六甲山の紅葉2026|見頃は例年10月中旬〜11月下旬、場所別の目安と紅葉谷道・ケーブルの確認先

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この記事で扱う六甲山は、兵庫県神戸市の市街地の北側に連なる六甲山系です。紅葉の季節には、山上・紅葉谷・摩耶山・有馬温泉側と、見に行く場所の選択肢がいくつもあります。

結論から書きます。神戸市の公式観光サイト「Feel KOBE」は、六甲山・摩耶山エリアの紅葉を「例年10月中旬〜11月下旬」と案内しています(2026年9月25日確認時点)。ただし2026年の見頃の予報・現況は、2026年9月25日時点で六甲山観光・神戸市・Feel KOBEのいずれからも発表されていません。いま言えるのは「例年の目安」までで、今年の当たり日は10月に入ってから公式の新着情報で確かめる、というのがこの記事の答えです。

そのうえで、紅葉の時期に六甲山へ行く人がつまずきやすいのは、紅葉そのものより「道が通れるか」「ケーブルやロープウェーが動いているか」「日が暮れる前に歩き終えられるか」のほうです。2026年は栂尾越線が倒木で9月9日から通行止めになり、摩耶ロープウェーは8月29日から不具合で運休したのち9月2日に再開しています。直前まで状況が動く山だという前提で、確認先を1つずつ手元に集めておくのが近道です。

この記事では、分かっていることと、まだ発表されていないことを場所別・項目別に分け、それぞれの確認先URLを添えています。コースの難易度そのものは別記事に任せ、ここでは「いつ・どこで・どう混雑と日没を避けて見るか」に絞ります。

  • 六甲山・摩耶山エリア全体の例年の目安(10月中旬〜11月下旬)と、六甲高山植物園に限った目安(2023年発表で10月中旬〜11月中旬・ピークは10月下旬〜11月上旬)の違い
  • 2026年の見頃は9月25日時点で未発表であり、どのページを見れば発表に気づけるか
  • 紅葉谷道の通行可否は、神戸市の「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」PDFで出発直前に確かめるしかないこと
  • 市道・栂尾越線(2026年9月9日〜倒木)と市道・屏風辻瀧線(2019年6月6日〜)が通行止めである事実と、その読み方
  • 六甲ケーブルの通常ダイヤ(1.7km・約10分)と、秋の臨時ダイヤ・点検運休が公式で見つかっていないこと
  • 摩耶ロープウェーが8月29日〜9月1日に運休し、9月2日始発から再開した経緯と、紅葉期に確認すべき点
  • 神戸の日没(10月1日17:44→10月31日17:07)から出す引き返し時刻の考え方と、10月の平年気温(22.6℃→16.9℃)から決める服装
  • 有馬温泉・瑞宝寺公園のもみじ祭り2026の日程が未発表であることと、その確認先

六甲山の紅葉2026はいつ見頃か:例年の目安と「未発表」を分けて読む

「六甲山の紅葉はいつ見頃か」という問いには、答えが2層あります。1つは毎年ほぼ同じ時期に繰り返される「例年の目安」、もう1つはその年の気温の経過で決まる「今年の見頃」です。この2つを混ぜて読むと、予定の立て方を誤ります。

例年の目安として公式に出ているのは、神戸市の公式観光サイトFeel KOBEの「例年10月中旬〜11月下旬」です(六甲山・摩耶山エリア全体。2026年9月25日確認時点)。幅が1か月半ほどあるのは、エリアが広く、場所によって色づく時期がずれるためです。この幅のどこに自分の行き先が入るかは、次の章で場所別に見ていきます。

一方、2026年の見頃については、2026年9月25日時点で、六甲山観光・神戸市・Feel KOBEのいずれにも現況や予報の発表が見つかっていません。見つかったのは「例年」の目安と、2023年に発表された六甲高山植物園の目安だけです。つまり「2026年は○日頃が見頃」と書かれた記事を見かけたら、それが公式発表に基づくものかどうかを疑ってかかる必要があります。

いま使える答えの形:「例年の目安(Feel KOBE:10月中旬〜11月下旬)」で候補日を2〜3週末に絞り、10月に入ってから公式の新着情報で2026年の現況を確認し、前日に最終判断する。今年の見頃を9月のうちに1日へ決め打ちしないのが、この山のいまの正しい読み方です。

確認先は2つに集約できます。1つは六甲山観光の公式サイト(rokkosan.com)の新着情報、もう1つはFeel KOBEの新着情報(feel-kobe.jp/news)です。前者は山上の施設ごとの状況、後者は神戸市内の紅葉スポットの横断的な情報を出す立場にあります。どちらも、2026年の発表がいつ出るかは予告されていないため、10月以降は週に1度ほど見に行くと取りこぼしにくくなります。

関西のほかの山と見頃の順番を比べたい場合は、関西の紅葉登山で見頃が進む順番と山の選び方をまとめた記事で、六甲山がどのあたりに位置するかを先に掴んでおくと、候補日の組み立てが楽になります。この記事では、そこから先の「六甲山の中のどこへ、いつ、どう行くか」を扱います。

「例年10月中旬〜11月下旬」は、2026年の予報ではありません。夏から秋の気温の経過によって、色づきは前後にずれます。例年の目安だけで宿やツアーを早々に固める場合は、日程変更やキャンセルの条件も合わせて確認しておくと、見頃を外したときの損が小さくなります。

もう1つ注意したいのは、「見頃」という言葉の意味が発表元によって少しずつ違うことです。エリア全体の目安は「どこかで色づいている期間」を広めに示すのに対し、施設の目安は「その施設の中で見応えがある期間」を指すことが多く、幅も狭くなります。同じ山の話でも、どちらの目安かを取り違えないように読んでください。

編集部の見立て:9月下旬の時点で「今年の見頃は○日」と言い切れる公式情報は、六甲山にはまだありません。ここで無理に日付を出すより、「候補の週末を絞る」「10月に入ったら公式を見る」という2段構えを読者に渡すほうが、結果的に外しにくいと判断しています。

場所別の見頃の目安:六甲山上・六甲高山植物園・摩耶山・有馬温泉側

六甲山の紅葉は、行き先によって「どの目安を当てはめるか」が変わります。公式に確認できる目安は、実は2種類しかありません。六甲山・摩耶山エリア全体の目安(Feel KOBE)と、六甲高山植物園に限った目安(六甲山観光・2023年発表)です。

