宝満山の竈門神社登山口へのアクセス|帰りのまほろば号18:30で決める下山時刻

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宝満山の正面登山道は、竈門神社(宝満宮竈門神社・福岡県太宰府市内山883)のすぐ上から石段で始まります。登山口までの行き方は、西鉄太宰府駅から太宰府市のコミュニティバス「まほろば号」に乗るか、車で神社の有料駐車場を目指すかの二択に見えます。ただ、この二つを分ける決め手は行きではありません。帰りです。

まほろば号の「内山」バス停を出る最終便は、2026年4月1日改正の時刻表で平日・土日祝とも18:30です(太宰府市公式のバス停別時刻表PDF、2026年9月14日確認時点)。太宰府市公式が示す正面登山道の下りの目安は約1時間30分なので、山頂を何時に出るかは、帰りに乗るバスを1本決めた時点でほぼ決まります

この記事では、竈門神社登山口までを電車+バスで行くか車で行くか、車ならどこに置くか、昭和の森(一本松公園)や大石・本道寺といった別の登山口をどう使い分けるかを、公式の時刻・台数・料金だけで組み立てます。山頂までの区間や見どころ、史跡としての決まりごとは宝満山の正面登山道のコースタイムと区間をまとめた記事で扱っているので、この記事は「登山口に立つまで」と「登山口から帰るまで」に絞ります。

  • 竈門神社登山口へは、西鉄太宰府駅からまほろば号「内山」行き(小学生以上は全区間100円・乗車約10分)がもっとも条件のはっきりした行き方であること
  • 行きの始発は平日・土日祝とも7:22、帰りの内山発の最終は平日・土日祝とも18:30(2026年4月1日改正)であること
  • 公式の下り目安約1時間30分を引くと、最終便に合わせた山頂出発は17:00が机上の限界で、一本前の17:50に合わせると16:20になること
  • 行きのバスごとに、太宰府市公式の往復目安「最低4時間」を足して乗れる帰りの便を並べた組み立て表
  • 竈門神社の有料駐車場(約100台)は、登山者が長時間停めてよいかを明記した公式の文言が見当たらず、神社への事前確認が要ること
  • 昭和の森(240台・3時間以内無料、6時間以内500円)と、公共の駐車場が無いとされる大石・本道寺の登山口の交通の違い
  • 紅葉期(竈門神社の境内は例年11月中旬〜下旬)に周辺道路の渋滞が市議会で指摘されていることと、そのときの行き方の切り替え

竈門神社登山口へは電車+まほろば号か車か:先に結論

結論から書くと、竈門神社登山口へのアクセスで判断材料がもっとも揃っているのは、西鉄太宰府駅からまほろば号に乗る行き方です。太宰府市が運行するコミュニティバスで、終点の「内山」で降りればすぐに竈門神社です(太宰府市公式の観光案内、2026年9月14日確認時点)。運賃は小学生以上なら全区間100円、幼児は条件付きで無料。毎日運行していて、運休は年始の1月1日〜3日だけです。

一方の車は、行き先そのものははっきりしています。竈門神社の公式サイトは「お車でお越しの方は、竈門神社有料駐車場(約100台)をご利用ください」と案内しています。ただし、この一文には参拝者向けか登山者も含むのか、長時間停めてよいのかが書かれていません。つまり車の場合、「着いたら停められるか」の前に「停めてよいか」を確かめる手間が一つ増えます。この点は後ろの章で原文ごと扱います。

さらに、竈門神社の登山口にこだわらない選択肢もあります。宇美町側の昭和の森(一本松公園)は、宇美町公式が三郡山・宝満山への登山の起点として案内している公園で、駐車場の台数と料金の規則が公表されています。筑紫野市側の大石・本道寺の登山口は、公共の駐車場が無いと市の資料に書かれていて、西鉄バスと自治会バスを乗り継いで向かう前提です。

行き方 決め手になる公式の値 向く人 出発前にやること
電車+まほろば号で竈門神社 運賃100円・乗車約10分・行きの始発7:22・帰りの最終18:30 帰りの時刻を先に固定できる人 帰りに乗る内山発のバスを1本決める
車で竈門神社の有料駐車場 約100台・有料(太宰府市の観光案内では1回400円) 早朝から動きたい、荷物が多い人 神社(092-922-4106・9:00〜17:00)へ駐車の可否を確認
車で昭和の森(一本松公園) 240台・3時間以内無料、6時間以内500円、以降6時間ごと500円 駐車の規則が公表されている場所に置きたい人 竈門神社とは別の登山口から入ることを前提に計画する
バスの乗り継ぎで大石・本道寺 公共の駐車場は無い(筑紫野市の資料)・西鉄バスから御笠自治会バスへ乗り継ぎ 乗り継ぎを自分で調べられる人 自治会バスの運行日と時刻を自分で確認する

表の「向く人」は、体力や経験ではなく段取りの向き不向きで分けています。宝満山の正面登山道は、太宰府市公式が「急斜面・岩場の本格的な登山」で自動販売機や売店は無いと案内している道です。どの行き方を選んでも、山の中身は変わりません。変わるのは、朝に何時に動けるか、帰りに何に縛られるか、の二点です。

選び方の軸:まほろば号は「帰りの最終18:30」に縛られる代わりに、駐車の可否や満車の心配がありません。車は時刻に縛られない代わりに、竈門神社の駐車場を登山で使ってよいかを事前に確かめる必要があります。時刻に縛られるのと、駐車の確認に縛られるのと、どちらを引き受けるかで決めると迷いません。

編集部の見立て:竈門神社登山口は、アクセス記事としては珍しく「公共交通のほうが条件がはっきりしている」登山口です。運賃が一律で、毎日走り、時刻表が太宰府市のサイトにPDFで出ています。車で行くつもりの人も、帰りのバスの最終が18:30だという一点だけは覚えておくと、下山の締切を考えるときの物差しになります。

行き:西鉄太宰府駅から「内山」行きまほろば号の2026年4月改正時刻

行きは、西鉄太宰府駅のバス乗り場からまほろば号の「内山」行きに乗ります。ダイヤは2026年4月1日に改正されていて、平日と土日祝で別の時刻です(太宰府市公式の時刻表PDF、2026年9月14日確認時点)。乗車時間は、西鉄公式の太宰府散策コースの案内で太宰府駅から竈門神社まで約10分とされています。

