見すぎても判断を誤ります。古賀志山の場合、まず市の公表を開き、更新日と場所を見る。それだけで「今日は行く・行かない」の判断材料はそろうと考えています。あとは歩き方の基本を守るだけです。

栃木県の登山計画書は県の電子申請で|入山前に送る手順

栃木県では、登山計画書を県の電子申請で提出できます。既成の様式を添付するか、フォームに入力する形で、入山前に送信します。問い合わせ先は、栃木県警察本部地域部地域課です(2026年10月11日確認)。古賀志山のような低山でも、計画書を出しておくと、万一のときに行き先と予定が伝わります。

計画書に書くのは、登る山とルート、入山と下山の予定時刻、同行者、緊急連絡先、持っていく装備などです。古賀志山なら、北コース入口から山頂までの往復か、山頂から古賀志林道分岐へ下りる計画か、というルートの違いを書き分けておきます。ルートが具体的なほど、探す側の範囲が絞られます。

  1. 前日までに、北コースの区間値と自分の休憩時間から、入山・山頂・下山の予定時刻を決める
  2. 栃木県の電子申請の登山計画書のページを開き、既成様式を添付するか、フォームに入力して入山前に送信する
  3. 同じ内容を家族や知人にも伝え、下山予定時刻を過ぎても連絡がないときにどうするかを決めておく

計画書を出したら、それで終わりではありません。下山したら家族や知人へ「下りた」と連絡を入れるところまでが一続きです。予定より遅れそうなときは、電波の届く場所で早めに一報を入れておくと、周りの人が慌てずに済みます。

計画書の予定時刻は、あとで述べる日没の時刻と結びつけて決めます。予定の下山時刻が日没の直前になっているなら、出発を早めるか、ルートを短くするかの見直しが必要です。計画書を書く作業は、そのまま計画に無理がないかを点検する作業にもなります。

計画書を出していても、予定と違うルートを歩くと、探す側の手がかりが失われます。現地で予定のルートを変えたときは、家族や知人に変更を伝えてください。南登山道の代替ルートのように、現地で道が変わる場面もあるので、変更の連絡は短くてもかまいません。

編集部の見立て:低山だから計画書はいらない、という考え方は根強いと感じます。けれど古賀志山は、道が分かれ、季節で落ち葉に覆われ、冬は日が早く沈む山です。計画書は遭難に備える書類というより、自分の計画の穴を見つける道具として使うのがよいと考えています。

古賀志山に11〜3月に登るなら|宇都宮の最低気温の平年値と足す装備

気象庁の宇都宮の月別平年値(1991〜2020年)によると、平均気温と最低気温は、11月が10.6℃と5.7℃、12月が5.1℃と0.2℃、1月が2.8℃と-2.2℃、2月が3.8℃と-1.3℃、3月が7.4℃と2.1℃です(2026年10月11日確認)。最低気温の平年値が氷点下になるのは1月と2月です。

月 平均気温(平年値) 最低気温(平年値) 朝の登山口で考えること
11月 10.6℃ 5.7℃ 手袋と薄手の防寒着を持つ
12月 5.1℃ 0.2℃ 朝の冷え込みに合わせて保温着を足す
1月 2.8℃ -2.2℃ 凍結を前提に足元を考える
2月 3.8℃ -1.3℃ 凍結を前提に足元を考える
3月 7.4℃ 2.1℃ 朝晩の冷えに備えつつ、日中の汗に注意

この平年値は宇都宮の観測地点の値で、古賀志山の登山道そのものの気温ではありません。古賀志山で凍結や積雪が始まる日を示した公式の記載は見当たりません(2026年10月11日確認)。標高の高い登山道の朝は、市街地より冷えると考えておきます。12月の最低気温の平年値は0.2℃で、氷点下ではないものの、日陰の岩や木の根は朝に凍っていることがあり得ます。

冬に足す装備は、その山で本当に要るものだけに絞ります。古賀志山は低山で、気温の平年値から見ても、冬の日帰りで本格的な雪山の道具が要る山ではありません。ピッケルや本格的なアイゼンを持っていく必要はないと考えてよいでしょう。そのうえで、朝の冷え込みが強い日や、前日に雨や雪が降った日は、凍った岩や木の根で滑らないよう、軽いチェーンスパイクを足すかどうかを判断します。

  • 肌に触れる1枚目が、汗をかいても冷えにくい素材か(綿の肌着は避ける)
  • 休憩で止まったときに重ねる防寒着を、ザックの中に入れてあるか
  • 指先が動く薄手の手袋と、休憩時の予備の手袋の2組があるか
  • 前日に雨や雪が降った日は、チェーンスパイクを足すかを判断したか
  • 日没が早い季節に合わせて、ヘッドライトを入れてあるか

冬の服装でいちばん差が出るのは、肌に触れる1枚目です。登りで汗をかいたあと、山頂で止まると、濡れた肌着が体温を奪います。メリノウールの肌着は、汗をかいたあとの冷たさを感じにくいとされ、冬の低山の1枚目によく選ばれます。化繊の肌着との違いや厚みの選び方は、メリノウールの登山インナーと化繊の違い、厚みの選び方にまとめています。