対象 公式の目安 発表元・時期 2026年の現況
六甲山・摩耶山エリア全体 例年10月中旬〜11月下旬 Feel KOBE(神戸市公式観光サイト) 2026年9月25日時点で未発表
六甲高山植物園(施設限定) 10月中旬〜11月中旬、ピークは10月下旬〜11月上旬 六甲山観光(阪神電気鉄道)2023年発表 2026年9月25日時点で未発表
記念碑台・紅葉谷・再度公園・摩耶山・瑞宝寺公園の地点別 同一条件の公式一覧は見つからない ― 各確認先で直前に確認

この表で読み取ってほしいのは、目安の幅の違いです。エリア全体は11月下旬まで、植物園は11月中旬までと、終わりが2週間ほど違います。植物園の目安は施設の中の話なので、ここを目当てにするなら「10月下旬〜11月上旬」のピークに寄せて候補日を組むのが自然です。一方、エリアのあちこちを歩いて色づきを拾うなら、11月下旬までを視野に入れられます。

編集部の見立て:地点ごとの見頃を並べた一覧表を作りたくなるところですが、同じ条件で比べられる公式データが見つかっていない以上、作るべきではないと判断しました。数字の並んだ表は信じられやすいぶん、根拠のない表の害も大きいからです。

では、記念碑台・紅葉谷・再度公園・摩耶山・有馬温泉側の瑞宝寺公園は、それぞれいつ頃なのか。2026年9月25日時点で、これらを同じ条件で並べた公式の一覧は見つかっていません。したがってこの記事では、地点ごとの見頃の日付は書きません。分かっているのは「これらはいずれも六甲山・摩耶山エリアの中にあり、エリア全体の例年の目安は10月中旬〜11月下旬」ということまでです。

地点ごとの差を自分で見積もりたい場合、考え方としては「高い場所ほど早く、低い場所ほど遅く色づく」のが一般的です。六甲山上の施設のほうが早めに、麓に近い有馬温泉側や市街地寄りの公園はそれより遅めに見頃が来る、という読み方になります。ただしこれは一般則であって、六甲山の地点ごとの公式値ではありません。標高から見頃を見積もる方法そのものは、紅葉の時期を標高で読む考え方として広く使われています。

六甲高山植物園の目安は2023年の発表で、2026年の予報ではありません。施設の営業時間・休園日・入園料も、この記事の調査範囲では2026年秋の値を確認できていないため、六甲山観光の公式サイト(rokkosan.com)で出かける前に確認してください。

行き先の決め方としては、「何を見たいか」から逆にたどるのが実用的です。植物園の中で色づいた木々を落ち着いて見たいなら、植物園の目安に合わせて10月下旬〜11月上旬。山上を歩きながら展望と紅葉を合わせて見たいなら、エリア全体の目安のうち前半から中盤。有馬温泉側で温泉と組み合わせたいなら、エリア全体の目安のうち後半寄りを候補に入れる、という組み方です。

  • 行き先が「施設の中」か「エリアを歩く」かを決めたか(当てはめる目安が変わる)
  • 使う目安が「例年」か「2023年発表」かを把握したか(どちらも2026年の予報ではない)
  • 候補日を1日ではなく2〜3週末で持っているか
  • 10月以降に見に行く公式の新着情報ページをブックマークしたか

2026年9月25日時点の「今日の状態」:道路の通行止めと入山規制の確認先

紅葉の時期を決める前に、今の六甲山で何が止まっているかを押さえておきます。ここで扱うのは、神戸市が道路管理者として出している「道路の通行止め」と、神戸市が案内している「登山道の通行止め・通行注意」、そしてクマ等の入山規制の有無です。この3つは発表の根拠も確認先も別なので、混ぜずに読みます。

まず道路です。神戸市の通行止め情報ページには、「神戸市が管理する道路において、災害などによる通行止めはありません」と書かれています(ページ最終更新2026年9月11日、2026年9月25日確認時点)。ただし同じページには、個別の道路規制が別に掲載されています。六甲山系に関係するものとして、市道・屏風辻瀧線が2019年6月6日から、市道・栂尾越線が2026年9月9日から倒木のため通行止めになっています。

「災害などによる通行止めはありません」という一文だけを読んで、六甲山の道はすべて通れると受け取らないでください。同じページに、個別の規制として屏風辻瀧線と栂尾越線の通行止めが載っています。総論の一文と個別の一覧は、必ず両方を見ます。

栂尾越線の通行止めは2026年9月9日からと新しく、原因は倒木とされています。倒木の処理が終われば解除される性質のものですが、解除の見込みは神戸市のページに書かれていません。紅葉期までに解除されるかどうかは分からないので、このルートを使う予定の人は出発前に同じページを開いて、掲載が消えているかを確かめるのが確実です。屏風辻瀧線のほうは2019年から続く規制で、こちらも解除日は示されていません。

編集部の判断:道路の規制は「市道の名前」で書かれていて、登山地図の道の名前とすぐには結びつかないことがあります。自分の歩く予定の道が該当するかどうか迷ったら、推測で進まず、神戸市の窓口に問い合わせるか、別の道を選ぶほうが安全だと考えます。

次に、登山道です。神戸市の「登山を楽しむ」ページは、「登山道の通行に支障のある箇所があります」と明記し、詳細を「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」というPDFへ誘導しています(ページ最終更新2026年9月7日)。登山道の個別区間の状況は、道路の通行止めページではなく、このPDFのほうに載っているという構造です。紅葉谷道を含む個別区間の読み方は、次の章で詳しく扱います。

最後に、入山規制です。六甲山を対象とした入山規制の記載は、2026年9月25日時点で確認できていません。これは「規制がない」という意味ではなく、「規制の記載を見つけられていない」という意味です。クマについては、神戸市の「登山を楽しむ」ページに道場町でのクマの映像に関する掲載があります。クマの出没情報はこのページで確認できるので、出発前に一度目を通しておくと安心です。

区分 2026年9月25日確認時点 根拠・発表元 確認先
道路(災害等) 神戸市管理道路で災害などによる通行止めはなし 道路管理者としての神戸市 神戸市 通行止め情報ページ
道路(個別規制) 屏風辻瀧線(2019/6/6〜)・栂尾越線(2026/9/9〜倒木)が通行止め 道路管理者としての神戸市 神戸市 通行止め情報ページ
登山道 「支障のある箇所があります」(個別区間はPDF) 神戸市「登山を楽しむ」 六甲山系登山道通行止(通行注意)状況PDF
入山規制・クマ 六甲山対象の入山規制の記載は確認できていない ― 神戸市「登山を楽しむ」ページ