福岡市の中心部から来る場合、西鉄公式のコース案内では西鉄福岡(天神)駅から西鉄太宰府駅までの電車が約20分です。博多バスターミナルからは、西鉄バスの「太宰府ライナー旅人」で太宰府まで40分と西鉄公式が案内しています。電車や旅人の時刻そのものは、この記事では扱いません。乗る日の時刻は西鉄の公式サイトで引いてください。

西鉄太宰府駅発(内山行き) 平日 土日祝
7時台 22・40 22
8時台 22・52 16・52
9時台 22 22
10時台 12・52 07・52
11時台 22・52 22・52
12時台 22・52 22・52
13時台 22・52 23・53
14時台 22・52 23・47
15時台 22 22
16時台 02・49 02・32
17時台 32 02・32
18時台 12・48 11・48

表の読みどころは朝の2本です。始発は平日・土日祝とも7:22で同じですが、その次が平日は7:40、土日祝は8:16と、土日祝のほうが次の便まで50分以上空きます。土日祝に朝一番で登り始めたいなら、7:22を逃すと次は8:16になるという並びです。

平日の時刻表を見て「7時台に2本ある」と覚えたまま土日祝に出かけると、7:40の便はありません。時刻表は平日と土日祝で別のPDF欄になっているので、出かける日の曜日の欄を見てください。お盆(8月13日〜15日)と年末(12月29日〜31日)は平日でも土日祝ダイヤで走ります。

時刻表の後半、16時台以降の行きの便は、登山には使いにくい時間帯です。帰りの最終が18:30なので、18:48の内山行きは内山で折り返す便がありません。行きの時刻表は「何時までに乗れば山に入れるか」を見るもので、夕方の便は参拝や境内の散策向けと割り切って読むほうが混乱しません。

バスや電車で登山口に向かう計画そのものに慣れていない場合は、車がなくても登山口に立てるバス・タクシー・シャトルの使い分けをまとめた記事も合わせて読んでおくと、時刻表の見方や乗り遅れたときの考え方が整理できます。竈門神社は、そのなかでも路線バス1本で登山口の目の前に着く、組み立てやすい部類の登山口です。

運賃の100円は小学生以上の全区間一律なので、太宰府駅から内山までの料金を別に調べる必要はありません(太宰府市公式、2026年9月14日確認時点)。支払い方法や乗り方の細かい決まりは、太宰府市のまほろば号のページで出発前に確かめてください。

編集部の見立て:行きの時刻表で見るべきなのは、何時の便があるかより「自分が乗りたい便を逃したら次は何分後か」です。竈門神社行きは日中なら30分前後の間隔で走っていますが、朝と夕方は間隔が崩れます。朝7:22に乗る計画の人は、乗り遅れたときに8時台の便から組み直す案を、家を出る前に一つ持っておくと慌てずに済みます。

帰り:内山発の最終18:30から山頂を出る時刻を決める

この記事の本題はここです。帰りは、竈門神社前の「内山」バス停からまほろば号に乗ります。2026年4月1日改正の「内山」バス停の時刻表では、最終便は平日・土日祝とも18:30です(太宰府市公式のバス停別時刻表PDF、2026年9月14日に編集部がPDFを確認)。時刻表の見出しは西鉄太宰府駅経由です。

内山発(西鉄太宰府駅経由) 平日 土日祝
6時台 50 50
7時台 40 40
8時台 30 30
9時台 10・40 10・40
10時台 30 25
11時台 10・40 10・40
12時台 10・40 10・40
13時台 15・40 10・40
14時台 10・40 10・40
15時台 10・40 05・40
16時台 20 20・50
17時台 05・50 20・50
18時台 30(最終) 30(最終)

行き先は便によって違います。平日の6:50・9:10・12:40・15:40は通古賀経由、13:40は関屋経由の西鉄都府楼前駅行きで、いずれも西鉄太宰府駅を通ります。ほかの便は西鉄五条駅行きです。どの便に乗っても西鉄太宰府駅で降りられるので、行き先表示が「五条」でも「都府楼前」でも、太宰府駅に戻る目的なら乗って構いません。

次に、帰りのバスから山頂を出る時刻を出します。太宰府市公式の正面登山道の下りの目安は約1時間30分です。乗りたいバスの時刻からこの1時間30分を引くと、山頂を出る時刻の机上の締切が出ます。ここに、登山口の鳥居から本殿前までの車道約100m(筑紫野市の資料)と、バス停まで歩く分の余白が別に要ります。

竈門神社登山口への行き方。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。駅→内山=まほろば号 約10分・全区間100円/内山行きの始発=西鉄太宰府駅7:22(平日・土日祝とも)/内山発の最終=18:30(平日・土日祝とも・2026年4月改正)/歩く場合=西鉄太宰府駅から約40分(太宰府市)/神社の駐車場=有料・約100台(竈門神社公式)。図の下部に「太宰府市・西鉄・竈門神社の公表値(2026年9月14日確認)」と注記。
竈門神社登山口への行き方。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。駅→内山=まほろば号 約10分・全区間100円/内山行きの始発=西鉄太宰府駅7:22(平日・土日祝とも)/内山発の最終=18:30(平日・土日祝とも・2026年4月改正)/歩く場合=西鉄太宰府駅から約40分(太宰府市)/神社の駐車場=有料・約100台(竈門神社公式)。図の下部に「太宰府市・西鉄・竈門神社の公表値(2026年9月14日確認)」と注記。
乗る帰りのバス(内山発) 曜日 公式の下り目安約1時間30分を引いた山頂出発 編集部が勧める山頂出発(30分の余白)
18:30(最終) 平日・土日祝 17:00 16:30
17:50 平日・土日祝 16:20 15:50
17:20 土日祝 15:50 15:20
17:05 平日 15:35 15:05
16:50 土日祝 15:20 14:50
16:20 平日・土日祝 14:50 14:20

下山の締切の決め方:最終18:30に合わせた山頂出発17:00は、下りが公式の目安どおりに進んだ場合の値で、遅れを吸収する余地がありません。自分の締切は、最終の一本前の17:50に合わせて山頂16:20出発に置くと、下りで遅れても18:30の最終が「予備の便」として残ります。30分の余白は編集部の目安で、公式の値ではありません。

