書写山・圓教寺の紅葉2026年|例年は11月中旬〜下旬・ロープウェイ最終下りは日祝18:00

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

書写山・圓教寺(兵庫県姫路市)の紅葉は、例年11月中旬〜下旬が見頃の目安とされています(ウェザーニュース・ウォーカープラスの例年値。ジョルダンは11月中旬〜12月上旬と案内)。2026年の色づき具合は、出発前に姫路観光ナビ(https://himeji-kanko.jp/)や圓教寺公式(https://shosha.or.jp/)で確かめてください。境内の地点ごとの見頃の差は2026年10月4日時点で公式の記載が見当たらず、摩尼殿が紅葉の見どころとして紹介されている、というのが公表されている範囲です。

書写山は姫路市の北西にある山で、山の上に天台宗の書寫山圓教寺が広がっています。圓教寺の標高の目安は371m(姫路観光ナビの記載)で、山麓駅から山上駅まではロープウェイで約5分です。紅葉期にあたる10月11日〜11月30日のロープウェイ最終便は、月〜土が上り16:45・下り17:00、日祝が上り17:45・下り18:00です(姫路市公式、2026年10月4日確認)。

見頃の11月は、日が沈むのが早い季節でもあります。国立天文台の暦によると、神戸(兵庫県の県庁所在地)の2026年11月15日の日の入は16:55、11月30日は16:49です。平日の最終の下りロープウェイ17:00は、11月中旬以降は日の入より後になります。参道を歩いて下る人は、ロープウェイの最終便ではなく日の入から下山時刻を決める必要があります。

紅葉の書写山は、ロープウェイで上がって境内をめぐる人と、参道の石段と山道を歩いて登る人が同じ山の上で合流する場所です。どちらで行くかによって、見るべき時刻表も、足元の準備も変わります。2026年の見頃の確かめ方から、下りの段取りまで順番に整理します。

  • 書写山の紅葉の例年の見頃は11月中旬〜下旬が中心で、サイトによっては12月上旬までとされていること。2026年の色づきは姫路観光ナビ・圓教寺公式で確かめる
  • ロープウェイは2026年3月19日に運行を再開しており、10/11〜11/30の最終下りは月〜土17:00・日祝18:00であること
  • 2025年のもみじまつりのライトアップ日(11/15〜12/7の土日祝)はロープウェイが下り20:30まで延長されたが、2026年の延長は未発表であること
  • 神戸の11月15日の日の入16:55と最終便の時刻を並べると、平日は最終の下りが日没後になること
  • 参道を歩いて登る場合の距離・所要時間は公式の記載が見当たらず、ロープウェイの時刻と日の入から余裕をもって逆に組むしかないこと
  • 姫路駅から神姫バスで約30分(2025年の姫路市の案内)という公共交通の行き方と、山麓駅の無料駐車場の扱い
  • 志納金は中学生以上800円と案内されているが、改定があるので最新額は圓教寺公式で確かめること
  • 見頃の後半〜12月に行くときの日没と冷え込みへの備え方

2026年の書写山の紅葉はいつ見頃か|例年の目安と確かめる先

結論から書くと、書写山・圓教寺の紅葉の見頃は「例年11月中旬〜下旬」が目安です。ウェザーニュースとウォーカープラスはどちらも11月中旬〜下旬を例年の見頃として掲載しています。ジョルダンの紅葉情報は11月中旬〜12月上旬と、終わりを少し後ろまで取っています(いずれも2025年以前の例年値、2026年10月4日確認)。

この食い違いは、どちらかが誤っているというより、「見頃」の終わりをどこで切るかの差と読むのが自然です。出発日を決めるときは「11月中旬〜下旬が中心で、年によっては12月上旬まで残る」と幅で持っておくと、予定が立てやすくなります。

2026年の見頃がいつになるかは、年の気温で動くため予想できません。2026年10月4日時点で、圓教寺や姫路市が2026年の見頃の予想を出している記載は見当たりません。2026年の色づき具合は、出発の数日前から次の3か所で確かめるのが確実です。

確かめる先 分かること 見るタイミング
姫路観光ナビ(https://himeji-kanko.jp/) 圓教寺の拝観情報・観光の最新案内 出発の1週間前と前日
圓教寺公式(https://shosha.or.jp/) 寺からのお知らせ・志納金・アクセス 出発の1週間前と前日
姫路市公式(https://www.city.himeji.lg.jp/) ロープウェイの運行、もみじまつりの告知 10月下旬以降に告知が出ていないか

紅葉情報サイトの「色づき始め」「見頃」の表示は便利ですが、例年値と今年の実況が同じページに並んでいることがあります。ページ内の数字が「例年」なのか「2026年の状況」なのかを、ラベルで見分けてから日程を決めてください。

関西のほかの紅葉の山と日程を組み合わせたいときは、見頃の順番で並べた関西の紅葉登山の見頃の順番と山の選び方が役に立ちます。標高の高い山から色づきが下りてくるので、書写山は関西の中では後半に回る山として計画を組めます。

今日の山の状態も先に押さえておきます。書写山ロープウェイは2026年2月5日から定期点検で運休し、2026年3月19日に運行を再開しています(姫路市公式、2026年10月4日確認)。兵庫県の書写山参詣路(近畿自然歩道)の案内ページには、2026年10月4日時点で通行止めのお知らせは掲載されていません。ただしこれは現地の通行可否を保証するものではないため、出発前に姫路市のページでも確かめてください。

書写山は火山ではないため、火山による立入規制の対象外です。クマ等による入山禁止の告知は、2026年10月4日時点で兵庫県の参詣路案内に見当たりません。ただし規制がないことの保証ではないので、出発前に兵庫県・姫路市の最新の案内を確かめてください。

編集部の見立て:「2026年の見頃は◯日」と書いてある記事を見かけたら、それが例年値なのか実況なのかを疑ってください。紅葉の時期は年で前後するので、読者が持つべきなのは日付の予想ではなく、例年の幅と、直前に見る確認先の2つだと考えています。

書写山の紅葉の早見表|場所・標高・見頃・行き方

書写山の紅葉めぐりは、大きく「山麓駅」「ロープウェイの車窓」「山上駅から圓教寺の境内」の3つの場所に分かれます。参道を歩いて登る人は、ここに「参道の山道」が加わります。それぞれの場所で、公表されている数字がどこまであるかを1枚の表にまとめます。