紅葉谷道は歩けるか:神戸市の通行止めPDFを出発前に見る

「紅葉谷」という名前のとおり、紅葉谷道は六甲山の紅葉を目当てにする人がまず思い浮かべる道の1つです。ところが、この道の通行可否は、2026年9月25日時点でこの記事では断定できません。神戸市の「登山を楽しむ」ページは「登山道の通行に支障のある箇所があります」と総論を示していますが、紅葉谷道を含む個別区間の状況はPDF(六甲山系登山道通行止(通行注意)状況)の中にあり、本稿の調査範囲ではその中身を確認できていないためです。

紅葉谷道の扱い:歩けるとも、歩けないとも、この記事では書きません。紅葉谷道を歩く予定なら、神戸市の「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」PDFを出発の前日と当日の朝に開いて確かめる、これが唯一の確実な手順です。

PDFを開いたら、見るべきところは3つです。1つめは、PDFの作成日・更新日。ファイル名にも日付らしい数字が入っていますが、掲載ページの更新日と合わせて、いつ時点の情報かを確かめます。2つめは、紅葉谷道がどの区間で、「通行止」なのか「通行注意」なのか。3つめは、迂回路の案内があるかどうかです。

「通行止」と「通行注意」は、意味がまったく違います。通行止は通れない区間、通行注意は通れるが足元などに注意が要る区間として扱われるのが一般的です。PDFの凡例や注記に定義が書かれていれば、それに従ってください。通行注意の区間を含む道を歩くなら、濡れた落ち葉や荒れた路面を想定して、足回りと時間に余裕を持たせます。

ネット上の古い記録や、昨年の紅葉シーズンの投稿で「紅葉谷道を歩いた」とあっても、2026年の通行可否の根拠にはなりません。登山道の状態は、台風や大雨、倒木で年ごとに変わります。見るのは神戸市のPDFの最新版だけ、と決めておくと迷いません。

紅葉谷道が通行止だった場合でも、紅葉を見る手段がなくなるわけではありません。ケーブルやロープウェーで山上へ上がって山上の施設や遊歩道で見る、有馬温泉側の公園で見る、摩耶山へ回る、といった切り替えができます。当日の朝にPDFを見てから行き先を選べるよう、候補を2つ以上持って出るのがこの時期の段取りです。

編集部の見立て:紅葉谷道は名前の力が強い道なので、「紅葉の六甲山=紅葉谷道」と決め打ちしがちです。ただ通行可否が確認できない以上、この道1本に予定を賭けるのは得策ではありません。第2候補を用意して出る人のほうが、結果的に紅葉をきちんと見て帰れると考えています。

秋の六甲山の登山道は、落ち葉が積もると路面の石や段差が見えにくくなります。濡れた落ち葉の下の岩は、乾いた土の道より滑りやすくなります。紅葉谷道に限らず、谷沿いの道や下り坂では、靴底のグリップと足首まわりの安定が足運びの余裕を左右します。靴を見直すなら、トレッキングシューズをワイズ・寿命・カットで比べた記事で、自分の足と歩く道に合う条件を先に決めておくと選びやすくなります。

谷沿いの道や落ち葉の多い下りで、防水性と足首の支えを重く見たい人の候補が、ガルモントの「Dragontail TECH GTX(002472)」です。商品名のGTXはGORE-TEXを示し、濡れた落ち葉の道や小雨の日にも足を濡らしにくくしたい人に向きます。サイズ感やカットの高さは商品ページで確認してから選んでください。

六甲ケーブル・六甲有馬ロープウェーの運行時間と秋の点検運休の調べ方

六甲山上へ上がる手段として、紅葉の時期に使われやすいのが六甲ケーブルと六甲有馬ロープウェーです。どちらも「通常時の情報」は公式に出ていますが、「2026年秋(10〜11月)の臨時ダイヤ・点検運休」は、2026年9月25日時点で公式発表が見つかっていません。ここを取り違えないことが、この章の要点です。

六甲ケーブルは、六甲ケーブル下駅と六甲山上駅を結び、距離1.7km・所要約10分です(六甲ケーブル公式サイト、2026年9月25日確認時点)。公式トップに掲載されている時刻表の表示は、7:00発、8:00〜20:00は毎時00分・20分・40分、21:00発です。平日の12時台だけは00分・30分の2本になっています。

公式トップの時刻表表示がどちらの駅の発車時刻を示しているかは、帰りの計画に直結します。上りと下りで最終便の時刻が異なる可能性があるので、山上駅発の最終便は公式時刻表で必ず確かめてください。確認先は六甲ケーブル公式サイト(rokkocable.com)です。

この通常ダイヤで読み取れるのは、日中はおおむね20分おきに便があるということです。紅葉期に乗り場が混んで1本見送ったとしても、次の便まで20分ほどで来る計算になります。ただし、紅葉シーズンに臨時便の増発やダイヤ変更があるかどうかは、公式では確認できていません。混雑時の待ち時間についても、公式の記載は見つかっていません。

編集部の見立て:20分間隔という数字は安心材料になりますが、紅葉の週末に「来た便にすぐ乗れる」保証にはなりません。待ち時間の公式な目安がない以上、ケーブルに乗る時刻には30分程度の余白を編集部としては持たせたいところです。これは公式の値ではなく、計画上の判断です。

六甲有馬ロープウェーは、六甲山上と有馬温泉側を結ぶ路線です。2026年は6月1日から7月17日まで年次点検のため運休していました(公式サイトkoberope.jp、2026年9月25日確認時点)。この点検はすでに終わっています。重要なのは、6〜7月の点検運休の情報を、秋の運行情報として読まないことです。10〜11月の運行時間や臨時運休については、公式の告知が見つかっていません。

