

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
登山中の休憩は、歩き続けた体を回復させる大事な時間です。ですが地面や岩に直接座ると、お尻や腰が痛くなるだけでなく、思った以上に体力を消耗します。
そこで候補に挙がるのが、軽量な折りたたみ椅子やスツールです。ただし「登山 椅子」で検索すると、重量や耐荷重は書かれていても、実際に山で使ったときに起きること――地面が柔らかくて脚が沈む、設営に手間がかかる、背もたれ付きは重い――までは触れていない情報も多く見かけます。
この記事では、そもそも椅子は必要なのかという判断基準から、脚が沈む問題への対策、背もたれ付きとスツールの違いまで踏み込んだうえで、7商品の重量・座面高・耐荷重を公式ページ・販売ページの数値で比較します。数値は原則として公式ページか販売ページに記載のあるものだけを掲載し、確認できなかった項目は「—」または「確認できず」と明記しています。
そもそも登山に椅子は必要か?日帰りとテント泊で結論が変わる


登山用品店やネット通販で折りたたみ椅子を見かけても、「本当に持っていく価値があるのか」と迷う人は多いはずです。結論からいえば、必要かどうかは行動時間と休憩の長さで変わります。全ての登山者に必須の装備というわけではなく、荷物を減らしたい人まで無理に持つ必要はありません。
日帰り登山なら、なくても大きく困らない
日帰りで休憩が数分〜10分程度なら、椅子がなくても大きな支障はありません。荷物を1つ増やすことと、地面や岩に座る数分の我慢を天秤にかけると、軽量化を優先して見送る選択も十分に合理的です。
テント泊や山頂での長い休憩には効く
一方、テント泊で夕方から夜まで拠点に留まる、山頂で景色を眺めながら長く過ごす、といった場面では話が変わります。地面に座り続けると腰や太ももに負担がかかり続け、休憩のはずが逆に疲労を溜め込むことにもなりかねません。
判断の目安は「休憩10分に対して設営に何分かけるか」
迷ったときの目安になるのが、休憩時間と設営にかかる手間の比率です。10分程度の休憩のたびにフレームを組んで座るのは面倒に感じても、テント泊のように何時間も同じ場所で過ごすなら、その一手間は十分に元が取れます。休憩や滞在の合計時間が長い山行ほど、椅子を持つ価値は高くなります。
こんな人には特におすすめ
- 山頂や稜線で景色を眺めながら長めに過ごしたい人
- テント泊で、夕食から就寝までの時間を拠点で過ごすことが多い人
- 山小屋の受付や混雑した休憩ポイントで、順番待ちの時間が発生しやすい人
- 撮影や自然観察など、同じ場所に長く留まる目的がある人
逆に、休憩のたびに歩き出すまでの時間が短い人、荷物を1gでも削りたい人は、無理に持たなくても行程に支障は出にくいはずです。
登山用の折りたたみ椅子を選ぶポイント

持っていく価値があると判断したら、次は製品選びです。登山用の折りたたみ椅子を選ぶときに見るべきポイントを整理します。
軽量性
登山では持ち物の重さがそのまま体力の消耗につながります。今回比較する7商品は300g台〜500g前後に収まっており、椅子1脚で500mlペットボトル1本前後の重さと考えるとイメージしやすくなります。日帰りでザック全体を軽くしたいならスツールタイプ、多少の重さより快適さを取るなら背もたれ付きというように、まずは総重量の中で許容できる範囲を決めてから選ぶと失敗しません。
コンパクト性(収納サイズ)
折りたたんだ状態でザックのどこに収まるかも重要です。円筒形でサイドポケットに収まるタイプもあれば、平たく畳んでメインコンパートメントの隙間に収めるタイプもあります。収納サイズは製品ごとの差が大きいので、使っているザックのポケット寸法と照らし合わせておくと安心です。休憩のたびに取り出すなら、ザックの奥ではなく、すぐ手が届く位置に収納できるかどうかも合わせて確認しておきましょう。
耐久性・耐荷重
耐荷重の表示は、体重に荷物の重さを加えた状態で座ることも考えて、余裕を持って確認しておきたい数値です。多くの製品は「静荷重」での目安であり、座る・立ち上がるといった動作で瞬間的にかかる力までは含まれていない点も踏まえておきましょう。フレームの素材はアルミ合金や超々ジュラルミンが中心で、いずれも登山用品として実績のある素材です。
