ビレイとは?クライミングでの意味とビレイヤーの役割・必要な道具3つ

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先に結論
- ビレイ=ロープを操作してクライマーの落下を止め、安全を確保すること。
- ビレイヤー=そのロープ操作を担当する、壁の下で待っている人のこと。
- ビレイヤーに要る道具はハーネス・ビレイデバイス・グローブの3つ(ロープとカラビナを除く)。
- 仕組みとギアの使い方を覚えて練習を重ねれば、クライミング初心者でもビレイヤーになれます。
ボルダリングだけを続けてきた人が、リードクライミングやトップロープに手を伸ばしたとき、真っ先に耳にするのが「ビレイ」です。壁の下でロープを持って立っている、あの役割の名前です。
ビレイはクライマーの命を預かる作業です。言葉の意味だけでなく、誰が・何を使って・どんな手順で準備するのかまで押さえておきましょう。
もくじ
ビレイってなに?
ビレイとは、ロープを使ってクライマーの安全確保をすることです。
ロープを使ってクライミングをしている人を見ると、下で同じロープを持った人がいると思います。
この人のことをビレイヤーと言います。
ビレイという言葉は、ロープを固定している支点そのものを指すこともあります。だから壁の下にいる人を呼ぶときは、ビレイではなくビレイヤーと言うほうが正確です。
ビレイヤーとは?「ビレイ」との使い分け
ビレイヤーとは、ビレイをする人のことです。「ビレイ」は行為そのもの、「ビレイヤー」はその行為をしている人——この関係で覚えると混乱しません。
クライマーとビレイヤーは2人1組で、どちらか片方だけではロープを使ったクライミングは成立しません。ジムで始めるときも「登る番」と「ビレイする番」を交代しながら進めていくことになります。
つまりロープクライミングを始めるということは、登る技術と同時にビレイの技術も覚えるということです。
あれ?スポーツクライミングの「スピード」では、ビレイヤーがいないじゃんと思った人もいるかもしれません。
壁の上に丸い装置が設置されていますよね?
「オートビレイ」といって、自動でビレイをしてくれる装置です。
オートビレイについて
オートビレイは、大型車や鉄道などにも使われている「渦電流ブレーキシステム」を利用してブレーキをかけています。
油圧ブレーキやパッドブレーキなどの摩擦を利用して減速するシステムとは違い、渦電流が流れて回転が減速される特性を利用しています。
オートビレイを使ったことがある人はわかると思いますが、体重をかけるとブレーキがかかり、ビレイヤーがいる時の摩擦を利用したビレイとは違う感覚で落下するのがわかるのではないでしょうか。
ビレイヤーが注意すること
ビレイヤーはクライミング初心者でもすることは可能ですが、きちんとした知識を学び練習をしてからビレイをするようにしましょう。
ビレイヤーは、クライマーの命を預かることになります。
一瞬のミスが命にかかわってしまうこともありますので、怪我や睡眠不足など集中できない状態ですることもやめましょう。
ビレイの仕組みやギアの使い方を覚えたら練習して経験をつむことによって誰でもビレイヤーになることは可能です。
いきなり外岩で覚えて練習する人もいますし、クライミングジムで練習してから外岩に行く人もいてさまざまです。
スポーツクライミングのリードに興味がある人はクライミングジムで練習すればいいでしょう。
トップロープクライミングと、リードクライミングによってビレイの仕方も変わってきます。
クライマーもビレイヤーも最初はトップロープクライミングから練習して、リードクライミングというステップをふみましょう。
そして、ビレイの技術や知識と合わせて大事なものがもう一つあります。
コミュニケーションです!
クライマーとビレイヤーは声を出し合って安全確認をするようにしましょう。
ビレイヤーは、クライマーの動きを予測してロープを張ったり出したりしないといけません。
クライマーに指示されながらですと、クライマーの体力が消耗してしまうのでビレイヤーの人は集中してくださいね。
とくに、低い位置を登っている時は少し落下するだけでクライマーが地面に叩きつけられてしまう場合があります。
ビレイヤーもポジションが悪く集中していないと、クライマーが落下した反動で体が浮いて壁や岩にぶつかってしまうこともあるのでビレイ中は気を抜かないようにしましょう。
ビレイに必要なもの
ロープを除いてビレイヤーが必要なものを確認しておきましょう。
必須アイテムは3つになります。
それ以外にも後々あったほうがいいかなと思うものも出てくるかもしれませんがまずは3つを揃えましょう。
カラビナも必要ですが、今回はビレイデバイスとセットと考えて省略させていただきます。
- ハーネス
- ビレイデバイス
- グローブ
ハーネス
ビレイヤーが必要なものの最初の一つ目は、ハーネス
ハーネスは、自分の体とロープをつなぐもので、ビレイヤーには欠かせないアイテムです。
ビレイデバイス
ビレイデバイスは、クライマーが落下したときに安全を確保するための道具のことです。
ビレイデバイスも、ビレイヤーの必須アイテムです。
グローブ
最後はグローブ
ハーネスとビレイデバイスが揃ったらビレイができるぞ!と思うかもしれませんが絶対にグローブも購入してください。
素手でビレイをすると、ロープとの摩擦でやけどをしたり切り傷を作ってしまうかもしれません。
自分だけの問題ではなく摩擦が嫌できちんとビレイができていないと、クライマーの安全にもかかわるのでグローブを着用しましょう。
ビレイヤーの準備
ビレイをする時にビレイヤーはビレイの準備が必要です。
ロープを結んだりしないといけませんが、今回は省略して簡単な流れだけ紹介していきます。
ハーネスをはく
前後ろに気を付けて、ねじれが起きないようにはきましょう。
そして、ハーネスが下がってこないようにベルトをしっかり締めましょう。
ビレイデバイスを装着する
ビレイデバイスにカラビナを取り付け、カラビナをビレイループ(前にある輪っか)に装着します。
そこで気を付けるのが、ビレイデバイスの向きです。
ビレイデバイスによって様々ですが、ビレイデバイスに上下の印が付いています。
上下を確認して逆にならないように装着しましょう。