六甲山へ紅葉を見に行く日の数字。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。六甲ケーブル所要=1.7km・約10分(六甲ケーブル下-六甲山上、通常時刻表基準)/有馬ロープウェー=2026年6/1〜7/17運休(年次点検、10〜11月の運休ではない)/摩耶ロープウェー=2026/9/2運行再開(8/29〜不具合で運休、9/25時点は通常運行)/神戸の日没(10月)=10/1 17:44→10/31 17:07(太陽上辺基準、国立天文台)/神戸の平年気温=10/1 22.6℃→10/31 16.9℃(1991-2020年平年値)。図の下部に「六甲山観光・国立天文台・気象庁の公表値(2026年9月25日確認)」と注記。
六甲山へ紅葉を見に行く日の数字。左に項目、右に値・条件を並べた対応表の図解。六甲ケーブル所要=1.7km・約10分(六甲ケーブル下-六甲山上、通常時刻表基準)/有馬ロープウェー=2026年6/1〜7/17運休(年次点検、10〜11月の運休ではない)/摩耶ロープウェー=2026/9/2運行再開(8/29〜不具合で運休、9/25時点は通常運行)/神戸の日没(10月)=10/1 17:44→10/31 17:07(太陽上辺基準、国立天文台)/神戸の平年気温=10/1 22.6℃→10/31 16.9℃(1991-2020年平年値)。図の下部に「六甲山観光・国立天文台・気象庁の公表値(2026年9月25日確認)」と注記。

六甲山上では、山上バスも運行しています。六甲ケーブル公式トップでは、東六甲方面と西六甲・摩耶方面の2系統の山上バスが案内されています。ただし2026年秋の時刻表と運休日は、この記事の調査範囲では確認できていません。山上バスを乗り継ぐ計画なら、ケーブルと合わせて公式サイトで時刻を見ておきます。

路線 2026年9月25日確認時点で分かっていること 紅葉期に直前確認が要ること
六甲ケーブル 1.7km・約10分。7:00発、8:00〜20:00は毎時00/20/40分、21:00発(平日12時台は00/30分) 秋の臨時ダイヤ・点検運休の有無、山上駅発の最終便
六甲有馬ロープウェー 年次点検で2026年6月1日〜7月17日に運休(終了済み) 10〜11月の運行時間・臨時運休
六甲山上バス 東六甲方面・西六甲・摩耶方面の2系統を公式が案内 2026年秋の時刻表・運休日

ケーブルやロープウェーで標高を稼いでから歩く計画は、紅葉の季節と相性がよい組み立てです。ほかの山のロープウェーと比べて、どのくらい標高差を稼げるか、山頂駅からどれだけ歩くかを横並びで知りたい場合は、紅葉登山で使えるロープウェー7本を標高差と歩行時間で並べた記事が判断材料になります。

摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー:8月末の運休と9月2日の再開を踏まえた確認

摩耶山は六甲山・摩耶山エリアの西側にあり、Feel KOBEの紅葉の目安もこのエリアをまとめて「例年10月中旬〜11月下旬」としています。摩耶山へ上がる乗り物として、摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーがあります。

2026年は、摩耶ロープウェーがシステム不具合のため8月29日から運休しました。その後、2026年9月1日付の公式発表で「2026年9月2日(水)始発より運行を再開」と告知されています(koberope.jp、2026年9月25日確認時点)。9月25日時点では通常運行に戻っています。

摩耶ロープウェーの再開日については、「8月31日に再開」とする情報も一部に見られました。この記事では、運行事業者の公式発表の本文(2026年9月1日付)にある「8月29日から運休、9月2日始発より再開」を採用しています。日付が食い違う情報に出会ったら、事業者の公式発表を正とするのが原則です。

この経緯から読み取れるのは、秋の行楽期の直前でも、不具合による突然の運休は起こりうるということです。今回は数日で再開しましたが、紅葉の週末に同じことが起きないとは言えません。10〜11月の運行時間や点検運休の告知は、2026年9月25日時点で見つかっていないので、出発の前日と当日の朝に公式サイトの運行情報を見るのが基本になります。

ロープウェーの運休は、事業者の運行判断によるものです。道路の通行止め(道路管理者の判断)や登山道の通行止め(神戸市の案内)とは、発表元も確認先も別です。「道は開いているから乗り物も動いている」とは限らないので、それぞれを個別に確認してください。

摩耶山へ乗り物で上がって、帰りを歩いて下る、あるいはその逆という組み立てをする場合、片道の乗り物が止まっていると計画全体が崩れます。とくに「帰りは乗り物で下りる」前提の計画は、運休時の下山路を歩けるだけの時間と体力を残しておかないと、日没との競争になります。乗り物を帰りに使う計画ほど、運休時の代わりの下山手段を先に決めておく価値が高くなります。

編集部の判断:8月末の運休は、紅葉期の計画を立てるうえで「乗り物は止まることがある」と思い出させてくれる出来事だったと受け止めています。乗り物を帰りの足に使うなら、止まったときに歩いて下りる道と時間を、出発前に1本決めておくことを勧めます。

  • 摩耶ケーブル・摩耶ロープウェーの公式サイトの運行情報を、前日と当日の朝に見たか
  • 帰りを乗り物に頼る場合、運休時に歩いて下りる道と所要時間を決めたか
  • その道が神戸市の登山道通行止(通行注意)状況PDFで通れる扱いになっているかを確かめたか
  • 歩いて下りる場合でも、日没前に歩き終えられる引き返し時刻を決めたか

摩耶山は夜景の名所としても知られ、紅葉の日に夕方まで粘って夜景まで見たくなる人もいるはずです。ただ、紅葉を目的に日中に歩く計画と、夜景を目的に夕方から歩く計画は、灯りや撤退時刻の考え方がまったく違います。夕方以降も山にいる前提なら、乗り物の最終便と歩いて下りる道の両方を、日中の計画以上に厳しく詰めておく必要があります。

神戸の日没17:44→17:07から出す引き返し時刻

紅葉の時期の山で一番見落としやすいのが、日の短さです。国立天文台の暦計算によると、神戸の日没は2026年10月1日が17:44、10月31日が17:07です(太陽の上辺が地平線に一致する時刻、2026年9月25日確認時点)。10月の1か月で、日没が37分早まります。

数字を翻訳すると、10月上旬と下旬では、同じ時刻に歩き出しても日暮れまでの持ち時間が30分以上違う、ということです。紅葉の見頃は10月下旬以降に寄っていくので、見頃に合わせて行くほど、使える時間は短くなります。しかも日没時刻は平地の地平線で計算された値で、木々に囲まれた谷道や山の東側の斜面では、それより早く足元が暗くなります。

引き返し時刻の式:引き返し時刻=日没時刻−余裕時間−引き返してから歩き終えるまでの時間。歩き終える地点は、乗り物の駅やバス停など「山の外に出られる場所」とします。余裕時間の長さは公式値ではないので、自分で決めて書き出しておきます。