座り心地
座面の素材やハンモック状の構造によって、座り心地は製品ごとに変わります。長時間座る前提なら座面高や背もたれの有無も含めて確認し、短時間の休憩が中心なら軽さを優先するという考え方もできます。座面が地面に近いタイプは立ち座りがやや大変になる一方、重心が低く安定しやすいという面もあります。
設置性(地面への安定・設営のしやすさ)
登山道や山頂は必ずしも平らではありません。石が多い場所、傾斜がある場所、柔らかい土や雪が残る場所など、地面の条件は毎回変わります。脚の本数や接地面積、そして設営にかかる手間は、実際に使う場面を想像して選ぶ必要があります。休憩のたびに使うなら、いちいちザックを開けて中身を探さなくても取り出せる収納位置にしておくと、設営までの時間そのものを短縮できます。地面が柔らかい場所で起きる「脚が沈む」問題については、次の章で詳しく扱います。
機能性
テーブルを取り付けられるモデルや、収納ポケットが付いたモデルもあります。今回比較する7商品は椅子・スツール本体の比較に絞っていますが、用途に応じてこうした周辺機能もあわせて検討するとよいでしょう。カラーバリエーションが複数あるモデルも多く、ザックや他のギアとの組み合わせで選ぶ楽しみもあります。
見落とされがちな「脚が沈む」問題
柔らかい土・砂礫・雪では、脚が沈んで座面が傾く
折りたたみ椅子の多くは、細い脚が本体の重さと座る人の体重を数点で支える構造です。舗装された場所やベンチとは違い、登山道の休憩適地は柔らかい土や砂礫、森林限界を超えた先の砂地、稜線に残る雪であることが珍しくありません。こうした地面では脚が沈み込み、座面が傾いたり、片側だけ深く沈んで不安定になったりします。脚の先端が細く尖った形状の製品ほど、体重が一点に集中して沈み込みは大きくなりやすい傾向があります。反対に、脚先が広がっていたり複数点で接地したりする製品は、同じ地面でも比較的沈みにくくなります。
対策:グラウンドシートと接地面積
ヘリノックスは、砂地や雪面での沈み込みを軽減するオプションパーツとして、チェア専用のグラウンドシートを販売しています。4本の脚先をシートのカバーに通して使うことで、脚1本あたりの接地面積を広げ、沈み込みを抑える仕組みです。重量は1枚あたり150〜160g程度で、椅子と一緒に持ち歩いても大きな負担にはなりません。同じ発想の対策として、脚先に取り付けて接地面を丸く広げる「ボールフィート」タイプのパーツも販売されています。専用パーツを追加しない場合でも、平らな石を脚の下に挟む、なるべく踏み固められた場所を選ぶといった工夫で、沈み込みはある程度防げます。購入前には、脚の先端がどの程度の面積で地面と接するかも確認しておくと安心です。
背もたれ付きとスツール、どちらを選ぶか
背もたれ付き:重さと引き換えに休憩の質が上がる
今回比較する7商品のうち、背もたれが付いているのはヘリノックス チェアゼロ・モンベル トレールチェア26・ヘリノックス チェアワン ミニの3機種です。重量はいずれも430g〜490g台で、スツールより100g前後重くなります。上体を預けられるぶん、テント泊での滞在時間が長い人や、山頂でゆっくり過ごしたい人には、この重さの差より快適さのメリットが上回りやすくなります。
スツール:軽さと設営の速さを優先するタイプ
ロゴス 7075ポケットスツール・コールマン コンパクトトレッキングスツール・ロゴス 7075キュービックチェア・キャプテンスタッグ トレッカー マイクロイージーチェアの4機種は、いずれも背もたれのないスツールタイプです。重量は300g前後まで抑えられ、脚を開いてシートに通すだけで座れる製品が中心なので、休憩のたびに出し入れする使い方に向いています。姿勢を自分で支える必要があるぶん長時間の快適さでは背もたれ付きに譲りますが、日帰り登山で短い休憩を何度も取るスタイルとは相性のよいタイプです。
迷ったときは、次のような軸で考えると選びやすくなります。
- 背もたれ付きが向く人:テント泊で拠点に長くいる/山頂でゆっくり景色を楽しみたい/多少の重さより快適さを優先したい