平日の夕方は、16:20の次が17:05、その次が17:50、最後が18:30と、40〜45分おきになります。土日祝は16:20・16:50・17:20・17:50・18:30と30分おきです。平日に「1本逃しても次がすぐ来る」と考えると、待ち時間が想定より長くなります。曜日によって、逃したときの損失の大きさが違います。

下りの約1時間30分は、太宰府市公式が一般向けに示している目安で、人によって前後します。石段が続く道なので、膝や足首に不安がある人は下りで時間が延びやすいと考えておくほうが安全側です。目安より遅い人ほど、表の右の列をさらに早めるという使い方をしてください。

編集部の見立て:宝満山で下山の締切を決めるとき、山頂での景色や休憩の長さから考え始めると、帰りのバスが後回しになります。順番を逆にして、先に帰りのバスを1本決め、そこから山頂を出る時刻を引き、最後に山頂で使える時間を出す。竈門神社の登山口は時刻表が公開されているので、この順番がそのまま使えます。

1日の組み立て:何時のバスで入り、何時のバスで出るか

帰りの締切が決まったら、行きのバスと組み合わせて1日の枠を作ります。ここで使う数字は3つです。行きの乗車約10分(西鉄公式)、太宰府市公式が示す正面登山道の往復目安「最低4時間」、そして帰りの内山発の時刻表です。

先に注意しておくと、太宰府市公式は登り約2時間(慣れている人は約1時間30分)・下り約1時間30分という区間の目安と、往復で最低4時間という総計の目安を、別々に示しています。区間の目安を足すと3時間30分で、総計の最低4時間とは合いません。この記事では、公式が総計として示している「最低4時間」を組み立てに使います。短いほうに寄せると、山頂での休憩や石段での足止めが入った瞬間に計画が崩れるからです。

行きのバス(太宰府駅発) 公式の乗車目安約10分を足した内山着 公式の往復目安最低4時間を足すと 乗れる帰りのバス 間に合わないときの次の便
7:22(平日・土日祝) 7時30分過ぎ 11時30分過ぎ 11:40 12:10
8:22(平日)/8:16(土日祝) 8時30分前後 12時30分前後 12:40 平日13:15/土日祝13:10
9:22(平日・土日祝) 9時30分過ぎ 13時30分過ぎ 13:40 14:10
10:12(平日)/10:07(土日祝) 10時20分前後 14時20分前後 14:40 平日15:10/土日祝15:05
11:22(平日・土日祝) 11時30分過ぎ 15時30分過ぎ 15:40 16:20
12:22(平日・土日祝) 12時30分過ぎ 16時30分過ぎ 平日17:05/土日祝16:50 平日17:50/土日祝17:20
13:22(平日)/13:23(土日祝) 13時30分過ぎ 17時30分過ぎ 17:50 18:30(最終)
13:52(平日)/13:53(土日祝) 14時過ぎ 18時過ぎ 18:30(最終) なし

表は、公式の目安を足しただけの机上の値です。バス停から登山口の鳥居までの移動、参拝、山頂での休憩が「最低4時間」に含まれるかどうかは、公式に書かれていません。表の読み方は一つで、右端の「次の便」が最終18:30になる行はもう余白が無いということです。13時台前半の便はその境目にあたり、13時台後半の便は最終に乗る以外の選択肢が残りません。

編集部の見立て:この表から編集部が勧めるのは、9時台までの便で登山口に着く組み立てです。9:22の便なら、公式の往復目安で13時40分の便に届き、それを逃しても午後の便が何本も残ります。午前のうちに山頂を踏んで、午後は時刻表に追われずに下りる。宝満山のように時刻表がはっきりした登山口では、この「余りを午後に置く」やり方がいちばん崩れにくいと考えています。

組み立て表を作ると、足元の準備の意味もはっきりします。まほろば号で入る日は、駅でバスを待ち、神社の前で降り、そのまま石段に入り、下りてきた足でまたバスに乗ります。登山口で靴を履き替える場所を前提にしない計画なので、街の舗装路と石段の両方を1足で通す靴が要ります。

その条件に合う候補の一つが、SIRIOのPF302(ライトトレック)です。商品名のとおり軽めのトレッキング向けの位置づけで、ここで挙げている出品はマロンの26.5cmです。バスと徒歩をつないで登山口に入り、石段主体の道を日帰りで往復する人に向く1足で、足幅や甲の高さに合うかは商品ページのサイズの説明で確かめてください。

組み立て表の「最低4時間」は竈門神社を起点にした正面登山道の往復の目安です。昭和の森や大石・本道寺から入る場合には使えません。別の登山口の章で書くとおり、そちらのコースタイムは公式の値が確認できていないので、同じ表を当てはめないでください。

まほろば号を使えない時間・日の代わり:徒歩約40分と年始の運休

まほろば号は毎日走りますが、使えない場面が二つあります。一つは暦で、年始の1月1日〜3日は全路線の全便が運休です(太宰府市公式、2026年9月14日確認時点)。もう一つは時刻で、行きの始発7:22より前と、帰りの最終18:30より後はバスがありません。

この二つの場面での代わりの手段として、太宰府市公式の観光案内には、西鉄太宰府駅から竈門神社まで徒歩で約40分と書かれています。朝7:22より早く登り始めたい人や、下山が18:30に間に合わなかった人は、この40分を計画に入れることになります。徒歩の道の歩道の有無や夜間の明るさについては、公式の記載が見つからないため、この記事では書きません。

「最終を逃しても40分歩けば駅に戻れる」を最初から計画に組み込むのは勧めません。約40分は太宰府市公式の目安ですが、それは下山を終えた足で歩く40分でもあります。下りの約1時間30分のあとに40分を足すと、その日の行動はさらに長くなります。徒歩は予備の手段として持っておき、計画は帰りのバスで組んでください。

最終便を逃したときにタクシーを使う選択肢もあります。ただしタクシーの配車は、まほろば号の案内には含まれていません。使う可能性があるなら、太宰府駅周辺で呼べるタクシー会社の連絡先を、出発前に自分で調べて控えておくのが確実です。山の中から探し始めると、電波や電池の残量に左右されます。

  • 出かける日が1月1日〜3日ではないか(全便運休)
  • 出かける日がお盆(8月13日〜15日)・年末(12月29日〜31日)にあたり、土日祝ダイヤで時刻を見るべき日ではないか
  • 行きの始発7:22より早く登り始める計画なら、駅から徒歩約40分を計画に入れたか
  • 帰りの最終18:30を逃したときの手段(徒歩約40分・タクシー)を決め、連絡先を控えたか
  • 下山が遅れて暗くなりかけたときに使う明かりをザックに入れたか