具体例で考えます。10月31日に歩くとして、日没は17:07です。余裕時間を1時間と決めると、17:07から1時間を引いて16:07までに歩き終える必要があります。引き返し地点から駅までが1時間30分かかる道なら、16:07から1時間30分を引いて、14:37が引き返し時刻になります。ここで使った「1時間」「1時間30分」は計算の例で、実際には自分の歩くコースの公式の区間値を入れてください。

11月に入ると日没はさらに早まりますが、神戸の11月の日没時刻は、この記事の調査範囲では取得できていません。11月に行く場合は、国立天文台の「こよみの計算」(eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/)で、行く日の神戸の日没時刻を自分で確認してから計算してください。

乗り物の最終便と日没のどちらが先に来るかも見ておきます。六甲ケーブルの通常ダイヤの表示では21:00発の便があるので、10月の日没より最終便のほうがずっと遅い計算です。つまり六甲ケーブルを帰りに使う場合、日中の山歩きの制約になるのは最終便ではなく日没のほうだ、と読めます。ただし山上駅発の最終便が何時かは、公式時刻表で必ず確かめてください。

編集部の見立て:秋の六甲山は街から近いぶん、「暗くなっても街の灯りがあるから大丈夫」と考えがちです。ただ、谷や森の中では街の灯りは足元を照らしてくれません。日没の時刻は「街が暗くなる時刻」ではなく「山の中が見えにくくなり始める時刻」と捉えるほうが、計画としては堅いと考えています。

日没から逆に時間を割り付ける考え方は、六甲山に限らず秋の山すべてに使えます。月ごとの日没の早まり方や、引き返し時刻を決める手順をもう少し詳しく知りたい場合は、秋に早まる日没の月別早見表と引き返し時刻の出し方をまとめた記事が参考になります。

日没に間に合わなかったときの備えとして、ヘッドライトと防寒着を1枚ずつ、荷物に入れっぱなしにしておくと安心です。紅葉の撮影機材や飲み物も加えると、日帰りでも小さな荷物には収まりにくくなります。ミレーの「サースフェー NX 30+5」は、商品名のとおり30Lに5Lの拡張を加えた容量のザックで、防寒着やライトを常に入れておきたい日帰りの人に向きます。背面の長さなどの適合は商品ページで確認してください。

山上の遊歩道や紅葉谷で滑らない靴と、冷えに備える上着の選び方の基準

紅葉を見に六甲山へ行く日の装備は、「濡れた落ち葉の道で滑らない足回り」と「山上の風と冷えに備える上着」の2つに集約できます。まず気温の手がかりから見ます。気象庁の1991〜2020年の平年値では、神戸の日平均気温は10月1日が22.6℃、10月31日が16.9℃です(2026年9月25日確認時点)。

この数字は神戸の市街地の観測点のもので、六甲山上の気温ではありません。六甲山上の平年値は、この記事の調査範囲では示せていません。一般に、標高が上がるほど気温は下がり、稜線や展望の開けた場所では風で体感がさらに下がります。市街地の平年気温は「山上ではこれより低い」という上限の目安として読むのが適切です。11月の神戸の平年気温は取得できていないため、気象庁の平年値ページで確認してください。

編集部の見立て:10月の神戸の平年値だけ見ると、まだ上着の要らない季節に見えます。ただ、ケーブルの待ち時間や展望地での休憩のように、汗をかいたあとに動かない時間が紅葉の日には多くなります。気温の数字より、止まっている時間の長さで上着を決めるほうが外しにくいと考えています。

何を基準に選ぶかを先に書きます。靴は、濡れた落ち葉や石の上で足裏が滑らないこと、そして谷沿いの道で足を濡らしにくいことを優先します。上着は、風を止める1枚、雨を止める1枚、保温の1枚を分けて考え、その日の予報と歩く場所に合わせて組み合わせます。重さや収納サイズは商品ページの公表値で比べ、自分のザックの容量に収まるかを確かめてください。どれか1枚ですべてを済ませようとしないのが、秋の低山の装備の考え方です。

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パタゴニア ベター・セーター・ジャケット(25528) フリースジャケット 10月下旬以降の保温・夕方の冷え込み

山上の遊歩道や施設のまわりを中心に歩き、ハイカット靴ほどの足首の固定は要らないが滑りにくさと水への強さは欲しい、という人には、KEENの「PYRENEES(ピレニーズ)」が候補になります。商品名に耐水・耐滑・クッション・通気がうたわれていて、落ち葉の積もった舗装路や土の道を歩く日に合わせやすい1足です。

晴れの予報で雨具を出すほどではないが、展望地や稜線の風で体が冷えるのを防ぎたい人には、モンベルの「O.D.パーカ(1103320)」が向きます。ナイロンのウインドブレーカーで、ケーブル待ちや休憩のときにさっと羽織る用途に合います。レインウェアとの使い分けは、登山用ウィンドブレーカーをレインウェアとの違いと重量で比べた記事で整理しています。

雨の予報がある日や、風と雨を1枚で止めたい人には、パタゴニアの「トレントシェル3L」が候補です。商品名の3Lは3層構造を示すレインジャケットで、秋雨の日の紅葉歩きで上半身を濡らしたくない人に向きます。

10月下旬以降の見頃の時期に行く人や、夕方まで山上にいる予定の人には、保温の1枚としてパタゴニアの「ベター・セーター・ジャケット(25528)」が合います。フリースジャケットなので、風を止める上着の下に着て保温を足す使い方になります。

服装の決め手は、神戸の市街地の気温ではなく、山上で「止まっている時間」の長さです。ケーブルの行列、展望地での撮影、施設の見学と、紅葉の日は歩かない時間が長くなります。汗をかいたまま止まると、気温以上に冷えを感じやすくなるので、保温の1枚は荷物から外さないでください。

紅葉期の混雑をどう避けるか:公式に満車時刻の記載がないときの計画

紅葉の時期の六甲山は、ケーブルの乗り場や山上の施設、駐車場が混み合います。ここで知りたいのは「何時に着けば空いているか」ですが、2026年9月25日時点で、駐車場の満車時刻やケーブルの待ち時間について、公式の記載は見つかっていません。数字がない以上、この記事で「○時までに着けば大丈夫」とは書けません。

編集部の判断:混雑の記事では「○時までに着けば安心」という数字が好まれますが、公式の根拠なしに出した時刻は、外れたときに読者の1日を台無しにします。数字を作らない代わりに、「どこを見れば当日の混み具合が分かるか」と「混んでいたらどう切り替えるか」を渡すほうが誠実だと考えています。