場所 標高の目安(公式値) 例年の見頃(出典) 行き方・歩く時間(公式値)
ロープウェイ山麓駅 公表値の記載なし 書写山全体として11月中旬〜下旬(ウェザーニュース・ウォーカープラス) 姫路駅から神姫バス「書写山ロープウェイ」行きで終点まで約30分(2025年の姫路市の案内)
ロープウェイ(車窓) 公表値の記載なし 同上 山麓駅→山上駅 約5分(姫路観光ナビ)
圓教寺の境内(摩尼殿など) 圓教寺の標高の目安371m(姫路観光ナビ) 11月中旬〜下旬、サイトによっては12月上旬まで(ジョルダン) 山上駅から境内各所までの歩く時間は公式の記載が見当たらない(2026年10月4日時点)
参道(東坂など) 公表値の記載なし 地点別の見頃の公表なし 距離・所要時間とも公式の記載が見当たらない(2026年10月4日時点)

表を見ると、確かな数字がそろっているのはロープウェイまでで、山の上を歩く部分は公式の値がほとんどないことが分かります。これは書写山の紅葉計画を立てるうえで大事な前提です。時刻で縛られるのはロープウェイと日の入の2つで、山の上の歩きはその間に収まるように組む、という考え方になります。

なお、371mという数字は姫路観光ナビが圓教寺の標高の目安として記載しているもので、国土地理院の山頂標高として示された値ではありません。山頂の標高と境内の高さは一致しないことがあるので、「圓教寺の標高の目安」として読んでおくのが正確です。

境内の地点ごとの見頃の差は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。摩尼殿は紅葉の見どころとして観光案内で紹介されています。「どの場所がいつ一番色づくか」は、当日の実況を寺や観光協会の発信で確かめるのが確実です。

早見表の使い方は単純です。ロープウェイで上がる人は「行き方」の列の上2行、参道を歩く人は4行目を見ます。4行目は空白が多いので、歩く人ほど事前の確認と時間の余裕が必要になります。逆に言えば、ロープウェイ派は時刻表さえ押さえておけば、山の上での行動を比較的自由に組めます。

また、例年の見頃の列は書写山全体の値であって、境内の一本一本の木の値ではありません。見頃の後半に行くと、場所によっては散り始め、場所によってはまだ色が残る、という状態になります。散りもみじも紅葉の見どころの一つとして楽しめるので、見頃を1日でも外したら意味がない、と考える必要はありません。

編集部の判断:書写山の紅葉計画は「時刻表のある部分」と「時刻表のない部分」を分けて考えるのが近道です。ロープウェイの時刻は公表値で固め、山の上の歩きには余裕を多めに取る。数字のない区間に無理な見込みを置かないことが、11月の短い午後を安全に使うコツだと考えています。

ロープウェイの運行時間と、紅葉期の最終便の読み方

書写山ロープウェイは、紅葉の時期の計画の軸になります。姫路市公式の案内(2026年10月4日確認)による運行時間は次のとおりです。始発は上り・下りとも8:30で、発車は毎時00・15・30・45分の15分おきです。山麓駅から山上駅までの所要は約5分とされています(姫路観光ナビ)。

書写山ロープウェイの時刻(秋)。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。始発=上り・下りとも8:30/月〜土の最終=上り16:45・下り17:00/日祝の最終=上り17:45・下り18:00(10/11〜11/30)/発車間隔=毎時00・15・30・45分/乗車時間=約5分(山麓駅→山上駅)。図の下部に「姫路市・圓教寺・書写山ロープウェイなどの公表値(2026年10月4日確認)」と注記。
書写山ロープウェイの時刻(秋)。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。始発=上り・下りとも8:30/月〜土の最終=上り16:45・下り17:00/日祝の最終=上り17:45・下り18:00(10/11〜11/30)/発車間隔=毎時00・15・30・45分/乗車時間=約5分(山麓駅→山上駅)。図の下部に「姫路市・圓教寺・書写山ロープウェイなどの公表値(2026年10月4日確認)」と注記。
項目(10/11〜11/30) 月〜土 日祝
始発(上り・下り) 8:30 8:30
最終の上り 16:45 17:45
最終の下り 17:00 18:00
発車間隔 毎時00・15・30・45分 毎時00・15・30・45分

この表で見落としやすいのは、曜日で最終便が1時間違うことです。土曜日は「月〜土」の側に入るので、最終の下りは17:00です。日曜日と祝日だけが18:00まで運行します。週末だからと土曜日に日祝の時刻で計画すると、1時間の差がそのまま余裕のなさになります。

土曜日の最終の下りは17:00です。日祝の18:00と取り違えると、境内で過ごせる時間の見積もりが1時間ずれます。出発前に、行く日が「月〜土」と「日祝」のどちらに入るかを時刻表で確かめてください。祝日が土曜日に重なる日などの扱いも、姫路市の案内で確かめておくと安心です。

最終便の時刻は、そのまま「何時までに山上駅に戻るか」の目安になります。ただし紅葉の週末は、駅の待ち時間が読めません。15分おきの運行なので、1本見送ると15分、2本見送ると30分の遅れになります。最終便に間に合えばよい、という組み方だと、混雑した日は最後の数本に人が集中します。

山上駅に戻る時刻の目安:最終の下りの「1時間前」に山上駅へ戻る計画にしておくと、混雑で2〜3本見送っても最終便より前に下りられます。平日・土曜なら16:00、日祝なら17:00が山上駅に戻る目安です。最終便は「乗る便」ではなく「乗り遅れたときの最後の保険」として扱うのが、紅葉期のロープウェイの使い方です。

ロープウェイの運賃は、2026年10月4日時点の金額を姫路市や書写山ロープウェイの案内で確かめてください。往復か片道かで料金が変わる仕組みなので、参道を歩いて登って下りだけロープウェイを使う人、ロープウェイで上がって参道を歩いて下る人は、片道の扱いを先に見ておくと当日迷いません。

また、12月以降の運行時間は10/11〜11/30とは別の時刻になる場合があります。見頃が12月上旬まで残る年に12月に行くなら、その時期の時刻表を姫路市公式で確かめてください。時期ごとに時刻が分かれていること自体が、「季節によって最終便が動く」という前提で計画すべきことを示しています。

ロープウェイで標高を稼ぐ紅葉登山は、関西以外にもいくつかの山で組めます。山頂駅からの歩行時間や運行終了日を横に並べた紅葉登山のロープウェイ7本の比較を見ると、書写山のように乗車時間が短く、歩きの部分を自分で調整できる山の位置づけが分かります。