最後の項目は、秋から冬にかけて特に効いてきます。11月の紅葉期は日が短くなり、最終バスに合わせた下りでは、石段の足元が見えにくくなる時間帯に入りかねません。明かりは「暗くなってから歩くため」ではなく「予定が崩れたときに足元を失わないため」に持つものです。

その用途の候補として、Black DiamondのCosmo 350-Rがあります。頭に着けるヘッドランプなので、石段で手すりや岩に手を添えながらでも足元を照らせます。日帰りの低山で「普段は出番がないが、ザックの底に入れておく1個」を探している人に向きます。明るさや電源の方式は商品ページの公表スペックで確かめてください。

出発前に見に行く場所は二つです。一つは太宰府市のまほろば号のページで、運行日と時刻表が改正されていないかを確かめます。もう一つは太宰府市公式サイトの宝満山の案内で、登山道の状況を確かめます。2026年9月14日時点で確認した太宰府市公式サイトには、宝満山の登山道の通行止めや崩落の告知は見当たりませんでした。ただ、告知が無いことは通行止めが無いことの保証ではないので、出発前に最新の情報を見てください。

編集部の見立て:年始の三が日にまほろば号が全便運休になるのは、初詣の時期と重なるだけに見落としやすい点です。太宰府は正月に人が集まる土地なので、「いつもより便が多いはず」と思い込む人もいるはずです。運休は太宰府市公式に書かれている事実なので、1月の計画は時刻表より先に暦を見るところから始めてください。

車で行く場合のルート:太宰府IC約8kmか筑紫野IC約9kmか

車で竈門神社に向かう場合、筑紫野市の資料には九州自動車道の二つのインターチェンジからの道が載っています。太宰府ICからは県道112号・72号・35号を経由して約8km、筑紫野ICからは県道31号・35号を経由して約9kmです(2026年9月14日確認時点)。どちらも最後は県道35号に入る組み立てです。

出るIC 経由する道(筑紫野市の資料) 距離 所要時間(分)
九州自動車道 太宰府IC 県道112号・72号・35号 約8km 公式の記載なし
九州自動車道 筑紫野IC 県道31号・35号 約9km 公式の記載なし

距離の差は約1kmで、どちらを選んでも大きくは変わりません。所要時間は、資料に距離は書かれていても分の記載が無いので、この記事では「何分で着く」とは書きません。所要時間は、出発当日の交通状況をカーナビや地図アプリで見て判断してください。

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選ぶ基準は、高速道路をどちらの方向から来るかです。九州自動車道を福岡市側から南へ向かうなら太宰府ICが先に来て、鳥栖・熊本方面から北へ向かうなら筑紫野ICが先に来ます。手前のICで降りて県道を約8〜9km走る、と覚えておけば十分です。

太宰府市議会の資料には、紅葉シーズンに竈門神社周辺で車両が多く、渋滞や滞留の長さが問題になっているという市側の答弁が残っています(具体的な数値の記載は無い)。距離が短いからといって、紅葉期に所要時間も短いとは限りません。紅葉期の車の扱いは、後ろの紅葉シーズンの章で改めて整理します。

車で行く場合に時刻表の代わりに効いてくるのが、駐車場の条件です。まほろば号なら「最終18:30」という外からの締切がありますが、車にはそれがありません。そのぶん、下山の締切を自分で決める必要があります。太宰府市公式の往復目安「最低4時間」を使い、登り始めの時刻に4時間を足した時刻を、駐車場に戻る目標にしてください。

加えて、駐車場そのものに利用時間の決まりがある場合は、そちらが実質の締切になります。竈門神社の駐車場について、神社公式サイトには営業時間や出庫の締切の記載が見当たりません(2026年9月14日確認時点)。事前に神社へ電話で確認するとき、登山者が停めてよいかと合わせて、何時まで出庫できるかも聞いておくと、1回の電話で締切まで決まります。

車で行くか公共交通で行くかを家族や同行者と決めるときは、「運転する人が下山後にもう一度運転する」点も判断材料になります。正面登山道は石段主体で、下りだけで公式の目安が約1時間30分あります。下山後の運転を避けたい同行者がいるなら、まほろば号と西鉄電車の組み合わせにする理由になります。

編集部の見立て:竈門神社は高速のICから10km以内という近さなので、車のほうが気楽に見えます。ただ、この登山口で車を選ぶと、ICの選択より駐車場の確認のほうがずっと手間がかかります。距離は約8kmか約9kmかの違いしかないので、ルートは深く考えず、駐車場の電話確認に時間を使うほうが計画の質は上がると考えています。

駅から神社まで歩いてそのまま石段に入る日の、足回りと荷物

まほろば号の始発より早く動く日や、バスを待たずに駅から歩くと決めた日は、太宰府市公式の目安で約40分の徒歩のあとに、そのまま正面登山道の石段に入ることになります。バスで入る日も、降りてすぐに登り始める点は同じです。この章では、そういう「登山口で着替えや靴の履き替えをしない日」の足回りと荷物を、選ぶ基準から整理します。

基準は4つです。一つ目は、舗装路と石段を1足で歩ける靴であること。二つ目は、太宰府市公式が山中に自動販売機や売店は無いと案内しているので、飲み物を最初から全部背負える容量のザックであること。三つ目は、駅から歩いてかいた汗を、登りと山頂で冷やさない肌着であること。四つ目は、帰りのバスの車内や駅でも浮かない見た目であることです。4つのうち、容量と肌着は「自販機が無い」「着替える場所を前提にしない」という公式の条件から逆に決まります

商品 商品名にある公表の情報 向く場面
SIRIO Trekking Shoes ゴアテックスをうたうトレッキングシューズ 雨上がりで石段が濡れていそうな日
カリマー cleave 30(Small) 登山リュックサック・cleave 30・Smallの表記・Feather White 背中の短めの人が水と防寒着を全部背負う日
カリマー cleave 30(M) 登山リュックサック・cleave 30・Mの表記・Feather White 同じザックを標準のサイズで選びたい人
モンベル スーパーメリノウール L.W. ラウンドネックシャツ インナー・軽量・スーパーメリノウール・薄手・Men's 駅から歩いて汗をかき、そのまま登る日