それでも計画の立て方はあります。公式の値として使えるのは、ケーブルの時刻表です。六甲ケーブルは7:00発が始発で、8:00以降は20分おきに便があります(通常ダイヤの表示、2026年9月25日確認時点)。混雑の山場を避けたいなら、始発に近い時間帯に乗る、という選び方は公式の時刻表から組み立てられます。早い時間に上がれば、日没までの持ち時間も長く取れます。

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駐車場の台数・料金・満車時刻については、この記事の調査範囲では公式値を確認できていません。車で行く場合は、利用する駐車場の管理者の公式情報を事前に確認し、満車だった場合の代わりの駐車場か、公共交通への切り替えを決めておきます。路上や路肩に停めるのは、周辺の交通の妨げになるだけでなく、緊急車両の通行も妨げかねません。空いている駐車場が見つからなければ、その日は公共交通に切り替えるか、別の日に回すのが筋です。

施設の駐車場を、施設を利用しない登山目的で使ってよいかは、施設ごとに扱いが異なります。この記事では、六甲山の各施設の駐車場について登山者の利用可否の公式記載を確認できていません。停める前に、その駐車場の利用条件を管理者の公式情報で確かめてください。

  • 公共交通で行けるなら、車より公共交通を第一候補にしたか
  • ケーブルの始発(7:00発)に近い便を使う計画を検討したか
  • 土日祝を避けられる場合、平日に候補日を寄せたか
  • 混んでいた場合の第2の行き先(山上/有馬温泉側/摩耶山)を決めたか
  • 車の場合、満車時に路上駐車せず引き返す判断を事前に決めたか

曜日と時間帯の選び方、混雑しにくい山の選び方は、六甲山に限らず紅葉の季節全体に共通する話です。考え方の全体像は、紅葉登山の混雑を時間帯・曜日・山の選び方で避ける方法をまとめた記事に整理しています。六甲山の場合は、その考え方にケーブルの時刻表と日没時刻を当てはめると、当日の段取りが具体的になります。

混雑の中で待つ時間は、体が冷えやすい時間でもあります。登りで汗をかいたあとに行列に並ぶと、肌に張り付いた汗が冷えて、体温を奪います。肌に触れる1枚を速乾性のものにしておくと、この冷えを抑えやすくなります。モンベルの「ジオライン L.W. Tシャツ(1107484)」は、商品名に軽量・速乾をうたう半袖Tシャツで、歩いて汗をかいたあとに乗り物や施設で待つ時間が長い紅葉の日に、肌着として選びやすい1枚です。

有馬温泉側で紅葉を見る:瑞宝寺公園ともみじ祭り2026の確認方法

六甲山の北側、有馬温泉側も紅葉の名所として知られています。とくに瑞宝寺公園は、紅葉の季節にもみじ祭りが開かれる場所として紹介されることの多い公園です。六甲有馬ロープウェーで六甲山上とつながっているので、山上で紅葉を見たあとに有馬温泉側へ下りる、という組み立ても考えられます。

ただし、有馬温泉・瑞宝寺公園のもみじ祭りの2026年の開催期間は、2026年9月25日時点で公式に発表されていません。公的機関や観光協会の公式発表を、この記事の調査範囲では確認できていないためです。祭りの日に合わせて行きたい場合は、Feel KOBEの新着情報(feel-kobe.jp/news)と有馬温泉観光協会の公式サイトで、10月以降の発表を待ってください。

編集部の見立て:祭りの日程は、紅葉そのものの見頃とは別に決まるものです。祭りの日と見頃が重なるとは限らないので、「祭りに行く」のか「紅葉を見に行く」のか、自分の目的を1つに絞っておくと、日程の決め方がぶれません。

有馬温泉側の見頃の日付は、同じ条件で比べられる公式データが見つかっていないため、この記事では書きません。当てはめられるのは、六甲山・摩耶山エリア全体の例年の目安「10月中旬〜11月下旬」(Feel KOBE)までです。一般に、低い場所ほど色づきは遅くなるので、山上より後の時期に候補日を置くのが自然な読み方です。ただし、これは一般則であって有馬温泉側の公式値ではありません。

瑞宝寺公園の開園時間や、祭り期間中の交通規制・臨時駐車場の有無も、2026年分は確認できていません。祭りの期間中は周辺の道路や駐車場の扱いが普段と変わることがあるので、日程の発表と合わせて交通の案内も確認してください。

六甲有馬ロープウェーを使って山上と有馬温泉側を行き来する計画では、ロープウェーの10〜11月の運行時間と臨時運休を確かめることが前提になります。先に触れたとおり、2026年6月1日〜7月17日の年次点検運休は終わっていますが、秋の運行時間は公式で見つかっていません。ロープウェーが動いていない日に有馬温泉側へ下りる計画を立てると、下山の手段がなくなります。

確認する項目 2026年9月25日時点 確認先
もみじ祭り2026の日程 未発表 Feel KOBE新着情報・有馬温泉観光協会公式サイト
有馬温泉側の見頃 地点別の公式値は見つからない(エリア全体は例年10月中旬〜11月下旬) Feel KOBE・六甲山観光の新着情報
六甲有馬ロープウェーの秋の運行 6/1〜7/17の点検は終了。10〜11月の運行時間は未確認 koberope.jp

温泉と紅葉を組み合わせる日は、帰りの時刻が遅くなりがちです。山上から有馬温泉側へ下りて温泉に入る計画なら、日没の前に山の区間を終えておけば、温泉街に着いてからの時間は日没に縛られません。山の区間と温泉街の区間を分けて時間を組むと、日没の制約が山の中だけで済みます。

紅葉を撮るときの場所取りとマナー:登山道と施設で気をつけること

紅葉の季節は、写真を撮る人が一気に増えます。登山道の途中や展望地で立ち止まる人が多くなると、それだけで道が詰まり、すれ違いの危険も増えます。撮影で気をつけたいのは、機材の設定よりも「どこで止まるか」です。

登山道の上で三脚を広げたり、道の真ん中で立ち止まったりすると、後ろから来る人の通行を妨げます。撮影するときは、道の端の広い場所や、展望地のように人がよけられる場所を選びます。撮りたい場所が道幅の狭いところなら、人の流れが途切れるのを待ってから短く撮るのが、紅葉期の登山道のふるまいです。