雪のない低山を冬に選ぶときの基準や、凍結への備えをもう少し広く知りたい人は、冬の低山日帰りで雪のない山を選ぶ基準と凍結への備えも参考になります。古賀志山を候補にする前提で、ほかの低山との比べ方が分かります。

編集部の見立て:冬の古賀志山で道具を増やしすぎると、かえって荷物が重くなり、動きが鈍ります。要るのは「汗冷えしない肌着・止まったときの上着・手袋・灯り」で、雪山の道具は要らないと考えています。凍った朝だけチェーンスパイクを足す、という線引きで十分です。

スマートウールの「クラシックオールシーズンメリノベースレイヤー ロングスリーブ(SW61030)」は、メリノウールの長袖の肌着です。冬の低山で、登りの汗と山頂での冷えの両方に悩む人や、1枚目を綿から切り替えたい人に向きます。

12月の日没は16時25分から|古賀志山の引き返し時刻の決め方

国立天文台によると、宇都宮の日没は2026年12月1日が16時25分、12月31日が16時34分です(2026年10月11日確認)。冬至のころがいちばん日が短く、12月は16時台前半に日が沈みます。11月・1月・2月の日没の時刻は、国立天文台の「各地のこよみ」で出かける日の値を確かめてください。

日没の時刻は、そのまま「暗くなる時刻」ではありません。山の中、とくに樹林の道は、日没より前から暗くなり始めます。下山を終える目標は、日没の1時間前に置くと、遅れが出ても明るいうちに歩き終えやすくなります。この1時間は、休憩が延びたときや、道を確かめるために立ち止まったときの余裕として使います。

12月1日に北コースを往復する場合の目安:日没は16時25分なので、下山を終える目標は1時間前の15時25分ごろです。下りの公式値が無いため、登りと同じ区間値の合計約70分を見込むと、山頂を出るのは14時15分ごろが限りになります。山頂での休憩を30分とるなら、山頂に着くのは13時45分ごろまで、北コース入口を出るのは12時35分ごろまで、という計算になります。ここに途中の休憩を足すと、歩き出しはさらに早める必要があります。

上の計算は、市観光ページの区間値の合計と国立天文台の日没の時刻から、編集部が組み立てた目安です。区間値には休憩が含まれず、下りの時間は登りと同じと仮定しています。体力や混み具合で時間は延びるので、実際の計画では、自分のふだんのペースと休憩の長さを当てはめて組み直してください。

バスで行く人は、山の行程の前後に、バス停と登山口の間の徒歩約45分が加わります。帰りのバスの時刻が日没より早いこともあるので、日没ではなく帰りのバスの時刻から逆算してください。さらに、山頂から古賀志林道分岐へ下りる周回は、分岐から先の所要時間が公式に無いため、日の短い季節には選ばないほうが無難です。

引き返し時刻の考え方を、ほかの地域や季節にも当てはめたい人は、秋に早まる登山の日没の月別早見表と引き返し時刻の求め方が役に立ちます。月ごとの日没の目安をつかんでおくと、出発の時刻を決めるときに迷いません。

計画どおりに歩いていても、道迷いや足の痛みで予定が崩れることはあります。そのときに足元を照らせる灯りがあるかどうかで、暗くなってからの危険が大きく変わります。スマートフォンのライトは片手がふさがり、電池も通話や地図に回したいので、両手が空くヘッドライトを1つザックに入れておきます。選び方の観点は登山ヘッドライトの軽さ・価格帯・防水の見方で整理しています。

編集部の見立て:冬の古賀志山で守るべき数字は、標高でもコースタイムでもなく「16時25分」だと考えています。ここから逆算して、歩き出しの時刻を家で決めておく。決めた時刻に山頂へ着けなければ、手前で引き返す。この2つを守れば、冬の低山で暗さに追われる場面はほとんど避けられます。

ペツルの「ACTIK CORE(アクティックコア)E065AB」は、ヘッドランプです。日の短い季節に、予定がずれても両手を空けたまま足元を照らしたい人や、日帰りの低山で初めてヘッドランプを持つ人に向きます。

古賀志山のよくある質問

Q. 森林公園の駐車場は無料ですか。

A. 宇都宮観光ナビの古賀志山のページには、森林公園の駐車場について「約400台・無料」と書かれています(2026年10月11日確認)。ただし、宇都宮市の森林公園の利用案内には、台数・料金・閉まる時刻の記載が見当たりません。また、ジャパンカップの開催中は駐車場を利用できないと市が案内しています。下山が遅くなりそうな日は、出発前に森林公園の管理者へ問い合わせてください。

Q. トイレはどこにありますか。

A. 森林公園のトイレの場所や使える時間は、宇都宮市の利用案内に記載が見当たりません(2026年10月11日確認)。森林公園は2024年4月から再整備中で、一部の施設は利用できません。登山前に駅や途中の施設で済ませておくと安心です。

編集部の見立て:駐車場とトイレは、公式の記載が薄い項目の代表です。分からないことを現地で解決しようとすると、そのぶん歩き出しが遅れます。家を出る前に済ませられることは済ませておく。それが、日の短い季節の古賀志山では時間の余裕に直結すると考えています。