靴から見ます。前の章で挙げたPF302が乾いた日の標準だとすると、雨の翌日や小雨の予報が出ている日に候補になるのが、SIRIOのゴアテックスをうたうトレッキングシューズです。駅から神社までの舗装路の水たまりと、濡れた石段の両方を同じ靴で通したい人に向きます。

次にザックです。山の中で飲み物を買い足せない以上、水と行動食、下山の遅れに備えた明かりと防寒着を、登り始める前から全部背負います。カリマーのcleave 30はSmallの表記がある出品で、背中の長さが短めの人や、ザックが腰の位置からずれやすいと感じている人が、まず比べる候補です。

同じcleave 30のMの表記がある出品は、標準的な体格の人が選ぶ側です。SmallとMのどちらが合うかは身長だけでは決まらないので、商品ページのサイズの説明で背面の長さを確かめてから選んでください。

最後は肌着です。駅から約40分歩く日は、登山口に着いた時点ですでに汗をかいています。そこで止まらずに石段を登り、山頂で風に当たると、濡れた肌着が体を冷やします。モンベルのスーパーメリノウール L.W.の薄手ラウンドネックシャツは、商品名のとおりウール素材の薄手のインナーで、汗をかいたまま行動を続ける日に1枚目として着たい人に向きます。

  • 飲み物は、山中で買い足さない前提の量を最初から入れたか(太宰府市公式は山中に自販機・売店は無いと案内)
  • 靴は、舗装路と石段の両方をその1足で通す前提で選んだか
  • 汗をかいた肌着のまま山頂で長く止まらない段取りにしたか
  • ザックに、明かりと防寒着の入る余白を残したか

編集部の見立て:駅から歩いて登山口に入る日の装備は、山の難しさより「途中で何も補えない」ことで決まります。バス停の前で飲み物を買い忘れると、その先に取り返す場所がありません。道具を増やすより、家を出る時点で水と明かりと防寒着がザックに入っているかを確かめるほうが、この登山口では効くと考えています。

竈門神社の駐車場:公式の原文と、停める前に確かめること

車で竈門神社登山口に向かう人がいちばん知りたいのは、神社の駐車場に登山で停めてよいかだと思います。先に書くと、この記事ではそれを「停めてよい」とも「停めてはいけない」とも断定しません。判断に使える公式の文言が、次の一文しか見つからないからです。

竈門神社の公式サイトのアクセスのページには、「お車でお越しの方は、竈門神社有料駐車場(約100台)をご利用ください」とあります(2026年9月14日確認時点)。書かれているのは、有料であること、台数が約100台であること、車で来た人にこの駐車場を案内していることの三点です。参拝者に限るのか、登山者が長時間停めてよいのかを示す文言は見当たりません

「お車でお越しの方は」とあるから登山者も含まれる、と読むのは、書かれていないことを補った読み方です。逆に「参拝者用だから登山は不可」とも書かれていません。書かれていないことを自分に都合よく補わず、停める予定があるなら神社に直接たずねてください。

料金について、神社公式サイトには金額の記載がありません。太宰府市の観光案内のページでは、竈門神社の駐車場を1回400円としています(2026年9月14日確認時点)。これは太宰府市の案内の記載で、神社が現在の料金として公表した値ではありません。料金が変わっている可能性もあるので、現地の表示を優先してください。

確認の方法は電話です。竈門神社の電話番号は092-922-4106で、受付時間は9:00〜17:00です(神社公式、2026年9月14日確認時点)。この受付時間には意味があります。登山の朝、7時台に駐車場に着いてから電話しても、受付は始まっていません。

  1. 出かける日の数日前までに、受付時間の9:00〜17:00のあいだに竈門神社(092-922-4106)へ電話する
  2. 「宝満山に登るので、何時間くらい駐車場に停めることになる」と、登山であることと停める時間の見込みを伝えて、利用してよいかをたずねる
  3. 利用してよい場合は、料金と、出庫できる時刻の締切があるかを聞き、締切があればそこから下山の時刻を決める

停める時間の見込みは、太宰府市公式の往復目安「最低4時間」をもとに伝えると話が早く進みます。参拝も合わせるなら、その分を上乗せして伝えてください。

台数の約100台を「何時に着けば入れるか」に翻訳したいところですが、神社公式にも太宰府市の案内にも、満車になる時刻の記載は見当たりません(2026年9月14日確認時点)。約100台は、登山者だけでなく参拝に来た人と分け合う台数です。満車の時刻を公式から出せない以上、「早く着けば入れる」とは言い切れないと考えて計画してください。

神社の駐車場が使えない、または満車だった場合でも、周辺の路上や空き地に停めることは勧めません。停めてよいと公式に案内された場所ではないからです。代わりの候補は、駐車の規則が公表されている昭和の森(一本松公園)に切り替えるか、車を太宰府駅側に置いてまほろば号で登山口に入るかのどちらかになります。太宰府駅側の駐車場については、この記事では公式の値を確認していないので、利用する場合は各駐車場の案内で条件を確かめてください。

編集部の見立て:神社の駐車場を登山で使うかどうかは、法律や規則の話ではなく、神社の運営の判断です。だからこそ、ネットの口コミの「停められた」で済ませず、運営している神社にたずねるのが筋だと考えています。電話1本で可否と料金と締切が決まるので、車で行く日の準備としては手間の割に得るものが大きい作業です。

昭和の森(一本松公園)から入る場合の駐車場とアクセス

竈門神社の駐車場の可否が決まらないとき、あるいは車の置き場所の規則をはっきりさせたいときの候補が、宇美町の昭和の森(一本松公園)です。宇美町公式の現行ページは、昭和の森を三郡山・宝満山への登山の起点として案内しています(2026年9月14日確認時点)。竈門神社とは山の反対側にあたる、別の登山口です。

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項目 宇美町公式の現行ページの記載(2026年9月14日確認時点)
駐車場の台数 総数240台
駐車料金 3時間以内無料、6時間以内500円、以降6時間ごとに500円
電車で来る場合 JR宇美駅から徒歩約60分
バスで来る場合 西鉄バス「障子岳」バス停から徒歩約20分

台数については注意が一つあります。筑紫野市・太宰府市の史跡宝満山保存活用計画には、昭和の森の駐車場が290台(大型バス6台は7〜9月のみ)と書かれていて、宇美町の現行ページの240台と食い違います。この記事では、施設を管理する宇美町の現行ページの240台を基準にしています。290台は計画を作った時点の資料の値として読んでください。