よい構図を求めて、登山道を外れて斜面に踏み込んだり、柵を越えたりしないでください。落ち葉の積もった斜面は足場が見えにくく、滑落の危険があります。植生を踏み荒らすことにもなります。施設の中では、施設ごとの撮影ルールに従ってください。

編集部の見立て:紅葉の写真で差がつくのは、機材より光の向きと時間帯だと考えています。ただし、光を待って夕方まで粘ると、日没との競争になります。撮影の日ほど、引き返し時刻を先に決めてから、残りの時間で撮る順番にしておくのがよいと判断しています。

紅葉の色をきれいに写すうえでは、葉の表面の反射をどう扱うかが効いてきます。偏光(PL)フィルターで反射を抑えると、色が濃く写ることがあります。撮影のコツと登山道のマナーをまとめて確認したい場合は、紅葉の撮影でPLフィルターを使って反射を消すコツと登山道のマナーをまとめた記事が役に立ちます。

撮影の日は、しゃがむ、膝をつく、斜面の手前で踏ん張る、といった動作が普段の山歩きより増えます。足さばきの邪魔にならないパンツを選んでおくと、撮影のために無理な姿勢をとる場面でも体を動かしやすくなります。ザ・ノース・フェイスの「クライムライトジップパンツ」は、しゃがむ・膝をつく動作の多い撮影目的の日に、動きやすさを重視してパンツを選びたい人の候補です。素材や裾のジップの仕様は商品ページの記載で確認してから選んでください。

  • 撮影で立ち止まる場所は、道の端の広い場所か展望地にしたか
  • 登山道を外れて斜面や柵の外に出ない、と決めたか
  • 施設の中で撮る場合、その施設の撮影ルールを確認したか
  • 光を待つ場合でも、引き返し時刻を先に決めてあるか

コースの難易度と周遊の組み立ては別に判断する:紅葉の日に決めること

ここまで、紅葉の時期・道路と登山道の状況・乗り物・日没・混雑を見てきました。最後に残るのが、「どのコースを歩くか」です。この記事ではコースの難易度そのものは扱いません。六甲山のコースごとの難易度の違いと、途中で降りられる手段の考え方は、六甲山の登山をルート別の難易度差と途中で降りる手段から判断する記事にまとめています。

紅葉の日にコースを決めるときは、普段のコース選びに3つの条件が加わります。1つめは、神戸市の登山道通行止(通行注意)状況PDFで、そのコースが通れる扱いになっているか。2つめは、日没から出した引き返し時刻までに、そのコースを歩き終えられるか。3つめは、ケーブルやロープウェーが止まっていたときに、歩いて下りられる道があるか、です。

紅葉の日のコース選びの順番:①登山道PDFで通れるか → ②日没から引き返し時刻を出す → ③乗り物が止まったときの下山路を決める → ④残りの時間で歩けるコースを選ぶ。コースを先に決めて時間を後から当てはめるのではなく、時間と通行可否を先に決めてからコースを選ぶのが、日の短い紅葉期の順番です。

乗り物を組み合わせた周遊の計画は、紅葉の季節には魅力的です。ケーブルで上がり、山上で紅葉を見て、ロープウェーで有馬温泉側へ下りる、といった組み立てができます。ただしこの形の計画は、乗り物が1つでも止まると成り立ちません。乗り物の秋の運行時間と臨時運休が、2026年9月25日時点で公式に見つかっていない以上、周遊の計画には「止まっていたら引き返す」という分岐を入れておく必要があります。

編集部の判断:紅葉の日は「あれもこれも見たい」と行程が長くなりがちです。ただ、日没が早く、乗り物の運行も直前まで確定しない季節なので、欲張るほど計画は崩れやすくなります。見たい場所を1〜2か所に絞り、残りは次の週末に回すくらいの余裕が、この時期の六甲山には合っていると考えています。

神戸市の「登山を楽しむ」ページは、登山道の状況PDFへの入口であると同時に、クマの出没に関する掲載の確認先でもあります。コースを決める日の朝に、このページを1回開くだけで、登山道の通行止・通行注意とクマの情報をまとめて確認できます。

コースを決めたら、そのコースの公式の区間値を書き出し、日没から出した引き返し時刻と並べておきます。引き返し時刻の地点に着いた時点で、予定の半分以上を歩けていなければ、そこで引き返す。この1つの決まりを出発前に決めておくだけで、紅葉に夢中になって時間を忘れる事態を防げます。

出発前日と当日の朝に見る確認先のまとめ

この記事で繰り返し出てきたとおり、六甲山の紅葉期の情報は、2026年9月25日時点で「まだ発表されていないもの」が多く残っています。最後に、出発の前日と当日の朝に見る確認先を1か所にまとめます。記事の数字は時間とともに古くなるので、ここに挙げた公式のページが常に正です。

確認すること 確認先 見るタイミング
2026年の紅葉の現況 六甲山観光(rokkosan.com)・Feel KOBE新着情報 10月以降は週1回、前日
登山道の通行止・通行注意 神戸市「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」PDF 前日と当日の朝
道路の通行止め 神戸市 通行止め情報ページ 前日と当日の朝
六甲ケーブル・山上バス 六甲ケーブル公式サイト(rokkocable.com) 前日と当日の朝
六甲有馬・摩耶のロープウェー koberope.jp 前日と当日の朝
日没時刻 国立天文台 こよみの計算 計画を立てる日

この表のうち、前日と当日の朝の2回見るものが4つあります。前日に見るのは、計画そのものを変えるかどうかを決めるためです。当日の朝に見るのは、前日の夜から朝にかけて出た変更を拾うためです。とくに登山道のPDFと乗り物の運行情報は、天候や設備の不具合で当日に変わることがあるので、2回とも見ておきます。

確認先のページが開けなかったり、PDFが更新されていなかったりしても、「変更がない」とは限りません。情報が確認できなかった項目は、「分からないもの」として扱い、その項目に頼らない計画に切り替えてください。

確認先を6つも並べると多く見えますが、ブックマークしておけば前日に5分、当日の朝に5分で済む量です。現地で通行止めや運休を知って引き返す1日に比べれば、この10分は小さな手間です。

確認の結果、行き先を変える必要が出たときのために、第2候補を決めておきます。紅葉谷道が通行止なら山上の施設や遊歩道へ、ロープウェーが止まっていればケーブルで上がれる範囲へ、山上が混んでいれば有馬温泉側や摩耶山へ、という切り替えです。第2候補があれば、朝の確認で予定が崩れても、その日の紅葉をあきらめずに済みます。