編集部の見立て:書写山のロープウェイは乗車が約5分と短く、15分おきに出るので、つい「いつでも乗れる」と感じてしまいます。ただ紅葉の週末に限っては、最後の1時間に下りの人が集中しやすいと考えたほうがよい。最終便の1時間前を自分の締め切りにするだけで、当日の焦りはかなり減るはずです。

参道を歩いて登るか、ロープウェイにするか

書写山には、東坂などの参道があり、ロープウェイを使わずに歩いて圓教寺へ登ることができます。兵庫県は書写山参詣路を近畿自然歩道の一部として案内しています。紅葉の時期に、石段と山道を自分の足で登って境内に入るのは、登山としても十分に歩きがいのある一日になります。

ただし、参道の距離と所要時間は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。個人の記録には時間を書いたものもありますが、歩く速さや休憩の取り方で大きく変わるため、目安として扱うには幅が大きすぎます。出かける前に圓教寺公式のアクセスページ(https://shosha.or.jp/access.cgi)で最新の案内を確かめ、下りのロープウェイ最終便(日祝18:00、月〜土17:00)から逆に計画を組んでください。

判断する点 参道を歩いて登る ロープウェイで上がる
所要時間の見通し 公式の値がなく、余裕を多めに取る必要がある 約5分(姫路観光ナビ)で確定しやすい
時刻の縛り 日の入が締め切り 最終便が締め切り
足元の準備 石段と山道に合う靴が必要 境内の石段と砂利道に合う靴で足りる
向く人 山道に慣れ、時間に余裕を持てる人 境内の紅葉をじっくり見たい人、子ども連れ

おすすめしやすい組み合わせは、「上りは歩き、下りはロープウェイ」です。上りの石段は脚の筋力を使いますが、ペースは自分で調整できます。一方、下りの石段は膝への負担が大きく、疲れた夕方に濡れた落ち葉の上を下るのは足をすべらせやすい状況です。下りをロープウェイに任せると、日の入とのせめぎ合いからも、膝の負担からも同時に逃げられます。

紅葉期の石段は、落ち葉が積もって段の角が見えにくくなります。雨のあとは落ち葉が濡れて、乾いた日よりすべりやすくなります。下りで歩幅を大きく取ると、段を踏み外したときに体勢を立て直しにくくなるので、段ごとに足を置く位置を目で確かめてから体重を移してください。

参道を歩く日に一番効いてくる道具は靴です。石段は段差が一定でなく、山道の部分は土と石が混じります。底が薄く柔らかいスニーカーは、石の角で足裏が痛くなりやすく、濡れた落ち葉の上では靴底の溝の浅さが気になってきます。足首まわりを守りつつ、防水性のある軽いハイキングシューズが向いています。

その候補の一つが、La Sportiva(スポルティバ)のメンズ Spire GTX です。商品名のとおり防水のハイキングシューズで、GTX(ゴアテックス)を採用したモデルです。雨上がりの参道や、朝露の残る落ち葉の石段を歩く人で、登山靴ほど重いものは要らないけれど、運動靴よりはしっかりした足元にしたい人に向きます。

靴を選ぶときは、紅葉の時期に履く靴下の厚さで試し履きをしてください。秋は夏より厚手の靴下を履くことが多く、夏に合わせたサイズだと下りでつま先が当たりやすくなります。新しい靴は、近所の坂や階段で一度慣らしてから参道に持ち込むのが安全です。

編集部の判断:書写山を「登山」として楽しみたい人には、上りを参道、下りをロープウェイにする組み方を推します。歩く部分は公式の時間がないぶん、歩くのは体力がある上りだけにして、時間が読めない下りは5分で終わる乗り物に預ける。安全と満足を両立させるいちばん素直な形だと考えています。

圓教寺の境内で紅葉を見たい場所と回り方

書寫山圓教寺は、966年に性空上人が開いたとされる天台宗の寺です。山の上に堂が点在し、境内そのものが山道でつながっています。紅葉の季節は、堂と木々の色が重なる景色を目当てに多くの人が訪れます。

観光案内では、摩尼殿が紅葉の見どころとして紹介されています。摩尼殿は崖に張り出すように建つ堂で、その周りの木々が色づく景色が書写山の紅葉の代表的な眺めとして知られています。もう一つ、三之堂と呼ばれる堂の並ぶ一角も、境内をめぐるときの主な目的地になります。

境内の地点ごとに、どこがいつ色づくかの差は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。「摩尼殿のあたりが見頃」といった当日の情報は、寺や観光協会の発信、または紅葉情報サイトの実況で確かめるのが確実です。

境内での回り方は、時間の締め切りから組むのが基本です。山上駅から境内の各所までの歩く時間は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。そのため「何時までに山上駅へ戻るか」を先に決め、そこから境内で使える時間を割り振ります。ロープウェイの最終便の1時間前を戻る目安にすると、平日・土曜は16:00、日祝は17:00が締め切りになります。

  1. 山上駅に着いたら、駅の時刻表で最終便を確かめ、「戻る時刻」を決めてスマートフォンのアラームに入れる
  2. 一番見たい場所(多くの人にとっては摩尼殿)を先に回る。遠い場所を後回しにすると、時間が足りなくなったときに一番の目的を削ることになる
  3. 戻る時刻の30分前になったら、その場で見ている場所を最後にして山上駅へ向かい始める

境内の道は、石段と坂、砂利の道が混じります。平地の観光地のつもりで歩くと、思ったより時間がかかるはずです。とくに堂から堂への移動に石段の上り下りが入るため、脚が疲れると歩く速さも落ちます。境内の移動は「お寺の中の散策」ではなく「山の上の短い山歩き」として時間を見積もるのが現実的です。

堂の中や縁側は、撮影や立ち入りの決まりが場所によって違います。現地の掲示に従ってください。紅葉の時期は人が多く、写真を撮るために道の真ん中で立ち止まると、石段の上り下りの流れを止めてしまいます。撮影は道の端の安全な場所で行ってください。

また、寺は信仰の場です。紅葉を見に来た人も、堂の前では静かに過ごし、法要や行事が行われている場所には近づきすぎないようにしましょう。山の上の寺を訪れる楽しみは、景色と同時に、その場の空気を味わうことにもあります。