昭和の森の強みは、料金の規則が時間で公表されていることです。竈門神社の駐車場のように「登山で停めてよいか」をたずねる前提がなく、停めた時間に応じて料金が決まります。竈門神社の約100台と比べて台数も多く、駐車の可否の確認を省きたい人にとっては、昭和の森のほうが計画を立てやすい面があります。

昭和の森から宝満山の山頂までのコースタイムは、宇美町公式にも太宰府市・筑紫野市の資料にも公式の値が見当たりません(2026年9月14日確認時点)。「3時間以内無料に収まるか」を判断する材料が無いということです。竈門神社側の往復目安「最低4時間」をそのまま当てはめることもできません。駐車料金は6時間以内500円の枠に入る前提で見積もっておくほうが、現地で慌てずに済みます。

公共交通で昭和の森に向かう場合、宇美町公式にはJR宇美駅から徒歩約60分、西鉄バスの障子岳バス停から徒歩約20分とあります。障子岳バス停に停まる路線の番号や本数、時刻は、この記事では一次情報を確認できていません。バスで向かうなら、西鉄バスの公式サイトで障子岳バス停の時刻を自分で調べてください。竈門神社のまほろば号のように「帰りの最終から締切を出す」ことが、今の段階ではこの記事ではできない登山口です。

昭和の森を選ぶかどうかは、次の三点で決めると整理しやすくなります。一つ目は車で行くかどうか。二つ目は、竈門神社の駐車場について事前に確認が取れたかどうか。三つ目は、コースタイムの公式値が無い道を、地図と自分の読図で計画できるかどうかです。三つ目に自信が無いなら、公式の目安が揃っている竈門神社からの正面登山道に戻るほうが、計画の数字を公式で裏づけられます。

昭和の森は宇美町、竈門神社は太宰府市、大石・本道寺は筑紫野市と、宝満山の登山口は自治体がまたがっています。登山口ごとに情報を出している役所が違うので、昭和の森なら宇美町、竈門神社なら太宰府市のサイトを見る、と確認先を分けておくと探す手間が減ります。

編集部の見立て:昭和の森は駐車の規則がはっきりしている一方で、登山道の所要時間は公式に出ていません。竈門神社はその逆で、コースタイムもバスの時刻もはっきりしているのに、駐車の可否だけが曖昧です。どちらの曖昧さなら自分で埋められるかで選ぶのが、宝満山の登山口の使い分けだと考えています。

大石・本道寺の登山口:公共の駐車場が無い、バスの乗り継ぎ前提の入り口

三つ目の選択肢が、筑紫野市側の大石・本道寺区の登山口です。筑紫野市の資料では、この周辺には公共の駐車場は無いとされています(2026年9月14日確認時点)。車で行く登山口ではなく、バスを乗り継いで向かう前提の入り口と考えてください。

筑紫野市の資料に載っている行き方は、次のとおりです。

  1. 西鉄バスに乗り、「吉木入口」で降りる
  2. 吉木入口で、御笠自治会バス(宝満川東ルート)に乗り換える
  3. 「大石公民館」または本道寺の「大原」で降り、そこから登山口まで歩く

資料に載っているのは乗り継ぎの順番とバス停の名前までで、西鉄バスの路線や御笠自治会バスの運行日・時刻・運賃、降りてから登山口までの徒歩時間は、この記事では公式の値を確認できていません。乗り継ぎの一つでも時刻が合わないと、その日の計画全体が成り立たない行き方なので、利用するなら筑紫野市や西鉄の公式情報で、行きと帰りの両方の時刻を先に揃えてください。

自治会が運行するバスは、路線バスと運行日や本数の考え方が違う場合があります。「日曜も走っているはず」「夕方にも便があるはず」と路線バスの感覚で決めないでください。帰りの便が確認できないうちは、大石・本道寺から入る計画を確定させないほうが安全です。

大石・本道寺の登山口から山頂までのコースタイムも、公式の値は見当たりません。竈門神社の「登り約2時間・下り約1時間30分・往復最低4時間」とは別の道なので、同じ数字を使えません。つまりこの登山口は、交通の時刻も登山道の所要時間も、自分で調べて埋める部分が多い入り口です。

それでもこの選択肢を知っておく意味はあります。竈門神社側の駐車場が使えない、車を持っていない、それでいて竈門神社とは違う方向から宝満山に入りたい、という人にとっては、公共の交通で入れる入り口が筑紫野市側にもあるという事実そのものが判断材料になります。

登山口 公共交通 駐車場 山頂までの公式コースタイム
竈門神社(太宰府市) まほろば号「内山」下車すぐ・時刻表公開 神社の有料駐車場約100台(登山者の可否は要確認) 登り約2時間・下り約1時間30分(太宰府市公式)
昭和の森(宇美町) 障子岳バス停から徒歩約20分 240台・3時間以内無料 公式の値は見当たらない
大石・本道寺(筑紫野市) 西鉄バス→御笠自治会バスの乗り継ぎ 公共の駐車場は無い(筑紫野市の資料) 公式の値は見当たらない

編集部の見立て:大石・本道寺の登山口は、情報の少なさがそのまま難しさになる入り口です。道が険しいかどうか以前に、帰りのバスの時刻が手元に無い状態で山に入ることになりかねません。宝満山に初めて登る人には、公式の時刻とコースタイムが揃っている竈門神社から入り、大石・本道寺は2回目以降の選択肢に回す順番を勧めます。

紅葉シーズン(例年11月中旬〜下旬)の混雑と、行き方の切り替え

竈門神社の公式サイトは、境内の紅葉の時期を例年11月中旬〜下旬、銀杏や楓などが約300本と案内しています(2026年9月14日確認時点)。これは神社の境内の紅葉の目安で、宝満山の山の上の紅葉の時期ではありません。また「例年」の目安なので、その年の色づきは年ごとに前後します。

この時期の混雑について、公式に出ている情報は多くありません。太宰府市議会の資料に、紅葉シーズンの竈門神社周辺では車両が多く、渋滞や滞留の長さが問題になっているという市側の答弁が残っています。ただし、何台並ぶのか、何分待つのか、臨時の便が出るのかといった数値は、その資料には書かれていません。この記事でも数値は出しません。