よくある質問

Q. 六甲山の紅葉2026の見頃はいつですか?

A. 2026年の見頃の予報・現況は、2026年9月25日時点で六甲山観光・神戸市・Feel KOBEのいずれからも発表されていません。例年の目安としては、Feel KOBEが六甲山・摩耶山エリア全体を「例年10月中旬〜11月下旬」と案内しています。六甲高山植物園に限ると、2023年の発表で「10月中旬〜11月中旬、ピークは10月下旬〜11月上旬」です。どちらも2026年の予報ではないので、10月以降に公式の新着情報で確認してください。

編集部の見立て:「いつ見頃か」の答えは、今の時点では「例年の目安で候補日を絞り、10月に公式で確かめる」という手順そのものだと考えています。日付を1つに決めるのは、発表が出てからで遅くありません。

Q. 紅葉谷道は今、歩けますか?

A. この記事では断定できません。神戸市の「登山を楽しむ」ページは「登山道の通行に支障のある箇所があります」としており、個別区間の状況は「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」PDFに掲載されています。紅葉谷道を歩く予定なら、このPDFを出発の前日と当日の朝に確認してください。

Q. 六甲ケーブルは紅葉の時期に臨時便がありますか?

A. 2026年秋の臨時ダイヤ・点検運休の告知は、2026年9月25日時点で公式に見つかっていません。通常ダイヤは、7:00発、8:00〜20:00は毎時00分・20分・40分、21:00発(平日12時台は00分・30分)です。紅葉期の運行は、六甲ケーブル公式サイトで直前に確認してください。

Q. 摩耶ロープウェーは動いていますか?

A. 摩耶ロープウェーはシステム不具合のため2026年8月29日から運休し、2026年9月1日付の公式発表で「2026年9月2日(水)始発より運行を再開」と告知されました。9月25日時点は通常運行です。10〜11月の運行時間や点検運休は公式で見つかっていないため、出発前にkoberope.jpで確認してください。

編集部の判断:摩耶ロープウェーが夏の終わりに一度止まったことは、紅葉期の計画でも頭に置いておきたい事実です。乗り物を帰りの足にするなら、歩いて下りる道を1本決めてから出かけてください。

Q. 有馬温泉のもみじ祭り2026はいつですか?

A. 有馬温泉・瑞宝寺公園のもみじ祭りの2026年の開催期間は、2026年9月25日時点で公式に発表されていません。Feel KOBEの新着情報と、有馬温泉観光協会の公式サイトで発表を確認してください。

Q. 10月の六甲山で、何時までに歩き終えればいいですか?

A. 神戸の日没は2026年10月1日が17:44、10月31日が17:07です(国立天文台)。引き返し時刻は「日没時刻−余裕時間−引き返してから歩き終えるまでの時間」で出します。木々に囲まれた谷道は日没より早く暗くなるので、余裕時間は自分で決めて、出発前に書き出しておいてください。

まとめ:今日やることは1つ

六甲山の紅葉2026は、2026年9月25日時点で見頃の予報も現況も発表されていません。使えるのは、Feel KOBEの「例年10月中旬〜11月下旬」(エリア全体)と、六甲高山植物園の2023年発表の目安です。紅葉谷道の通行可否、ケーブルとロープウェーの秋の運行、有馬温泉のもみじ祭りの日程も、今の時点では公式に確定していません。

編集部の見立て:2026年の六甲山の紅葉は、情報が出そろう前に予定を固めるほど外しやすい状況です。今日のうちに確認先をそろえておけば、発表が出た瞬間に動けます。

だから今日やることは1つです。よくある質問の直前に表で並べた確認先を、今日のうちにブックマークしておく。それだけで、10月に発表が出たときにすぐ気づけて、出発の前日と当日の朝の確認も10分ほどで済みます。

  1. 今日:六甲山観光・Feel KOBE・神戸市の登山道PDF・道路の通行止め情報・六甲ケーブル・koberope.jpをブックマークし、例年の目安から候補の週末を2〜3つ決める
  2. 10月に入ったら:公式の新着情報を週1回見て、2026年の紅葉の現況が出たら候補日を1つに絞る。行く日の日没時刻から引き返し時刻を出す
  3. 前日と当日の朝:登山道PDF・道路・乗り物の運行を確認し、1つでも止まっていれば第2候補の行き先に切り替える

編集部の判断:紅葉は1週間ずれても見られますが、通行止めや運休で引き返した1日は戻ってきません。2026年の六甲山は、確認を先に済ませた人ほど、落ち着いて紅葉を見られる年になると考えています。

出典

  • 神戸市「登山を楽しむ」(2026年9月25日確認)https://www.city.kobe.lg.jp/a17526/kanko/leisure/mountain/index.html
  • 神戸市「六甲山系登山道通行止(通行注意)状況」PDF(2026年9月25日確認)https://www.city.kobe.lg.jp/documents/4281/r80907tsuukoudome.pdf
  • 神戸市 通行止め情報(2026年9月25日確認)https://www.city.kobe.lg.jp/z/kensetsukyoku/tsukodome.html
  • 六甲ケーブル 公式サイト(2026年9月25日確認)https://www.rokkocable.com/
  • 六甲有馬ロープウェー 年次点検運休のお知らせ(2026年9月25日確認)https://koberope.jp/?p=6230
  • 摩耶ロープウェー 運行再開のお知らせ(2026年9月25日確認)https://koberope.jp/news/maya/post-6272
  • Feel KOBE 神戸の紅葉特集(2026年9月25日確認)https://www.feel-kobe.jp/feature/kobe-autumn-leaves/
  • Feel KOBE 新着情報(2026年9月25日確認)https://www.feel-kobe.jp/news/
  • 阪神電気鉄道 プレスリリース(六甲高山植物園の紅葉・2023年発表、2026年9月25日確認)https://www.hanshin.co.jp/press/detail/001622.html
  • 六甲山観光 公式サイト(2026年9月25日確認)https://www.rokkosan.com/
  • 国立天文台 こよみの計算 2026年 神戸の日の出入り(10月)(2026年9月25日確認)https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2026/s2910.html
  • 気象庁 過去の気象データ 神戸 日別平年値(10月)(2026年9月25日確認)https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/nml_sfc_d.php?block_no=47770&day=14&month=10&prec_no=63&view=p1s&year=

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