境内では、日が傾くと堂の陰や木の下が早く暗くなります。紅葉の写真を撮るなら、光が十分にある昼前後のほうが色がきれいに出やすく、夕方は足元も見えにくくなります。景色の点でも安全の点でも、境内のめぐりは午前中から昼過ぎに重心を置くのが合理的です。

編集部の見立て:境内めぐりで一番もったいないのは、遠くの場所から順に回って、肝心の摩尼殿を夕方の薄暗さの中で見ることです。見たい場所を先に、移動の時間は多めに。山の上の寺は平地の観光地より時間を食う、と最初から割り切っておくと計画がぶれません。

2026年の発表を確かめる先|もみじまつり・ライトアップ・臨時便

書写山では、紅葉の時期に姫路市の「書写山もみじまつり」が行われてきました。ここで気をつけたいのは、ネット上で見つかる情報の多くが過去の年のものだということです。2025年の実績と2026年の発表を混同しないように、年を区別して整理します。

項目 2025年の実績(姫路市) 2026年(2026年10月4日時点)
もみじまつり・ライトアップの日程 11月15日〜12月7日の土日祝 未発表
ライトアップの時間 17:00〜20:00 未発表
ロープウェイの延長 ライトアップ日は上り19:15・下り20:30まで、混雑時は臨時便 未発表(通常は日祝の下り18:00が最終)
交通規制・臨時駐車場・臨時バス ― 発表は確認できていない

2025年は、11月15日〜12月7日の土日祝にライトアップがあり、その日はロープウェイが上り19:15・下り20:30まで延長され、混雑時には臨時便も出ました(姫路市公式の2025年のもみじまつり告知、2026年10月4日確認)。2026年の実施は、2026年10月4日時点で発表が見当たりません。姫路市の観光ページで発表を待ってください。

「ライトアップの日はロープウェイが20:30まで」という情報を見ても、それが2026年のものかどうかを必ず確かめてください。2026年の延長が発表されていない段階で、20:30を前提に夜まで山の上にいる計画を立てると、通常の最終便(日祝18:00、月〜土17:00)に乗り遅れるおそれがあります。

2026年の発表を探すときは、姫路市公式(https://www.city.himeji.lg.jp/)のサイト内検索で「もみじまつり」と入れると、年度ごとの告知が出てきます。ページのタイトルに「令和8年度」など年度の表記があるかどうかで、2026年の告知かを見分けられます。2025年の告知は「令和7年度」の表記です。

交通規制や臨時駐車場、臨時バスについても、2026年の発表は2026年10月4日時点で確認できていません。もみじまつりの告知と同じページに載ることが多いので、告知が出たら日程と合わせて目を通してください。発表が出る前の段階では、通常の運行時間と通常の行き方で計画しておくのが安全です。

  • 見ている情報のページに「2026年」または「令和8年度」の表記があるか
  • ロープウェイの延長が、その日(ライトアップ実施日)に限ったものかどうか
  • 行く日が延長の対象日でない場合の最終便(月〜土17:00・日祝18:00)を控えたか
  • 臨時バスや交通規制の告知が、行く日に関係するかを確かめたか

ライトアップの夜の境内は、昼とはまったく違う眺めです。一方で、夜の山の上は暗く、足元の石段や坂の見え方も昼とは変わります。ライトアップを見に行く場合は、ロープウェイで上がり、ロープウェイで下りるのを基本にして、夜に参道を歩いて下る計画は立てないほうが安全です。

編集部の見立て:紅葉の情報で一番事故につながりやすいのは、去年の延長時刻を今年の時刻だと思い込むことです。ライトアップや延長は「発表されたら使えるおまけ」と考えて、計画の土台はあくまで通常の時刻表に置く。それだけで、最終便に間に合わないという失敗はほぼ防げます。

紅葉の書写山を歩く日の靴とザックと上着|3つの基準で選ぶ

紅葉の書写山は、参道の石段と山道を登り、境内をめぐって、ロープウェイか歩きで下るという一日になります。標高の目安は371mと低い山ですが、11月は日陰や夕方に冷え込みやすく、汗をかいた上りのあとに体が冷えやすい季節です。道具は「何を足すか」より「どんな一日に合わせるか」で選ぶと、無駄がありません。

スポンサーリンク


選ぶ基準は3つです。1つ目は、上着や飲み物を出し入れしやすい、日帰りに合った大きさの荷物を持てるか。2つ目は、上りでかいた汗を逃がし、日陰で冷えにくい服の重ね方ができるか。3つ目は、人の多い紅葉期でも、もしものときに居場所を知らせる手段があるか。大事なのは道具の数ではなく、上りと下りと夕方の3つの場面に1つずつ答えを持っておくことです。

道具 型番・商品名にある公表スペック 答える場面 向く人
ザ・ノース・フェイス テルスエアー35 NM62621/商品名に「35」の容量表記 上着・飲み物・雨具をまとめて持つ 上着を脱ぎ着する回数が多い人
モンベル ライトアルパインダウンジャケット 1101608 境内の日陰・ロープウェイ待ちの冷え 止まる時間が長い人
チタンマニア ホイッスル チタン製・軽量(商品名の記載) はぐれたとき・助けを呼ぶとき 単独で歩く人、子ども連れ

まず荷物です。参道を歩く日は、上りで脱いだ上着、飲み物、雨具、境内で羽織る防寒着と、出し入れする物が多くなります。小さなショルダーバッグでは収まらず、手に持つ荷物が増えると石段で手すりを使いにくくなります。両手を空けられる背負うタイプのザックが、石段の多い書写山には合っています。

ザ・ノース・フェイスのテルスエアー35(NM62621)は、商品名に35と容量の表記があるバックパックです。脱いだ上着や雨具をまとめて入れても余裕を持たせたい人、夕方の冷え込みに備えて防寒着を1枚多めに持っていきたい人に向きます。

次に服です。石段の上りは短い時間でも汗をかきます。その汗が乾かないまま日陰の境内に入ると、体が冷えやすくなります。肌に近い層は汗を逃がしやすいもの、その上に前を開け閉めして温度を調整できる羽織りものを重ねると、上りと境内の両方に対応できます。

境内で立ち止まる時間の冷えに備えるなら、モンベルのライトアルパインダウンジャケット(1101608)のような薄手のダウンを1枚ザックに入れておく方法があります。上りでは脱いでしまい、摩尼殿や三之堂の日陰で足を止めたときや、夕方にロープウェイを待つときに羽織る使い方です。シャツ1枚では境内の日陰で心細いけれど、厚い上着を着て登るほどではない、という秋の日に、荷物の中の「もう1枚」を探している人に向きます。