Q. バスで行けますか。

A. 宇都宮観光ナビは、JR宇都宮駅から関東自動車の鹿沼営業所行きのバスで約35分、「森林公園」で降りて徒歩約45分という行き方を案内しています(2026年10月11日確認)。冬のバスの運行について、古賀志山向けの公式の案内は見当たりません。関東自動車の「路線図・停留所」で、乗る日のダイヤを確かめてください。

Q. 初めてでも登れますか。どのくらい時間がかかりますか。

A. 市観光ページの区間値を合計すると、北コース入口から山頂までは約70分です。これは休憩を含まない合計値で、市が総計として出している数字ではありません。コースごとの距離や難易度は、市観光ページに載っていません。初めての人は、区間値のある北コースを山頂まで登って同じ道を戻る計画にし、岩場や鎖場のあるルートは避けてください。

Q. 冬でも登れますか。雪の道具は要りますか。

A. 古賀志山で凍結や積雪が始まる日を示した公式の記載は見当たりません(2026年10月11日確認)。気象庁の宇都宮の平年値では、最低気温が氷点下になるのは1月と2月です。低山なので雪山の道具は要りませんが、朝の冷え込みが強い日や前日に雨や雪が降った日は、チェーンスパイクを足すかどうかを判断してください。12月の日没は16時台前半なので、引き返し時刻を先に決めて出かけます。

編集部の見立て:「冬でも登れるか」の答えは、道具より時間で決まると考えています。古賀志山は冬でも雪山の装備が要る山ではありませんが、日没の早さを甘く見ると、低山でも暗い中を下ることになります。日のあるうちに戻れる計画が立つかどうかで、行くか決めてください。

まとめ|古賀志山は北コースの区間値と12月の日没から、歩き出しの時刻を家で決める

古賀志山は、宇都宮市の観光案内で583mの低山です。市街地から近い一方で、南登山道は落石で一部が代替ルートに切り替わり(2026年1月の掲載)、森林公園は2024年4月から再整備中です。駐車場の閉まる時刻やトイレの位置など、公式に載っていない項目も少なくありません。

公式が出している手がかりは、北コースの地点間の所要時間です。区間値を合計すると、北コース入口から山頂まで約70分になります。これに休憩を足し、下りにも同じくらいの時間を見込めば、時間割が組めます。冬は宇都宮の最低気温の平年値が1月・2月に氷点下になり、12月の日没は16時25分〜16時34分です。日没の1時間前に下山を終える目標を置き、そこから歩き出しの時刻を逆算します。

編集部の見立て:古賀志山は、公式の情報が複数のページに分かれている山です。出かける前に観光ナビ・森林公園の利用案内・クマ情報の3か所を開くこと。それだけで、通れる道、停められる日、その日の安全がそろいます。

編集部の見立て:初めての古賀志山なら、北コースの往復で十分に山の性格がつかめます。岩場や周回は、その次に考えれば遅くありません。区間値と日没という2つの数字を味方にして、余裕のある1日にしてください。

  1. 出かける前日に、宇都宮観光ナビの古賀志山のページ、宇都宮市の森林公園の利用案内、宇都宮市のクマ情報の3か所を開き、南登山道の告知・駐車場の扱い・クマの掲載を確かめる
  2. 国立天文台の「各地のこよみ」で出かける日の宇都宮の日没を調べ、その1時間前を下山の目標にして、北コースの区間値の合計約70分と休憩から歩き出しの時刻を決める
  3. 栃木県の電子申請で登山計画書を入山前に送り、家族や知人にも予定と下山時刻を伝えてから出発する

出典

  • 宇都宮観光ナビ「古賀志山」 https://www.utsunomiya-cvb.org/spot/detail_10087.html (2026年10月11日確認)
  • 宇都宮市「森林公園の利用案内」 https://www.city.utsunomiya.lg.jp/sangyo/nougyou/shinrin/annai/1006765.html (2026年10月11日確認)
  • 宇都宮市「クマ情報」 https://www.city.utsunomiya.lg.jp/kurashi/oshiraselist/1034544/1045471.html (2026年10月11日確認)
  • 栃木県電子申請「登山計画書」 https://apply.e-tumo.jp/pref-tochigi-u/offer/userLoginDispNon?accessFrom=offerList&tempSeq=1158 (2026年10月11日確認)
  • 気象庁「宇都宮 平年値(年・月ごとの値)」 https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?block_no=47615&day=&month=&prec_no=41&view=a2&year= (2026年10月11日確認)
  • 国立天文台「各地のこよみ(宇都宮・2026年12月)」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2026/s0912.html (2026年10月11日確認)
  • 関東自動車「路線図・停留所」 https://www.kantobus.co.jp/route/route.html?vm=r (2026年10月11日確認)
  • 国立天文台「各地のこよみ」で出かける日の日の出・日の入を確かめる

スポンサーリンク