- スツールが向く人:日帰りで荷物を軽くしたい/休憩ごとに出し入れする回数が多い/設営の手間を最小限にしたい
登山向け折りたたみ椅子 比較表(7商品)
数値はすべて公式ページ・販売ページで確認できたものだけを掲載しています。座面高が明記されていない製品は「—」としました。
| 製品 | 重量 | 収納サイズ | 座面高 | 耐荷重 | 背もたれ | 設営の手間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヘリノックス チェアゼロ | 490g(収納袋込み510g) | 10×10×35cm | 28cm | 約120kg | あり | フレームを組んでシートを張る |
| モンベル トレールチェア26 | 331g(スタッフバッグ込み363g) | 直径7.5×34cm | 26cm | 約80kg | あり | フレームを組んでシートを張る |
| ヘリノックス チェアワン ミニ | 433g(スタッフバッグ込み486g) | 26.5×8×11cm | 23cm | 90kg | あり(低め) | フレームを組んでシートを張る |
| ロゴス 7075ポケットスツール | 約340g | 縦12×横26×高さ5.5cm | — | 約100kg | なし | 脚を開いてシートに通す |
| コールマン コンパクトトレッキングスツール | 約375g | 約100×100×350mm | — | 約80kg | なし | 脚を開いてシートに通す |
| ロゴス 7075キュービックチェア | 約300g | 約6×27.5×5cm | — | 約120kg | なし | 脚を開いてシートに通す |
| キャプテンスタッグ トレッカー マイクロイージーチェア | 300g | 65×65×290mm | 23cm | 約60kg | なし | 脚を開いてシートに通す |
登山におすすめの折りたたみ椅子7選

背もたれ付きモデルとスツールタイプに分けて紹介します。重量・座面高・耐荷重は前章の比較表と対応しているので、気になる製品があれば見比べてみてください。
背もたれ付きモデル
上体を預けられる分だけ重量が増えますが、テント泊や山頂で長く座りたい人には快適さで報いてくれる3機種です。
ヘリノックス チェアゼロ
「チェアワン」の座り心地を引き継ぎながら軽量・コンパクト化した、背もたれ付きの代表モデルです。重量は490g(収納袋込み510g)、座面高28cm、耐荷重は約120kg(静荷重)。収納サイズは幅10×奥行10×高さ35cmで、ザックのサイドに立てて収めやすい形状です。設営はポールを組んでシートの角を4箇所掛ける方式で、スツールよりひと手間かかりますが、座面がハンモック状に沈み込む構造で腰まわりが締め付けられにくいのが引き換えの利点です。柔らかい地面では脚が沈みやすいため、前章で紹介したグラウンドシートを併用すると安定します。テント泊で夕方から夜まで拠点に座って過ごす、というスタイルでとくに真価を発揮する1脚です。
モンベル トレールチェア26
331g(スタッフバッグ込み363g)と、7商品の中でもっとも軽い背もたれ付きモデルです。座面高26cm、収納サイズは直径7.5×34cmの円筒形で、耐荷重は約80kg(静荷重)。他の背もたれ付き2機種より耐荷重は控えめなぶん、軽さを優先したい人向けの選択肢です。フレームを広げてシートを張る設営方式は他の背もたれ付きモデルと同じですが、パーツ数が少なく組みやすいと販売ページで案内されています。日帰りでも山頂で腰を落ち着けたい人や、テント泊の総重量を少しでも抑えたい人に向いています。
ヘリノックス チェアワン ミニ
ヘリノックスのチェアシリーズの中でもっとも軽量・コンパクトな背もたれ付きモデルです。重量433g(スタッフバッグ込み486g)、座面高23cm、収納サイズ26.5×8×11cm、耐荷重90kg(静荷重)。座面が低く背もたれもやや小さめなので体格の大きい人には窮屈に感じられることがありますが、そのぶん収納サイズはチェアゼロより一回り小さくまとまります。子どもと共有しやすい座面高でもあり、家族で登山を楽しむ場面や、荷物を極力小さくまとめたい単独行の両方で選択肢に入る1脚です。