最後に、もしものときの備えです。紅葉の書写山は人が多く、境内や参道で同行者とはぐれることがあります。携帯電話がつながらない場所や電池が切れたときでも、笛の音は声より遠くまで届き、少ない力で鳴らし続けられます。

チタンマニアのホイッスルは、商品名のとおりチタン製の軽い笛です。ザックの肩ベルトや首から下げておけば、重さをほとんど気にせず持ち歩けます。単独で参道を歩く人や、子ども連れで境内をめぐる人が、はぐれたときの合図として持っておくのに向きます。

11月の書写山で、上着をもう1枚足すかどうか迷ったら、薄手のフリースか軽いダウンが候補になります。9〜12月の実際の気温から厚さを決める考え方は、登山用フリースの選び方とマイクロフリースとの違いにまとめています。境内の日陰で立ち止まる時間が長い人ほど、軽い1枚の差が効いてきます。

編集部の判断:書写山は低い山なので、登山の装備を一式そろえる必要はありません。ただ「低いから普段着でいい」とも言い切れないのが11月の山の上です。汗をかく上り、冷える日陰、暗くなる夕方。この3つにそれぞれ答えられる持ち物になっているかを、出発前に一度だけ点検しておくのがよいと考えています。

姫路駅からのバスと、車で行く場合

書写山ロープウェイの山麓駅へは、姫路駅からバスで向かうのが基本です。姫路市の2025年のもみじまつり告知では、JR・山陽電鉄姫路駅前の神姫バス10番乗り場から「書写山ロープウェイ」行きに乗り、終点で下車、約30分と案内されています(2026年10月4日確認)。2026年の系統や時刻は、出発前に神姫バス公式で確かめてください。

バスで行く利点は、駐車場の混雑を気にしなくてよいことです。紅葉の週末は、山麓駅に向かう車が集中しやすくなります。バスなら、帰りの時刻をロープウェイの最終便と合わせて組むだけで済み、渋滞や満車で計画がずれる心配が減ります。紅葉の週末は、公共交通機関のほうが到着時刻の見通しが立ちやすいと考えておくのが無難です。

電車とバスを使う紅葉登山では、帰りの最終バスから行動の締め切りを決めるのが基本になります。始発と最終バスから一日の時間を組む考え方は、電車とバスで行く紅葉登山の段取りでくわしく整理しています。書写山の場合は、ロープウェイの最終便と帰りのバスの両方を並べて見るのがポイントです。

帰りのバスの時刻は、ロープウェイを下りてからバス停で待つ時間も見込んでおく必要があります。紅葉の週末は、下りのロープウェイが混むと同時に、帰りのバスも混み合うことがあります。ロープウェイの最終便に乗ってからバスを探すのではなく、乗りたいバスの時刻から逆に、何時のロープウェイで下りるかを決めておくと安心です。

車で行く場合、姫路観光ナビによると、ロープウェイ山麓駅には駐車場があり、乗用車・バスとも無料とされています(2026年10月4日確認)。ただし台数は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。紅葉の週末にどのくらい混むかを示す公式の情報もないため、満車のときにどうするかを決めずに出かけるのは避けたほうがよいでしょう。

駐車場が満車のときに、周辺の路上や路肩に停めるのはやめてください。生活道路をふさぐうえ、緊急車両の通行の妨げになります。満車が心配な日は、最初から公共交通機関を使うか、姫路駅周辺の駐車場に停めてバスに乗り換える方法を検討してください。

2026年の交通規制や臨時駐車場、臨時バスについては、2026年10月4日時点で発表が見当たりません。過去の年にこうした対応があったかどうかにかかわらず、2026年の扱いはもみじまつりの告知と合わせて姫路市のページで確かめてください。発表がない段階では、通常の駐車場と通常のバスで計画しておくのが安全です。

車とバスのどちらにするかは、行く曜日と時間帯で決めるのが合理的です。平日の朝早くなら車でも到着の見通しは立てやすい一方、紅葉の見頃の土日祝の昼前後は、車だと読みにくくなります。「いつ行くか」を先に決め、その日の混み方から交通手段を選ぶと、無理のない計画になります。

編集部の見立て:紅葉の書写山に車で行くなら、駐車場が無料だという点より、台数が公表されていない点のほうを重く見たほうがよい。満車のときの代わりを持たずに出かけると、そこで計画が止まってしまいます。週末の見頃なら、バスを第一の手段に置くのが堅いと考えています。

志納金・拝観時間・服装の準備

圓教寺の境内に入るには志納金が必要です。姫路観光ナビの現行の記載によると、中学生以上800円、小学生500円、未就学児は無料です(2026年10月4日確認)。2025年の姫路市の告知では中学生以上500円・小学生300円と案内されていましたが、2026年3月19日に寺が改定を告知しており、観光ナビの金額はこの改定後の内容と整合しています。

志納金は改定されることがあります。2025年以前の記事や告知に書かれた金額と、現地の金額が違うことがあるので、最新額は圓教寺公式(https://shosha.or.jp/)で確かめてください。家族で行く場合は、人数分の合計を事前に見積もっておくと受付で慌てません。

拝観時間は、姫路観光ナビの記載で冬期が8:30〜17:00、春〜秋が8:30〜18:00で、土日祝は延長があるとされています(2026年10月4日確認)。紅葉の11月がどちらの期間に入るかは、記載の上でははっきりしないため、行く日の拝観時間を圓教寺公式か観光ナビで確かめてください。拝観時間とロープウェイの最終便の両方を見て、早いほうを締め切りにすると安全です。

ロープウェイの運賃や志納金を払う場面では、現金が必要になるかどうかも気になるところです。支払い方法は時期や窓口で変わることがあるので、現金を少し多めに持っておくと安心です。山の上で不足に気づいても、すぐに補う手段はありません。

服装は、山の上の寺をめぐるという一日の中身に合わせて考えます。石段の上り下りがあるので、動きやすいズボンと歩きやすい靴が基本です。スカートや丈の長いコートは、石段で足さばきの邪魔になりやすく、下りで足元が見えにくくなります。