紅葉期に車で竈門神社に向かう場合、駐車場の約100台を登山者・参拝者・紅葉を見に来た人で分け合うことになります。市議会で渋滞が指摘されている時期に、登山で長時間停めてよいかの確認が取れていない駐車場を目指すのは、計画としては不確かな要素が重なります。車で行くなら、この時期は昭和の森に切り替えるか、公共交通にするかを先に考えてください。

公共交通に切り替える場合も、まほろば号の時刻表は紅葉期だけ変わるとは太宰府市公式に書かれていません。4月1日改正の時刻表どおりに組み立てたうえで、道路の渋滞でバスが遅れる可能性を余白として持っておくのが現実的です。紅葉期は、帰りの締切を表の右の列よりさらに一本早めておくと、遅れたバスや混んだ車内に計画を振り回されにくくなります。

紅葉の時期の駐車場の考え方全般は、紅葉登山の駐車場に何時に着けば停められるかをマイカー規制の有無と公式の時刻で考える記事にまとめています。駐車場よりも「そもそも混む時間と日を外す」ほうから考えたい人は、紅葉登山の混雑を時間帯・曜日・山の選び方で避ける方法をまとめた記事が参考になります。

紅葉期のもう一つの変化は、足元です。石段に落ち葉が積もると、段の縁が見えにくくなります。下りの約1時間30分は石段主体の道が続くので、足を置く位置を目で確かめる回数が増え、そのぶん時間も延びやすくなります。紅葉期に帰りの締切を早める理由は、道路の渋滞だけではありません。

下りの石段で膝への負担を分けたい人の道具として、トレッキングポールがあります。シナノのロングトレイル 125 BLEは、長さを100〜125cmで調整できる2本組のポールです。石段の下りで体重を腕にも分けたい人、段差の大きい下りでバランスを取る支えがほしい人に向きます。混雑した石段では、ポールの先が前後の人に当たらないよう、短めに持つか収納する判断も合わせて持っておいてください。

編集部の見立て:竈門神社の紅葉は境内の話で、登山口の足元にある紅葉です。つまり紅葉を目当てに来る人と、宝満山に登る人が、同じ時期に同じ駐車場とバスに集まります。この時期の宝満山は、山の上の混雑より麓の混雑を先に考えるべき山だと、編集部は見ています。

下山したあとの段取り:参拝・御朱印・温泉と帰りのバスの関係

下山後に竈門神社へ参拝したり、温泉に寄ったりする予定があるなら、それも帰りのバスの締切の中に入れて考えます。まほろば号の最終は18:30で、竈門神社の電話の受付は9:00〜17:00です。下山後の予定を増やすほど、山頂を出る時刻を早める必要がある、というのがこの章の結論です。

下山後の服装も段取りの一部です。汗をかいた登山の服のまま参拝し、バスと電車で帰る日は、街で浮かず、脚を大きく上げる石段でも突っ張らないパンツが1本あると移動が楽になります。ザ・ノース・フェイスのバーサタイルパンツは、商品名のとおり山と街の両方で使うことを想定したメンズのパンツで、登山口まで公共交通で往復し、そのまま寄り道をして帰る人に向きます。

竈門神社の授与所で御朱印を受けたい場合は、授与所の受付時間に下山が間に合うかを先に確かめてください。受付時間はこの記事で確認した公式の値に入っていないので、神社の公式サイトか電話で調べるのが確実です。社寺の受付時間から下山の時刻を決める考え方は、別の記事で詳しく扱っています。

山頂や麓の社寺で御朱印を受ける計画の立て方は、山頂の社寺で御朱印を受けるための、授与所の受付時間から下山時刻を決める記事にまとめています。下山後に温泉へ寄る日の組み立ては、下山後の温泉を秋登山とセットにする段取りの記事を参考にしてください。

温泉については、竈門神社の登山口がある筑紫野・太宰府の周辺に「都久志の湯」という入浴施設があります。営業時間や定休日は、公式サイトの更新時期を確認できなかったため、この記事では書きません。寄る予定があるなら、訪問前に施設の公式サイトで確かめてください。

温泉に寄る日にやりがちなのが、帰りのバスの最終に合わせて下山し、そのあとで温泉に向かう組み立てです。まほろば号の最終18:30で太宰府駅に戻ってから温泉に向かうと、その先の移動手段と施設の営業時間の両方を確かめる必要が出てきます。温泉に寄るなら、下山の締切を早めて、明るいうちに移動を終える計画にしてください。

下山後の予定を足すときの目安は、次の順番で決めると迷いません。最初に温泉や参拝の「締切」(施設の受付終了や営業終了)を公式で調べます。次にそこまでの移動を足し、そこから帰りのバスを1本選びます。最後に、公式の下り目安約1時間30分を引いて山頂を出る時刻を決めます。組み立ての順番は、下山後の予定がない日と同じで、終点が一つ増えるだけです。

編集部の見立て:竈門神社は、登山口であると同時に参拝や紅葉で人が訪れる場所です。下山後に境内をゆっくり歩きたくなるのは自然なことなので、その時間を「余ったらやる」ではなく、最初から計画の時刻に入れておくほうが、最終バスに追われて慌ただしく終わる1日を避けられると考えています。

よくある質問

Q. 竈門神社の駐車場に、宝満山に登るあいだ停めてもいいですか?

A. この記事では断定しません。竈門神社の公式サイトは「お車でお越しの方は、竈門神社有料駐車場(約100台)をご利用ください」と案内していますが、登山者が長時間停めてよいかを明記した文言は見当たりません(2026年9月14日確認時点)。停める予定があるなら、受付時間の9:00〜17:00に神社(092-922-4106)へ事前に電話で確かめてください。料金は、太宰府市の観光案内では1回400円とされています。

Q. 帰りのまほろば号の最終に間に合わなかったら、どうすればいいですか?

A. 内山発の最終は平日・土日祝とも18:30です(2026年4月1日改正)。逃した場合、太宰府市公式の案内では西鉄太宰府駅から竈門神社まで徒歩約40分なので、歩いて駅へ戻ることになります。タクシーを使う可能性があるなら、連絡先は出発前に自分で調べて控えておいてください。計画の段階で、最終の一本前の17:50に合わせて山頂を16:20に出る組み立てにしておくと、18:30が予備の便として残ります。