スツールタイプ
背もたれを省いた分、重量と設営の手間を減らせる4機種です。休憩のたびにサッと出し入れしたい人に向いています。
ロゴス 7075ポケットスツール
7075超々ジュラルミン製フレームで、重量約340g、耐荷重は約100kg。使用時は高さ26.5×幅24×奥行22.5cm、収納時は縦12×横26×高さ5.5cmとコンパクトにまとまります。脚を開いてシートに通すだけの設営で、背もたれ付きより着座までの手順が少ないタイプです。脚先の接地面積はそれほど広くないため、砂地や雪の上では沈み込みに注意が必要です。付属の収納袋に入れてザックのポケットに差しておけば、休憩のたびにサッと取り出せます。
コールマン コンパクトトレッキングスツール
重量約375g、使用時サイズ約260×260×260mm、収納時は約100×100×350mm、耐荷重は約80kg。ジュラルミンフレームを採用し、収納ケースが付属します。4本脚で接地点が分散するため、砂礫の斜面でも比較的安定して置きやすい形状です。設営は脚を開くだけのシンプルな方式で、キャンプ用品ブランドらしく登山以外のアウトドアシーンでも扱いやすい定番の作りです。
ロゴス 7075キュービックチェア
同じロゴスの7075ポケットスツールと素材は共通ですが、重量約300gとさらに軽く、耐荷重は約120kgまで引き上げられています。使用時サイズは高さ21×幅20.5×奥行20.5cm、収納サイズは約6×27.5×5cm。座面が正方形に近く、腰を下ろす向きを選ばないのが特徴です。同じロゴス製品同士で違いが分かりにくい場合は、耐荷重の高さと座面形状の違いで使い分けを考えるとよいでしょう。より軽く、より高い耐荷重を求める人には、ポケットスツールよりこちらが候補になります。
キャプテンスタッグ トレッカー マイクロイージーチェア
「イージーチェア」という名前ですが、公式ページで確認する限り背もたれは付いていないスツールタイプです。重量300g、使用時サイズは幅20×奥行20×高さ23cm、座面高23cm、収納サイズ65×65×290mm、耐荷重は約60kgと7商品の中では控えめです。7商品の中で唯一、座面高を公式に明記している製品でもあります。軽さを最優先しつつ、座面の高さだけは事前に確認しておきたい人に向いています。耐荷重に余裕を持たせたい人は、比較表で他の6商品ともあわせて確認しておくと安心です。
椅子を持たない、という選択肢
ここまで椅子を前提に解説してきましたが、「そもそも荷物を増やしたくない」という人には、椅子を持たずに済ませる方法もあります。地面から伝わる冷えや硬さが気になるだけなら、椅子より軽い座布団タイプで足りる場面も多いはずです。断熱性能を示すR値や重量・厚みで座布団を比較したい人は、登山用座布団の選び方|R値・厚み・重量を7商品で比較にまとめているので、椅子と合わせて検討してみてください。テント泊で就寝時に使うスリーピングマットについては登山マットのおすすめ人気モデルと選び方で扱っています。
よくある質問
Q. 日帰り登山でも椅子は持っていくべきですか?
休憩が数分〜10分程度なら、なくても大きくは困りません。荷物を減らしたい日帰り登山では、無理に持っていかない選択も合理的です。山頂で長く景色を楽しみたい、休憩を何度も取りたいという人は、軽量なスツールタイプから検討するとよいでしょう。
Q. 折りたたみ椅子の設営にペグは必要ですか?
今回紹介した7商品はいずれもペグを使わず、地面に置くだけで使えます。テントやタープのように地面へ固定する必要がないぶん、設営はシンプルです。ただし風が強い稜線や山頂では、軽い椅子ほど風にあおられやすいので、置き場所や荷物での風よけを工夫すると安定します。
Q. 地面が柔らかくて脚が沈むときはどうすればいいですか?
砂地や雪の上では、脚の接地面積を広げるのが基本的な対策です。ヘリノックスのようにチェア専用のグラウンドシートを用意しているブランドもあります。専用パーツがない場合は、平らな石を脚の下に挟む、踏み固められた場所を選ぶといった方法でも沈み込みはある程度防げます。