  • 志納金(最新額を圓教寺公式で確かめた金額)と、ロープウェイ運賃を払える現金を持ったか
  • 行く日の拝観時間と、ロープウェイの最終便を両方メモしたか
  • 石段を上り下りできる動きやすいズボンと靴か
  • 汗をかいたあとに羽織る上着と、夕方の冷えに備える1枚を持ったか
  • 雨の予報がある日に、上下の雨具を入れたか

雨の予報がある日は、傘だけでなく上下の雨具を持っていくと安心です。境内の石段は傘をさしながらだと片手がふさがり、足元への注意がおろそかになります。雨具を着ておけば両手が空き、手すりも使えます。

ミズノのベルグテックEX ストームセイバーVI(A2MG8A01)は、上下セットのレインスーツです。商品名に耐水圧約30,000mm以上、100洗耐久撥水と記載があります。雨の予報の日にも紅葉を見に行きたい人や、秋の冷たい雨で体を濡らしたくない人に向きます。雨具は風を通しにくいので、冷え込む夕方の防風の上着としても使えます。

編集部の判断:志納金と拝観時間は、紅葉の情報に比べて軽く見られがちですが、当日の計画を止めるのはこうした小さな数字のほうです。金額は改定され、時間は季節で変わる。どちらも出発前に一度公式で見直すだけで済むので、その一手間を省かないことを勧めます。

11月の日没と下山の段取り

紅葉の書写山で一番気をつけたいのは、日が沈む早さです。国立天文台の暦によると、神戸(兵庫県の県庁所在地)の2026年の日の入は、11月1日が17:06、11月15日が16:55、11月30日が16:49です(2026年10月4日確認)。見頃の中心にあたる11月中旬〜下旬は、17時前に日が沈みます。

日付(2026年) 神戸の日の入 最終の下り(月〜土) 最終の下り(日祝)
11月1日 17:06 17:00 18:00
11月15日 16:55 17:00 18:00
11月30日 16:49 17:00 18:00
12月1日 16:49 12月の時刻は姫路市公式で確かめる 12月の時刻は姫路市公式で確かめる

表を並べると、11月中旬以降は、月〜土の最終の下り17:00が日の入より後になることが分かります。日祝の18:00は、日の入から1時間以上たってからの便です。ロープウェイで下りるなら暗くなっても乗れますが、山上駅までの境内の道は暗い中を歩くことになります。神戸の値は県庁所在地の値で、山の上や木の多い参道は、これより早く暗くなる場所があります。

スポンサーリンク


参道を歩いて下る人の締め切り:参道で下る場合の締め切りは、ロープウェイの最終便ではなく日の入です。11月中旬〜下旬なら日の入は17時前なので、参道を歩いて下る人は、日の入の2時間前、つまり15時前には下り始めるのが目安になります。参道の所要時間に公式の値がないため、余裕は多めに取ってください。

「2時間前」は安全側に寄せた目安です。参道の下りにかかる時間は人によって大きく違い、公式の値もないため、短く見積もる根拠がありません。紅葉の写真を撮りながら下りると、思った以上に時間がかかります。15時に下り始めて明るいうちに麓に着けば、それで十分です。

日没から引き返し時刻を決める考え方は、山の高さや季節を問わず使えます。月別の日の入の早見表と、引き返し時刻の決め方は登山の日没が秋に早まる理由と月別の早見表にまとめています。書写山の場合は、日の入とロープウェイの最終便の早いほうを締め切りにするのがポイントです。

下りをロープウェイにする人も、暗くなってからの境内の移動には備えが必要です。ライトアップのない日の夕方は、堂の陰や木の下は早く暗くなり、石段の段差が見えにくくなります。スマートフォンのライトでも照らせますが、片手がふさがるうえ、電池を使い切ると連絡手段も失います。

そうした場面に備えるなら、頭につけるヘッドライトが安心です。Ledlenser(レッドレンザー)のMH5は、充電式のヘッドライトです。両手を空けたまま足元を照らせるので、夕方の境内で石段を下りる人や、ライトアップの日に暗い道を歩く可能性がある人に向きます。日帰りの低い山でも、ザックに1つ入れておくと、下山が遅れたときの不安が小さくなります。

暗くなってから参道を歩いて下る計画は立てないでください。落ち葉の積もった石段は、暗いと段の角が見えにくく、足を踏み外しやすくなります。予定より遅れて日の入が近づいたら、参道で下るのをやめて、ロープウェイに切り替えるのが安全です。

編集部の見立て:11月の書写山では「ロープウェイはまだ動いている」と「もう暗い」が同時に起きます。最終便の時刻だけを見て計画すると、暗い境内や参道を歩くことになる。締め切りは日の入とロープウェイの早いほう、と一つ決めておくと迷いが消えます。

紅葉期の混雑の見方と、時間帯の選び方

紅葉の見頃の週末は、書写山に多くの人が集まります。ただし、何時ごろにどのくらい混むかを示す公式の数字は、2026年10月4日時点で見当たりません。そのため混雑は「起きるもの」として、時間帯と曜日の選び方で避ける工夫をするのが現実的です。

混雑が計画に効いてくる場面は、主に3つあります。行きのバスやロープウェイの乗り場、境内の人気の場所(摩尼殿のあたり)、帰りのロープウェイの乗り場です。行きと帰りの乗り場は、待ち時間がそのまま行動時間を削ります。とくに帰りは、最終便に近づくほど人が集中しやすく、待ち時間が読めなくなります。

時間帯 計画上の利点 気をつける点
始発(8:30)前後に上る 境内で使える時間が長い。帰りの最終便まで余裕がある 早朝は冷え込むので上着を1枚多く持つ
昼前後に上る 朝の冷え込みを避けられる 行きも帰りも混む時間帯に重なりやすい
午後に上る 朝早く出なくてよい 日の入と最終便に追われ、境内の時間が短くなる

時間帯の選び方で一番効くのは、早く上ることです。始発の8:30から動けば、境内で使える時間が長くなり、帰りの最終便の混雑からも早めに抜けられます。朝に余裕を取っておけば、混雑で待たされても、夕方の締め切りまでに十分な時間が残ります。

曜日で選べるなら、平日が有利です。ただし平日と土曜は最終の下りが17:00なので、時間の余裕という点では日祝の18:00より1時間短くなります。混雑を避けられる平日と、最終便が遅い日祝。どちらを重く見るかは、参道を歩くかどうかで変わります。参道を歩いて下る人は、日の入が締め切りになるので最終便の差はあまり関係しません。