グローブをはめる
ここまでの準備ができたらグローブをはめましょう。
はめ忘れるとロープの摩擦により火傷を負うことがあるので忘れないようにしましょう。
ロープを装着する
最後の仕上げにロープを装着するのですが、間違えないようにビレイデバイスにロープを通します。
クライマーに付いている側が上にくるようにします。
ビレイデバイスにロープが通ったら、あわせてカラビナにも通しましょう。
カラビナにもロープを通し、カラビナが開かないようにロックをかけて開かないか確認をしてください。
カラビナにロープをかけ忘れてしまうと登っている途中でロープが外れてしまうので絶対に確認をしてください。

まとめ
ビレイとは何か、ビレイヤーとは誰のことかから、必要な道具3つと装着の流れまで見てきました。
あらためて整理すると、ビレイヤーに要るのはハーネス・ビレイデバイス・グローブの3つ。前後ろとねじれに気をつけてハーネスをはき、上下の向きを確かめてビレイデバイスをビレイループに取り付け、グローブをはめ、最後にロープを通してカラビナをロックする——この順番です。
そして技術と同じくらい大事なのがコミュニケーションでした。声を掛け合って安全を確認する、これが抜けると道具が揃っていても危ないのがビレイです。
リードクライミングに挑戦しようと思っている人は、まずはトップロープからはじめて、少しずつクリップやビレイの練習もしていきましょう。
名古屋でクライミングを始めるなら
ビレイが必要なロープクライミングの前に、まずは道具のいらないボルダリングで壁に慣れておくと動きの土台ができます。カラフルロックは名古屋のボルダリング・クライミングジム。シューズとチョークはレンタルできるので、動きやすい服装だけで大丈夫です。
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