編集部の見立て:最終バスに乗り遅れたときの答えを知っておくことは大切ですが、それを計画に組み込むのは別の話です。徒歩約40分は下山を終えた足で歩く40分なので、「最悪歩けばいい」を前提に山頂を遅く出る計画は勧めません。

Q. 正月三が日にまほろば号で竈門神社へ行けますか?

A. 太宰府市公式によると、まほろば号は年始の1月1日〜3日は全路線の全便が運休です。この期間は、西鉄太宰府駅から徒歩約40分か、ほかの手段で向かうことになります。お盆(8月13日〜15日)と年末(12月29日〜31日)は運休ではなく、土日祝ダイヤで運行します。

Q. 天神や博多から竈門神社までは、どれくらいかかりますか?

A. 西鉄公式のコース案内では、西鉄福岡(天神)駅から西鉄太宰府駅までの電車が約20分、太宰府駅から竈門神社までのバスが約10分です。博多バスターミナルからは、西鉄バスの「太宰府ライナー旅人」で太宰府まで40分と案内されています。乗り換えの待ち時間は日によって違うので、合計の時間は乗る便の時刻表で確かめてください。

Q. 昭和の森から登ると、竈門神社から登るより早く山頂に着きますか?

A. 比べる公式の値がありません。昭和の森(一本松公園)は宇美町公式が三郡山・宝満山への登山の起点として案内していますが、そこから宝満山の山頂までのコースタイムは公式に見当たりません(2026年9月14日確認時点)。駐車場は240台で、3時間以内無料、6時間以内500円です。

編集部の見立て:昭和の森を選ぶ理由は「早く着くから」ではなく「駐車の規則がはっきりしているから」です。所要時間の公式値が無い道を選ぶなら、竈門神社側の数字を借りずに、地図で自分の計画を立てる前提で臨んでください。

Q. 紅葉の時期は、何時ごろに行けば混雑を避けられますか?

A. 公式に混雑する時刻の記載は見当たりません。太宰府市議会の資料で、紅葉シーズンに竈門神社周辺の車両が多く渋滞していると指摘されているのが、確認できた範囲の公的な情報です。竈門神社の境内の紅葉は例年11月中旬〜下旬なので、その時期に車で行くなら、昭和の森への切り替えか、まほろば号での公共交通を先に検討してください。

まとめ:今日やることは1つ、帰りに乗るバスを1本決める

竈門神社登山口へのアクセスは、行き方の選択肢こそいくつかありますが、計画の起点は一つです。まほろば号で行くなら、内山発の最終18:30と、その一本前の17:50。車で行くなら、神社へ電話して確かめた駐車場の条件。そこから公式の下り目安約1時間30分を引けば、山頂を出る時刻が決まります。

この記事の結論:宝満山の竈門神社登山口は、「帰りのバス → 山頂を出る時刻 → 行きのバス」の順に決めると計画が崩れにくい登山口です。公共交通なら山頂16:20出発(17:50の便に合わせる)を自分の締切にし、車なら神社への事前確認で駐車の可否と締切を先に決めてください。

編集部の見立て:宝満山は福岡市から近く、思い立って出かけやすい山です。そのぶん、帰りの時刻を決めないまま登り始めてしまいやすい山でもあります。登山口の目の前にバス停があるという恵まれた条件は、時刻表を見てはじめて活きると考えています。

  1. 出かける日の曜日を決め、太宰府市のまほろば号のページで「内山」発の時刻表を開いて、帰りに乗るバスを1本決める(最終18:30の一本前、17:50が目安)
  2. そのバスの時刻から公式の下り目安約1時間30分を引いて山頂を出る時刻を出し、さらに往復最低4時間を引いて、乗る行きのバスを選ぶ
  3. 車で行くなら、受付時間の9:00〜17:00に竈門神社(092-922-4106)へ電話して、登山で駐車場を使ってよいか・料金・出庫の締切を確かめる。確認が取れなければ昭和の森か公共交通に切り替える

編集部の見立て:時刻表も駐車場の案内も、改正や変更で数字が変わります。この記事の数字は2026年9月14日に確認した時点のものなので、出発の前日に太宰府市と竈門神社の公式サイトをもう一度開いて、同じ数字のままかを確かめるところまでを、準備に含めてください。

出典

  • 宝満宮竈門神社 公式サイト(所在地・電話番号・受付時間)https://kamadojinja.or.jp/ (2026年9月14日確認)
  • 宝満宮竈門神社 アクセス(駐車場の案内)https://kamadojinja.or.jp/access/ (2026年9月14日確認)
  • 宝満宮竈門神社 境内(紅葉の時期・本数)https://kamadojinja.or.jp/keidai/ (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 まほろば号 時刻表(内山行き・2026年4月1日改正)https://www.city.dazaifu.lg.jp/uploaded/attachment/28789.pdf (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 まほろば号 バス停別時刻表「内山」(令和8年4月1日改正)https://www.city.dazaifu.lg.jp/uploaded/attachment/28713.pdf (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 まほろば号(運行日・運賃)https://www.city.dazaifu.lg.jp/site/communitybus/16575.html (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 観光案内(竈門神社へのバス・徒歩約40分)https://www.city.dazaifu.lg.jp/site/kanko/11412.html (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 観光案内(竈門神社駐車場の料金)https://www.city.dazaifu.lg.jp/site/kanko/15847.html (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市 宝満山ハイキング案内(コースタイムの目安・自販機や売店が無いこと)https://www.city.dazaifu.lg.jp/site/kanko/15851.html (2026年9月14日確認)
  • 太宰府市議会 資料(紅葉シーズンの竈門神社周辺の渋滞)https://www.city.dazaifu.lg.jp/uploaded/attachment/16760.pdf (2026年9月14日確認)
  • 西鉄 太宰府散策コース(天神〜太宰府の電車・太宰府駅〜竈門神社のバス)https://www.nishitetsu.jp/livingservice/daytrip/dazaifu_course/dazaifu_course_2/ (2026年9月14日確認)
  • 西鉄バス 太宰府ライナー旅人 https://nishitetsu.jp/bus/rosen/dazaihu_liner/ (2026年9月14日確認)
  • 筑紫野市 資料(車ルート・登山口の位置・大石本道寺の交通)https://www.city.chikushino.fukuoka.jp/uploaded/attachment/9205.pdf (2026年9月14日確認)
  • 宇美町 昭和の森(一本松公園)https://www.town.umi.lg.jp/site/spot/30341.html (2026年9月14日確認)

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