紅葉の混雑を避ける考え方は、時間帯・曜日・山の選び方の組み合わせで決まります。紅葉登山の混雑を避ける方法では、その組み合わせ方を整理しています。書写山のようにロープウェイを使う山では、帰りの乗り場の混雑が一日の計画を左右します。

帰りのロープウェイの混雑に備える方法は、最終便の1時間前に山上駅へ戻ることです。混雑で2〜3本見送っても、最終便より前に下りられます。また、参道を歩いて下る選択肢を持っておくと、ロープウェイが混んでいるときに切り替えられます。ただしこれは、日の入までに十分な時間があるときだけです。

ロープウェイの待ち列が長いからと、日の入が近い時間に参道を歩いて下り始めるのは避けてください。混雑を避けるつもりが、暗い参道を歩くことになります。参道に切り替えてよいのは、日の入まで2時間以上あるときに限る、と決めておくと判断がぶれません。

編集部の判断:混雑を避けるために一番効くのは、早く着くことです。始発に乗れれば、境内の時間も帰りの余裕も両方手に入る。混雑の数字が公表されていない以上、読めないものを読もうとするより、時間の余裕で吸収するほうが確実だと考えています。

見頃の後半〜12月に行くなら|日没と冷え込みへの備え

書写山の紅葉は、サイトによっては12月上旬まで見頃とされています。見頃の後半から12月にかけて行く場合は、11月の前半より日没が早く、冷え込みも強くなることを前提に計画してください。神戸(兵庫県の県庁所在地)の2026年の日の入は、12月1日が16:49、12月15日が16:50です(国立天文台、2026年10月4日確認)。

12月に入ると日の入は16時50分前後で、11月末からほとんど変わりません。ただし日の出は遅くなり、12月15日の日の出は6:59です。朝の冷え込みが強い時間が長くなるため、早く出る計画では、出発の時点でしっかり着込む必要があります。

12月のロープウェイの運行時間は、10/11〜11/30とは別の時刻になる場合があります。12月に行くなら、その時期の時刻表を姫路市公式で確かめてください。拝観時間も、冬期は8:30〜17:00と案内されています(姫路観光ナビ)。冬期がいつからかは記載の上ではっきりしないため、圓教寺公式か観光ナビで行く日の時間を確かめておくと安心です。

12月の締め切りの考え方:12月は、日の入(16:50前後)、拝観時間の終わり、ロープウェイの最終便の3つのうち、一番早いものが締め切りになります。3つの時刻を並べて一番早いものに印をつけ、その1時間前を山上駅に戻る時刻にすると、見落としがありません。

積雪や凍結については、書写山についての公式の値は2026年10月4日時点で見当たりません。冬の気温の目安を知りたい場合は、気象庁の過去の気象データ検索(https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/)で姫路の平年値を確かめてください。書写山は低い山で、雪山の装備が前提になる山ではありませんが、冷え込んだ朝の石段や日陰の参道は、霜や濡れた落ち葉ですべりやすくなることがあります。

防寒は、厚いコート1枚より、薄いものを重ねるほうが調整しやすくなります。上りで汗をかき、境内の日陰で冷え、夕方にさらに冷えるという一日の変化に、脱ぎ着で合わせられるからです。軽いダウンジャケットは、たたむと小さくなり、立ち止まって紅葉を眺める時間に羽織るのに向いています。

立ち止まる時間が長い紅葉の日には、軽いダウンを1枚ザックに入れておくと安心です。登山向けの軽量ダウンの選び方と、公式スペックでの比較は登山のライトダウンの選び方と6モデルの比較にまとめています。境内で写真を撮って待つ時間が長い人ほど、軽いダウンの暖かさが効いてきます。

12月の夕方は、日の入の前から急に暗く、冷たくなります。冷えた手で石段の手すりをつかむのはつらく、手袋がないと動きがぎこちなくなります。薄手の手袋を1組持っていくと、写真を撮るときも、石段を下りるときも楽になります。

雪山の道具は、書写山の紅葉の時期には必要ありません。チェーンスパイクやアイゼンを持っていく必要はなく、まずは靴底がすべりにくい靴と、重ね着できる上着、手袋を優先してください。道具を増やすより、日の入から決めた締め切りを守ることのほうが、12月の書写山では安全に直結します。

編集部の見立て:見頃の後半に行く人は、色の残り具合より、日の短さと冷え込みのほうを先に心配したほうがよい。12月は日の入、拝観時間、最終便の3つのうち一番早いものが締め切りです。紅葉は少し散っていても見る価値がありますが、暗くなってからの石段には見る価値がありません。

子ども連れ・雨の日・見頃を外したときの代わりの案

紅葉の計画は、天気や見頃のずれで崩れることがあります。崩れたときに慌てないように、よくある3つの場面での代わりの案を用意しておきます。どの場面でも、基本は「無理に予定どおりにしない」ことです。

まず子ども連れの場合です。参道の石段を子どもと一緒に歩いて登るのは、子どもの体力と年齢によってはきつくなります。ロープウェイで上がり、境内をめぐる計画にすると、子どもの体力を境内のために残せます。境内の移動にも石段があるので、ベビーカーより抱っこひものほうが動きやすい場面が多いと考えておくとよいでしょう。

  • 子ども連れなら、参道ではなくロープウェイで上がる計画にしたか
  • 境内の石段を考えて、ベビーカーより抱っこひもを選んだか
  • 雨の予報なら、上下の雨具と替えの靴下を持ったか
  • 見頃を外したときの代わりの楽しみ方を考えておいたか

次に雨の日です。雨の日は石段と落ち葉がすべりやすくなり、参道を歩くのは晴れの日よりリスクが上がります。雨の日はロープウェイで上がり、境内の雨のしみる紅葉を眺めるという楽しみ方に切り替えると、安全と満足を両立できます。雨の日は参道を歩くのをやめて、ロープウェイで上がる計画に切り替えるのが基本です。

雨の日の石段は、乾いた日よりすべりやすくなります。とくに下りは、濡れた落ち葉の上で足をすべらせやすくなります。雨の日に参道を歩いて下る計画は避け、下りはロープウェイを使ってください。雷の予報がある日は、山の上での行動そのものを見合わせる判断も必要です。

最後に、見頃を外したときです。行ってみたらまだ色づき始めだった、あるいは散りかけだった、ということはよくあります。色づき始めの時期は、緑と黄と赤が混じった景色が見られます。散りかけの時期は、石段や境内に落ちた散りもみじが一面に広がります。どちらも、見頃の真っ盛りとは違う紅葉の見方として楽しめます。