Q. 背もたれ付きとスツール、初心者にはどちらがおすすめですか?
どちらが正解ということはなく、休憩スタイルで選ぶのが基本です。テント泊や山頂で長く座るなら背もたれ付き、日帰りで荷物を軽くしたいならスツールが向いています。迷う場合は、重量差が100g前後であることを踏まえたうえで、快適さを優先するか軽さを優先するかで決めるとよいでしょう。
Q. ウルトラライト志向でも椅子は持っていく価値がありますか?
グラム単位で軽量化するウルトラライト志向とは相性が悩ましい装備ですが、今回紹介したスツールタイプは300g前後に収まっています。休憩の快適さを完全に手放したくない人は、もっとも軽いロゴス 7075キュービックチェアのようなスツールから検討すると、軽量化との折り合いをつけやすくなります。
Q. 椅子を持たずに休憩する方法はありますか?
地面からの冷えや硬さが主な不満なら、椅子より軽い座布団タイプでも代用できます。断熱性能や重量で座布団を比較したい人は登山用座布団の比較記事もあわせてご覧ください。
Q. 折りたたみ椅子は就寝用のスリーピングマットの代わりになりますか?
なりません。椅子は座るための道具で、体の一部分を支える設計です。就寝時に全身を地面の冷えから守る用途には、別途スリーピングマットが必要になります。テント泊の下敷きについては登山マットのおすすめ人気モデルと選び方で扱っています。
Q. 収納サイズが小さい製品ほど登山向きですか?
一概にはいえません。収納サイズが小さい製品は持ち運びやすい一方、座面高が低かったり背もたれが小さかったりと、快適さを削って小型化している場合があります。比較表で収納サイズと座面高・背もたれの有無を合わせて確認し、自分がどちらを優先したいかで選ぶのがおすすめです。
Q. 同じブランドで背もたれ付きとスツールの両方がある場合、どちらを先に検討すべきですか?
まずは自分の休憩スタイルを基準に考えるのがおすすめです。今回はヘリノックスとロゴスがそれぞれ背もたれ付き・スツールの両方をラインナップしていますが、同じブランドでも重量や設営の手間は別物です。ブランドで絞り込むより、比較表の重量・座面高・耐荷重・背もたれの列を横に見比べて選ぶほうが失敗しにくくなります。
まとめ

登山用の折りたたみ椅子が必要かどうかは、休憩や滞在の時間で決まります。日帰りで休憩が短いなら無理に持たなくてもよく、テント泊や山頂でゆっくり過ごすなら、重さに見合うだけの快適さが得られます。
選ぶときは、重量・座面高・耐荷重といった数値に加えて、背もたれの有無と設営の手間、そして柔らかい地面での脚の沈み込みまで確認しておくと、実際の山行で後悔しにくくなります。今回紹介した7商品はいずれも公式ページ・販売ページで数値を確認したものなので、比較表を目安に自分の休憩スタイルに合う1脚を選んでみてください。
迷ったら、まずは自分の山行を思い浮かべてみましょう。日帰りで休憩が短いならスツールタイプ、テント泊や山頂でゆっくり過ごすなら背もたれ付き、というように使い方から逆算すると、重量と快適さのどちらを優先すべきかが見えてきます。椅子を持たない選択肢とあわせて、自分の登山スタイルに合う休憩の形を見つけてください。
出典
- モンベル公式 L.W.トレールチェア26製品ページ(重量331g・座面高26cm・耐荷重約80kg)
- ロゴスショップ公式 7075ポケットスツール製品ページ(重量約340g・耐荷重約100kg)
- モンベル公式(ヘリノックス取扱)チェアゼロ製品ページ(重量490g・座面高28cm・耐荷重約120kg)
- モンベル公式(ヘリノックス取扱)チェアワンミニ製品ページ(重量433g・座面高23cm・耐荷重90kg)
- コールマン公式 コンパクトトレッキングスツール製品ページ(重量約375g・耐荷重約80kg)
- ロゴスショップ公式 7075キュービックチェア製品ページ(重量約300g・耐荷重約120kg)
- キャプテンスタッグ公式 トレッカー マイクロイージーチェア製品ページ(重量300g・座面高23cm・耐荷重約60kg)
- Helinox公式 オプションパーツ一覧(グラウンドシート)(脚の沈み込み対策パーツ・重量150〜160g程度)
※数値は2026年8月14日時点で各公式ページ・販売ページに記載の値です。座面高が「—」の製品は、公式ページに座面高の記載がありませんでした。