見頃を外さないための一番の方法は、出発の直前に確認先を見ることです。姫路観光ナビや圓教寺公式、紅葉情報サイトの実況を前日に見て、色づきが進んでいなければ日程をずらす、という柔軟さを持っておくと、外れる確率は下がります。

編集部の判断:計画が崩れたときに一番大事なのは、予定どおりにすることより、安全に楽しめる形に組み替えることです。雨なら参道をやめる、子ども連れならロープウェイ、見頃を外したら別の色を楽しむ。代わりの案を先に持っておけば、当日の判断で迷う時間が減ります。

よくある質問

Q. 2026年の書写山の紅葉の見頃はいつですか?

例年の見頃は11月中旬〜下旬が中心で、サイトによっては12月上旬までとされています(ウェザーニュース・ウォーカープラス・ジョルダンの例年値)。2026年の見頃は年の気温で動くため予想できません。出発前に姫路観光ナビや圓教寺公式で、2026年の色づき具合を確かめてください。

Q. ロープウェイの最終便は何時ですか?

姫路市公式によると、10月11日〜11月30日の最終便は、月〜土が上り16:45・下り17:00、日祝が上り17:45・下り18:00です(2026年10月4日確認)。土曜日は月〜土の側に入るので、最終の下りは17:00です。12月以降の時刻は姫路市公式で確かめてください。

編集部の見立て:最終便の質問は、「何時まで乗れるか」より「何時までに山上駅に戻るか」に置き換えて考えたほうが役に立ちます。紅葉の週末は待ち時間が読めないので、最終便の1時間前を自分の締め切りにしておくのが安心です。

Q. 2026年もライトアップはありますか?

2025年は11月15日〜12月7日の土日祝にライトアップがあり、17:00〜20:00に行われました。その日はロープウェイが上り19:15・下り20:30まで延長されました。2026年の実施は、2026年10月4日時点で発表が見当たりません。姫路市の観光ページで発表を待ってください。

Q. 参道を歩いて登ると何分かかりますか?

参道を歩く場合の所要時間は、2026年10月4日時点で公式の記載が見当たりません。出かける前に圓教寺公式のアクセスページで確かめ、下りのロープウェイの最終便(日祝18:00、月〜土17:00)や日の入から、余裕をもって計画を組んでください。参道で下る場合は、日の入の2時間前には下り始めるのが目安です。

Q. 車で行くと駐車場は停められますか?

姫路観光ナビによると、ロープウェイ山麓駅には駐車場があり、乗用車・バスとも無料とされています。ただし台数は公式の記載が見当たりません。紅葉の週末は、姫路駅から神姫バスで行く公共交通機関のほうが、到着時刻の見通しが立ちやすくなります。

編集部の判断:駐車場が無料でも、台数が分からない以上、紅葉の週末に車で行くのは賭けの要素が残ります。満車のときの代わりを用意できないなら、最初からバスを選ぶほうが、当日の予定が崩れにくいと考えています。

まとめ:今日やることは1つ

2026年の書写山・圓教寺の紅葉は、例年11月中旬〜下旬が見頃の目安で、サイトによっては12月上旬までとされています。2026年の見頃は予想できないため、出発前に姫路観光ナビや圓教寺公式で確かめるのが確実です。計画の軸になるのは、ロープウェイの最終便と日の入の2つの時刻です。

編集部の見立て:書写山の紅葉で失敗しやすいのは、見頃の日付を外すことより、帰りの時刻を読み違えることです。土曜は最終の下りが17:00、11月中旬以降は日の入が17時前。この2つを先に押さえておけば、紅葉の書写山はぐっと歩きやすくなります。

今日やることは1つです。行きたい日が「月〜土」と「日祝」のどちらに入るかを確かめ、その日の最終の下りと日の入の時刻を並べて、早いほうの1時間前を「山上駅に戻る時刻」として手帳に書いてください。この1行が決まれば、残りの計画はそこから自然に組み立てられます。

  1. 行く日を決め、その日の最終の下り(月〜土17:00・日祝18:00)と神戸の日の入を並べて、早いほうの1時間前を「山上駅に戻る時刻」にする
  2. 出発の前日に、姫路観光ナビ・圓教寺公式・姫路市公式で、2026年の色づき具合ともみじまつりの発表、志納金を確かめる
  3. 参道を歩くなら上りだけにして、下りはロープウェイを使う計画にする。参道で下るなら日の入の2時間前に下り始める

編集部の判断:2026年の紅葉がいつ見頃になるかは誰にも分かりませんが、帰りの時刻は今日決められます。決められることを先に決めておけば、見頃の情報が出たときに日程を動かすだけで済みます。書写山の秋を、時間に追われずに楽しんでください。

出典

  • 姫路市「書写山ロープウェイ」(運行再開・始発・終発・発車間隔)https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000005268.html(2026年10月4日確認)
  • 姫路市「令和7年度 書写山もみじまつり」(2025年のライトアップ・ロープウェイ延長・神姫バス)https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000031731.html(2026年10月4日確認)
  • 姫路観光ナビ「書寫山圓教寺」(標高の目安・ロープウェイ所要・志納金・拝観時間・駐車場)https://himeji-kanko.jp/spot/5/(2026年10月4日確認)
  • 書寫山圓教寺 公式 https://shosha.or.jp/ /アクセス https://shosha.or.jp/access.cgi /志納金改定のお知らせ https://www.shosha.or.jp/press.cgi?press_id=260218_1771922553(2026年10月4日確認)
  • 兵庫県「書写山参詣路」(近畿自然歩道)https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/environment/leg_293/leg_295/leg_782/leg_845(2026年10月4日確認)
  • ウェザーニュース 紅葉情報「書写山圓教寺」https://weathernews.jp/koyo/spot/26329/(2026年10月4日確認)
  • ウォーカープラス 紅葉名所「書寫山圓教寺」https://koyo.walkerplus.com/detail/ar0728e154697/data.html(2026年10月4日確認)
  • ジョルダン 紅葉情報「書写山圓教寺」https://sp.jorudan.co.jp/leaf/spot_104845.html(2026年10月4日確認)
  • 国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」神戸 2026年11月 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2026/s2911.html /2026年12月 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2026/s2912.html(2026年10月4日確認)
  • 気象庁「過去の気象データ検索」https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/(2026年10月4日確認)

スポンサーリンク